中国:人権弁護士とその親族を解放せよ2011/03/01 15:18

インターンの石川です。

本日はお願いがあってブログを更新しています。

先週から中国で著名な弁護士の方々3名が強制失踪しています。唐吉田(Tang Jitian)さん、滕彪(Teng Biao)さん、江天勇(Jiang Tianyong)さんの3名です。それぞれ、先週北京市内で公安当局員に連行されたまま消息を絶っています。当局は3氏の家族に対し何の理由も正式な通知もしておらず、3氏は虐待と拷問に遭う危険性が高いと考えられています。

現在中東で民主化の動きが起きていますが、隣国中国で起きていることに対して、私たちは声を上げるべきではないでしょうか。もしこのブログを見た方はできることでかまいません。Twitterやブログで事実を知らせてください。皆さんの力が必要です。

 

中国においても、市民が国家に対して自国の法律を遵守するよう希求する声は日に日に増しています。しかし、それに対する政府の返答は、弁護士を恣意的に逮捕し有名な活動家とその家族を不法かつ無期限に拘束することなのです。(ヒューマン・ライツ・ウォッチ、アジア・アドボカシー局長ソフィー・リチャードソより。)

3名の活動家は皆、維権(Weiquan)という「権利擁護」運動をリードする指導者的地位にある弁護士です。3氏が権力乱用、誤審による有罪判決、不当な土地接収といった、当局が政治的に微妙な懸案とする事件から、手を引こうとしないことへの報復として、司法当局はその処分を行ったとみられています。そのうち滕氏、江氏の2名の拘束は、自宅軟禁状態にある盲目の独学の法律活動家・陳光誠(Chen Guangcheng)さんの解放を求める動きを見せたことによるものです。

警察は、北京五輪の準備と時を同じくして、中国の人権活動家への拉致・暴行や報復措置として家族への脅迫などを行い、批判者を脅したり強制失踪させるという犯罪的手法に訴えることさえ多くなってきています。

本来明日から日本に来て講演して下さることになっていた3名の弁護士の方々の無事を祈るとともに、自分の範囲でかまいません。この事実に対して声を上げてくだされば、幸いです。

 

お誘い = シンポ:難民と生きる社会を考える、大学や企業の役割2011/03/02 12:47

皆様こんにちは!

私(土井)の出演しているニュースの深層や、このブログでも紹介している大学の難民入学制度など、難民支援を考えるシンポジウムが開催されます。
(以前のブログはこちら→ニュースの深層打ち合わせ編本番編)

今回のシンポジウムには、ヒューマン・ライツ・ウォッチとして私がモデレーターを務めさせていただくのですが、なんとヒューマン・ライツ・ウォッチ初代インターンの明治大学学生 岩崎新さんがパネリストとして登場します!!がんばれ!

大学、NGO、行政、そして学生の生の声が聞けるとても貴重で盛り沢山のシンポジウムとなっています。難民支援にとって何が課題か、どの様な支援をしていけばよいのか?一人でも多くの方と一緒に考えられる時間になれば、、、と思っております。


入場無料、参加申し込みも不要で一般参加可能となっております。
皆様、万障お繰り合わせの上、ふるってご参加下さい!!
(チラシは関西学院大学ホームページhttp://www.kwansei.ac.jp/event/eventlist.htmlにてご覧いただけます)

難民が社会を変える~大学、企業、行政などの果たすべき役割


●日時: 2011年03月12日(土) 13時 00分 ~15時 30分(予定) 

●場所・開催地:青山学院大学青山キャンパス総合研究所ビルディング12階大会議室        (東京都渋谷区渋谷4-4-25 地下鉄「表参道駅」B1出口より徒歩約5        分)地図はこちらです。

       難民を対象とする推薦入学制度を導入してきた大学が難民支援の現状と        課題を振り返り、企業、行政関係者らとの議論を通してさらなる支援を        考えます。

●主催:関西学院大学、青山学院大学、明治大学、国連難民高等弁務官(UNHCR)駐日事    務所
●申し込み:不要、無料、一般参加可能
●問い合わせ:青山学院大学学長室(03-3409-9612 begin_of_the_skype_highlighting              03-3409-9612      end_of_the_skype_highlighting begin_of_the_skype_highlighting              03-3409-9612      end_of_the_skype_highlighting begin_of_the_skype_highlighting              03-3409-9612      end_of_the_skype_highlighting

