サンデーモーニング出演 ― 2011/02/20 10:23

リビア:治安部隊 3日間で84人を殺害 ― 2011/02/21 16:11
February 18, 2011
(ニューヨーク)デモがあったリビアの数都市で、政府の治安部隊は3日間で少なくとも84人を殺害した。ヒューマン・ライツ・ウォッチは地元の病院スタッフおよび目撃者との電話インタビューに基づいて発表した。
リビア政府当局はただちに非暴力のデモ隊への攻撃を停止し、親政府武装グループによる攻撃からデモ隊を守るべきである。
数千人ものデモ隊はリビア東部の都市、ベンガジ、ベイダ、アジュダビヤに集結した。前日に、平和的なデモに対する武力による攻撃が行われ、ベンガジで20人、ベイダで23人、アジュダビヤで3人、そしてダルナで3人が殺されている。病院関係者がヒューマン・ライツ・ウォッチに語った情報によれば、治安部隊は2月18日にベンガジで35人を殺害、ほぼすべて実弾の銃撃によるものだった。
続きは → http://www.hrw.org/ja/news/2011/02/18/3-84-0
Just Givingで寄付チャレンジ開始!!泳いで考える難民のこと~ポーク海峡60km分/月 ― 2011/02/22 21:35
先週から新しいチャレンジを始めました!
毎日続けることで寄付を募るチャリティ「JustGiving」です。チャレンジャーが寄付したい団体を宣言してチャレンジを毎日続けることで、それに共感した人々から寄付を募る、という新しいシステムです。
ヒューマンライツウォッチは世界中の人権を守るために、報道や調査をする活動をしています。その中の一つに、スリランカの内戦における人権侵害の調査もあります。
チャレンジの内容は、ポーク海峡(スリランカとインドの間にまたがる )60km分を1カ月の合計で泳ぐことです。海峡を船で渡って逃げる難民の思いを、泳ぐことで考える時間にしたいと思います。
5月に出場するマスターズの24歳以下1500m自由形の日本記録も目指したいと思います。
私のチャレンジを楽しんで応援してもらえれば嬉しいです。
応援してくれる皆さんは、『このチャレンジに寄付する』をクリックしてください!
よろしくお願いします。
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HRWは各国政府から独立した調査、提言を行うために政府からは援助を受けず、寄付をもとに活動をしています。
皆さまからの寄付が集まれば、
10万円で証言を集めた報告書の出版が可能になります。人権弾圧を続ける政府も無視できない力になります。
100万円で緊急調査ミッションを実現できます。紛争下の市民を守ることが可能になります。
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ぜひ私共のチャレンジを見守って頂けたら幸いです。
なつhttp://justgiving.jp/c/1295
そしてインターンの私たち以外にもチャレンジをしてくださったskonomiさん、本当にありがとうございます!
また、チャレンジの経過報告もこのブログや私のツイッター(http://twitter.com/#!/nsksnr)でさせていただきますのでお楽しみに!
東京大学グローバル・リーダーシップ寄附講座 ― 2011/02/23 10:25
JustGiving チャレンジ:リビアなど世界中の民衆デモに対する武力弾圧を止める! ― 2011/02/23 13:33
チュニジア、エジプト、そしてリビアなどの独裁国家でも、人びとが勇気をもって自由と人権と尊厳を求めて立ち上がっています。
私の使命は、人間としての当たり前の要求を、非暴力で訴えている人々への弾圧を止めること。
私は、世界中の弾圧の実態を伝えるヒューマン・ライツ・ウォッチの英語ニュースをできるだけ日本語に翻訳し、日本政府や日本のメディアに届けます。そして、日本政府にも、しっかり、弾圧をやめるよう声をあげ、行動するよう求めていきます。
そのため、ヒューマン・ライツ・ウォッチの日本代表として、ジャストギビングで20万円の寄付を集めるチャレンジをはじめました!そのご寄付をもとに、中東で身を危険にさらしながらがんばっているHRWの調査員たちが情報を拡散できるよう支援していきたいと思います!
どうぞこちらをクリックお願いします!
http://justgiving.jp/c/1382
中国人権弁護士来日!:2/28講演会(我々はどう冤罪と向き合うべきか―足利事件を再検証する―)のご案内 ― 2011/02/24 13:23
10:30-12:00 佐藤博史弁護士による講演(中国語の逐次通訳含む)
12:00-13:00 昼食
13:00-14:30 ディスカッション
我々はどう冤罪と向き合うべきか
―足利事件を再検証する―
足利事件とは、1990年5月12日(土)、栃木県足利市内のパチンコ店で、父親と来店していた真実ちゃん(当時4歳)が行方不明になり、翌13日、近くの渡良瀬川の河川敷で死体で発見された幼児わいせつ目的誘拐・殺人・死体遺棄事件です。
菅家利和さんは犯人として逮捕起訴され、実刑が確定して服役していましたが、遺留物のDNA型が一致しないことが2009年5月の再鑑定により判明し、その後の再審で無罪が確定しました。警察庁と最高検察庁は、無罪判決から6日後の4月1日、それぞれ検証結果報告書を発表し、DNA鑑定を過大評価し、虚偽の自白をさせただけでなく、その吟味も不十分だったとし、一応の防止策を示しました。
しかし、足利事件の悲劇を繰り返さないためには、それだけでは不十分とはいわざるを得ません。菅家さんの弁護を担当した佐藤博史弁護士は、遺留物である真実ちゃんの半袖下着のDNA再々鑑定と菅家さんに対する取調べテープの心理学鑑定が必要だと主張しています。
「臭いものに蓋」をしてしまうのではなく、事実を直視して学ぼうとしなければ、刑事司法の闇に光が差すことはありません。我々は冤罪とどう向き合うべきでしょうか。本研究会では佐藤博史弁護士をお迎えし、足利事件を再検証します。
なお、研究会には日本の司法の問題を学習するために来日中の中国の草の根で活躍する弁護士や大学教授、メディア関係者も参加します。中国でも近年、重大な冤罪事件が発生していますが、冤罪防止は各国が真剣に取り組むべき共通の課題です。この分野で活躍する中国の専門家たちとの活発なディスカッションに、皆さんも参加しませんか?
ニュースの深層:「ビルマ 軍服を脱いだ民主化とスー・チーさん」 ― 2011/02/25 19:42