<プログラム概要>
13時~   共催者挨拶 伊藤定良・青山学院大学学長
      開会の辞 浅野考平・関西学院大学副学長、針谷敏夫・明治大学副学長
  【一部】 基調講演13時15分~
       中川正春・元文部科学副大臣(民主党衆議院議員)
  【二部】 パネルディスカッション 13時45分~15時30分
     (モデレーター)
      土井香苗・ヒューマン・ライツ・ウォッチ日本代表
     (パネリスト)
      針谷敏夫・明治大学副学長
      塚本俊也・青山学院大学大学院国際政治経済学研究科プロジェクト教授
      ミョウ・関西学院大学難民学生第1期生(総合政策学部4年生)ほか、大       学、企業、行政、難民支援に携わるNGO関係者など
  
      ◆セッション1「高等教育機関における難民支援」13時45分~
      ◆セッション2「難民が社会で活躍するために」14時30分~
  【閉会の辞】ヨハン・セルスUNHCR駐日事務所代表



署名を集めています【中国人権派弁護士など身柄拘束等に対して】!2011/03/03 08:40

皆さま、こんにちは。

中国では、弁護士が自宅監禁されたり、拘束されたり、闇監獄の存在が問題となっています。また、2月20日・27日に行われた「中国ジャスミン革命」集会については、当局がきびしい規制を行い、多くの若者が逮捕されています。

そうした厳しい現状のなかではありますが、3月1日まで、中国の人権弁護士・学者・ジャーナリストの方が来日されていました。しかし、5名来日予定となっていた弁護士の方も、2名は拉致され強制失踪が恐れられており(詳しくは http://www.hrw.org/ja/news/2011/02/22-1 )、2名には出国許可が出国審査の際におりず、結局1名しか来日できませんでした。隣の中国で、政府が法律無視行為=犯罪を犯していることに憤りを覚えております。

さて、このような状況下、明治大学の川島先生などの数人の大学教員、弁護士、ジャーナリストなどの方々が呼びかけを行ない(我々HRWの情報も引用されています!)、日本政府に対して、中国の人権状況改善を要請する署名を集めていることを知りました!

要請の内容は(http://gikyoudai.exblog.jp/14980034/)をご覧くださいませ。 

ご署名頂ける方は、3月3日までに
●FAX(FAX03-5978-3706)または、
●郵送(郵送の場合は、速達にして頂けますようお願い申し上げます。宛先:〒112-0012 東京都文京区大塚5丁目6番15-401号 保田・河内法律事務所内  弁護士 河内謙策)に、

 [署名用紙のサンプル]

内閣総理大臣 菅 直人 殿
外務大臣 前原誠司 殿  
私(私たち)は、「中国の人権派弁護士の身柄拘束等についての要望書」の見解を支持いたします。 私(私たち)も、上記要望書に記載された、日本政府にたいする6項目の要望を御検討いただくようお願い申し上げます。              
平成23年3月3日              
(住所または団体の事務所の所在地)             
 (肩書)              
(氏名または団体の名称)                                                                         ㊞

……………………………………………………………………   

 中国の人権派弁護士の身柄拘束等についての要望書
内閣総理大臣 菅 直人 殿
外務大臣 前原誠司 殿           
 平成23年3月3日           
子安宣邦(日本思想史研究者、大阪大学名誉教授)           
稲正樹(憲法研究者、国際基督教大学教授)           
川島高峰(アジア人権人道学会会長、明治大学准教授)           
河内謙策(弁護士)           
川人博(弁護士)           
麻生晴一郎(ジャーナリスト)  
 私たちは、さまざまな思想・信条を有してはおりますが、中国についてのニュースの中で、最近、中国政府により、逮捕や身柄拘束がなされる事件が相次いでいることに心を痛めております。
 たとえば、中国の人権派弁護士・唐吉田氏は16日に自宅から警察に連行され、同滕彪氏と同江天勇氏は19日に当局者に車に押し込まれるなどして身柄が拘束されています(このニュースは、国際的な人権団体ヒューマンライツウォッチも確認しており、間違いがないと思われます。http://www.hrw.org/ja/news/2011/02/22-1 )
 インターネット上で「中国ジャスミン革命」集会への呼びかけを転載したなどとして四川省の作家冉雲飛氏、四川省の陳衛氏や丁矛氏、黒竜江省の渺小氏、広東省の鄭創添氏、江蘇省の華春輝氏も身柄が拘束されたと伝えられております。http://sankei.jp.msn.com/world/news/110225/chn11022512340001-n1.htmhttp://sankei.jp.msn.com/world/news/110223/chn11022320110006-n1.htmhttp://twitter.com/mozhixu
さらに、2月20日•同月27日に行われた「中国ジャスミン革命」集会について、当局がきびしい規制を行い、多くの若者が逮捕されたことは、テレビの映像を通じて私たちに大きなショックを与えております。
 私たちは、ノーベル平和賞を受賞した劉暁波氏が春節にも家族と面会ができなかったということや、中国の著名な弁護士・高智晟氏が行方不明になっていることも知っております。
 私たちは、中国政府自身が「国は、人権を尊重し、保障する」と定めた中華人民共和国憲法33条3項に違反しているのではないか、と考えております。
 私たちは、中国で自由と人権が確保されることが、中国の市民と私たち日本の市民が連携して平和と共生のアジアを目指していくうえでの大前提であると思料いたします。
 最近、前原外務大臣が中国のインターネット規制につき憂慮の見解を表明されましたが、私たちはこれを歓迎いたします。また私たちは日本の政府に対し、以下の6項目を心から要望いたします。 何卒よろしく、御検討をお願い申し上げます。
[要望事項]
1 日本政府が、中国政府に対し、唐吉田氏などの人権派弁護士や人権活動家、作家冉雲飛氏を直ちに釈放するよう、申し入れること。
2 日本政府が、中国政府に対し、「中国ジャスミン革命集会」の参加を呼びかけたり、「中国ジャスミン革命集会」に参加しただけで身柄を拘束された者を直ちに釈放するよう、申し入れること。
3 日本政府が、中国政府に対し、劉暁波氏を直ちに釈放するよう、申し入れること。
4 日本政府が、中国政府に対し、高智晟氏の行方を調査し、身柄の安全と活動の自由を保障するよう、申し入れること。
5 日本政府が、中国政府に対し、インターネットをはじめとした様々なメディアの表現の自由・報道の自由を尊重するよう、申し入れること。
6 日本政府が、中国政府に対し、積極的な人権外交を展開すること。                                以上


============
詳しくは、ジャーナリストの麻生晴一郎さんのページをご覧ください
http://gikyoudai.exblog.jp/14980034




『BURMA VJ』DVD発売!!2011/03/04 10:16

みなさま、こんにちは。インターンの小田です。

私たちヒューマン・ライツ・ウォッチも、2009年10月7日に主催いたしました、第82回アカデミー賞長編ドキュメンタリー部門ノミネート作品「ビルマVJ」ー消された革命ーが、2011年2月26日、ついにDVDとして発売されました!!


VJとはビデオジャーナリスト(Video Jurnalist)の略。軍事政権によって外国人ジャーナリストの入国が厳しく制限されているビルマ(ミャンマー)に潜入し、情報を国外に伝えることは、拷問・投獄、、、など死と隣り合わせの正に命がけのこと。しかし、命がけで、情報を発信する彼らVJの存在によって、全く見えないビルマ(ミャンマー)の様子を垣間見ることができています。

今、中東を中心としたあらゆるところで、大規模なデモが起こっています。2007年のビルマ(ミャンマー)での民衆デモ。ビルマVJに寄せられたコメントの中で、イギリスのガーディアン紙も「罪深い無関心が横暴な軍事政権を支えている。VJたちの映像がそのことを証明した。」と言っていますが、どれだけ我々に情報が伝えられるか、、、で私たちの関心の程度も左右されてしまうのが現実だと感じます。

今、ビルマがどのような状況なのか、、、、ビルマ(ミャンマー)のCoI設立を願い、Just Givingのチャレンジにしていますが、一刻も早くビルマの真実を知りたい!と思います。

どうぞ、この映画をご覧になって、閉ざされた国ビルマについて、そして、ビルマの難民を難民として受け入れていない、日本のしなければならないことについて考えて頂く時間を持って頂きたいなと思います。