香苗さんが水曜日を担当してるニュースの深層。今回は、ビルマ研究の第一人者、根本敬先生(上智大学教授)をお迎えしました。
アラブ諸国で反政府デモが相次いでいますが、2007年9月にもビルマで大規模なデモ行進が起こったのをみなさま覚えていますでしょうか?行列を連ねた僧侶たちのその鮮やかな僧衣の色から「サフラン革命」と呼ばれました。そして昨年の11月、20年ぶりにビルマで選挙が行われました。その後初めての国会が、1月31日から開会しました。
軍関係の議席が85%を占めているのはなぜか。
その残りの15%である野党はどのような位置づけなのか。
選挙に参加したスーチーさんが率いるNLDの分派であるNDFとは。
国会で決まった大統領はどのような人物なのか。
軍政から民政の移行の実態とは。
スーチーさんは今どうしているのか。
NLDが経済制裁を支持する訳とは。
少数民族の問題。
隣国、アメリカ、日本、それぞれのビルマとの関わり方。
なかなか報道されないビルマの内情、根本先生の分析。貴重な議論がされた回となりました。
再放送の日程はこちからどうぞ。
次回もお楽しみに!毎週水曜、朝日ニュースターで午後8:00~8:55です!

Just Givingー毎週40時間、勉強時間を確保!- ― 2011/02/26 11:18
Just Giving -目標45パーセント達成!! ― 2011/02/27 11:27
一昨日(2月23日)より始めている私(土井)のJust Giving のチャレンジ。。。
「リビアなど世界中の民衆デモに対する弾圧を止める(http://justgiving.jp/c/1382)」
おかげさまで、今日までに31人の方からご支援頂き、目標の20万円まで45%達成しております!!
20万円あれば、集めた情報やニュースを報告書にして発表することができます。
まだまだ混迷の続く、中東情勢。
皆様にHRWの得た情報を早くお伝えできるよう頑張ってまいります!!

ニュースの深層:「シリーズ 冤罪は晴れるのか① 布川事件の真実」 ― 2011/02/28 10:17

香苗さんが水曜日を担当している生放送のニュース討論番組「ニュースの深層」。今回は布川事件を取り上げました。
布川事件をみなさまご存知でしょうか?
1967年に茨城県で起こった強盗殺人事件です。逮捕されたのは、当時20歳だった桜井昌司さんと杉山卓男さん。無期懲役を言い渡され、お二人は1996年まで獄中で過ごしました。しかし、これは所謂「冤罪」事件だったのです。
足利事件で17年間獄中にいた菅家利和さんが再審で無罪になり、「冤罪」が世間で大きな注目を浴びました。
29年間刑務所にいた桜井さんと杉山さんは、14年前に仮釈放され、再審請求をしてきました。2009年に再審開始が決定され、今年の3月に、ついに再審判決が下されます。
そして、仮釈放からの14年間を井手洋子監督が記録しました。そのドキュメンタリー映画が『ショージとタカオ』です。
今回の「ニュースの深層」は、桜井さん(ショージ)、杉山さん(タカオ)、井手監督をお迎えしました。
29年間の獄中生活の心境、逮捕されたときの取調べの有り様、常に疑われる苦しさ、そして、日本国民救援会(冤罪で捕まっている人たちを支援するボランティア団体)の存在。出てきて感じたタイムスリップ、普通の生活に慣れる葛藤、再審を求める運動の日々。