ビルマに関するHRWのニュースレターはこちら。
紀伊国屋書店;こちら。
amazon;こちら。


COURIER-クーリエジャポンーに掲載!2011/03/05 11:10

こんにちは。インターンの小田です。

世界1500メディアからニュースを厳選した国際ニュース月刊誌「クーリエ・ジャポン」(講談社)4月号(2月25日発売)に香苗さんのインタビュー記事が掲載されています!!
かなえさんの特集記事は、「英語勉強法」という連載企画の晴れあるvol.10。
土井式!英語勉強法のコツ として3項目。さらに、サラっと言ってのけたい英語フレーズも載っています。


書店にお立ち寄りの際に、是非手にとっていただきたいと思いますので、内容までは踏み込むことをやめますが、、、
インターンとして、かなえさんの近くでお仕事をさせて頂いている私としては「あぁぁ、確かに!!!」と、とても面白い内容でした。

インターンの中でも、群を抜いて、英語がいまひとつな私。
外国の方に、「京王線はどこですか?」と山手線乗り場で聞かれ、答えたものの理解してもらず、、、一緒に京王線までお見送り。。。なんてことをしないで「Von voyage!」と別れるべく!私もぶつぶつ初めてみます!!

皆さまも、不審でない程度で、、、、(詳しくは雑誌のほうをご覧になってから)春からの英会話手始め、レベルアップとして、実践してみてはいかがでしょうか??

LUSHから映画上映の助成を頂きました2011/03/05 17:50


インターンの石川です。安全で品質高いボディケア製品を提供して下さっているLUSH様からの助成を頂きました。ありがとうございます!http://www.lushjapan.com/
LUSHの製品である『チャリティポット』は、皆さんの購入により売上全額(消費税除く)が自然環境の保護、動物福祉、人道支援、人権擁護といった分野で草の根活動をしている団体を応援する資金として使われるチャリティのプログラムです。その助成先としてヒューマン・ライツ・ウォッチを選んで下さいました。
LUSH TIMES最新号41号の21ページに掲載があるように
http://www.lushjapan.com/lushtimes/ActiBook41/_SWF_Window.html
インドのカルカッタにある売春宿にいる子どもたちが写真という表現活動を通して成長していく姿を追ったドキュメンタリー映画、「未来を写した子どもたち」http://www.mirai-kodomo.net/2005年アカデミー賞受賞作品の上映会を開催します。
皆様チャリティポットのHPhttp://www.lushjapan.com/information/ethical/charity/index.aspをぜひご覧ください。


中東のデモが中国に与える影響について「Foreign Policy」にHRWニコラ・ベイクリンの記事掲載!2011/03/06 12:46

皆さま、こんにちは。

HRW
中国担当上級調査員の二コラ・べクイリン(Nicholas Bequelin)の記事「Wake Up and Smell the Jasmin」が、Foreign Policyに掲載されております。
内容は、中東のデモが中国に与える影響について。です。

Foreign Policyは、1970年に創刊された、政治・経済を中心に世界の動向を捉え、その根幹を成す文化や国家の発展に言及してきた評論誌です。各国の主導的立場にあるジャーナリスト・思想家らが寄稿し、現代社会の風潮、政策等を鋭い視点から分析するというコンセプトで、2003年には米国ナショナル・マガジン・アワードを受賞したとても有名な雑誌です。以前にも、ニコラの記事が掲載されております。その際、ご紹介したブログのページはこちらです。
 
Wake Up and Smell the Jasmin.
目覚めよ、そして、ジャスミンの芳香

リードは、Instead of stomping out every faint sign of unrest,Beijing should get ahead of the curve and embrace real politival change.
中国政府は、民衆の不満表明のあらゆる徴候を封じ込める現在の政策を改め、真の政治改革を受け入れ、行動を起こすべき。

本文では、中国政府の治安取り締まりが、twitterなどのソーシャル・ネットワーク・サービスにも及んでいる現状にも言及。また、中国政府はチュニジア・エジプト・リビアは失敗した権威主義政権であり、中国は成功しているため、一連のデモの影響は飛び火しないと考えていると指摘しています。しかし、国内治安維持の予算が国防予算とほぼ同額という事実は、情報コントロールの弱体化に直面した中国政府が、市民活動家や抗議デモの鎮圧に向け、国内治安組織をさらに強化する危険性を示しているとも指摘しています。

ニュースの深層:「薬物使用は『悪』なのか?」2011/03/07 13:19

みなさま、こんにちは。インターンの湯村です。香苗さんが水曜日を担当している「ニュースの深層」。3月2日の放送は、薬物問題をテーマに、慶応義塾大学教授の樽井正義さんをお迎えしました。樽井さんは、哲学・倫理学が専門の先生で、エイズ&ソサエティ研究会議の副代表でもあります。
         左から アシスタントの前田真里さん、香苗さん、樽井さん

薬物と人権。一見分かりにくい2つの問題の関係を、55分間のライブ討論でお届けしました。

日本では、薬物の生涯経験率が2~3%。それに比べ、ヨーロッパでは20~30%、アメリカでは約40%。薬物問題が深刻な海外で、今注目されている制度が「ハームリダクション」(薬物使用に伴う危害を少なくする)です。

薬物使用の重大な側面は、その死亡者数です。死亡者の多くは、過剰摂取や注射器の使い回しによるAIDs感染なのです。この対策として、「ハームリダクション」を20年前に導入した国がスイスです。

具体的には、注射器の交換、情報と相談の提供、経口薬物への薬物代替などを行いました。注射器の使い回しを防ぐために、無料で新しい注射器と交換。薬物使用者の孤立を避け、スタッフと話せるようにし、情報や相談を提供。注射式のヘロインからシロップ状で口から摂取するメサドンに代えることによって、AIDsを防ぐことができるようになったのです。

薬物使用を促進しているのではないかという批判がされるものの、スイスの他にも台湾などでも「ハームリダクション」の成功がみられています。日本は薬物使用が他国に比べて低いのですが、「ハームリダクション」を国際的な場で批判しています。今月開催される国連麻薬会議での日本の言動が注目されます。

2万人が薬物使用で刑務所に入れられているものの、健康問題として治療を受けているのがその100分の1である2百人しかいない日本。薬物問題には、「薬物=犯罪」という側面以外にも、「薬物=健康問題、人権問題」という側面があるということを気付かせてくれる回でした。

再放送は、こちらからどうぞ。
来週もどうぞご覧下さい!!


         放送直前の様子

HRW フィルムフェスティバル2011inSan Francisco2011/03/08 11:13



みなさま、こんにちは。インターンの小田です。
1994年よりヒューマン・ライツ・ウォッチのニューヨークオフィスが主催しているフィルムフェスティバル。
毎年、500を越える作品が応募され、選ばれた作品は、かの有名なリンカーンセンターで上映されています。このフィルムフェスティバル、どの様な観点からの表現の作品でも良い(嘘は駄目ですが。)という実にHRWらしい映画祭です!この様なことを、「!」マークを付ける、というのは悲しいことですが。。。

この映画祭は、いまやNYだけでなく、ロンドン、2010年にはカナダのトロントにまで広がっています。

そんな、フィルムフェスティバル(in NY)の作品が、この度ワシントンを越え、サンフランシスコにやってきます!!

詳しいラインナップはこちら

上映される作品は、多様で、新たな視点を得られそうなものばかりですが、そのなかで私が注目するのは「YOUTH PRODUCING CHANGE」。
これは、Youth Producing Changeの第三回。10代の若者がカメラを回した11の短編作品が上映されます。10代の若者の目を通してどのように世界が写るのか、見に行きたいです。

サンフランシスコでは、3月10日から31日まで the Yerba Buena Center for the Artsで開催されているとのこと。

作品の解説でも、雰囲気が伝わるのではないかな?と思いますので、HPを覗いてみてください!
そして、この期間にサンフランシスコにご滞在の方は是非足を運んでみてください!

イミダス「今週のキーワード」に選ばれました!!2011/03/09 13:30

皆さま、こんにちは。

突然ですが、「今週のキーワード」をご存知でしょうか?
なんと、ヒューマン・ライツ・ウォッチが集英社「イミダス」の今週のキーワードに選ばれました!

会員の方のみご覧いただけるようなのですが、もしご覧になれる方がいらっしゃいましたら、是非のぞいてみて下さいませ。