【HRWニュース】アゼルバイジャン:アジア開発銀行、透明性とアカウンタビリティを追求すべき2015/05/01 15:38

日本が最大の出資国であるアジア開発銀行(ADB)は、5月2〜5日、アゼルバイジャンで総会を開きます。アゼルバイジャン政府は人権活動家やジャーナリストを拘束するなど弾圧をしていることから、HRWはADBに、同政府への働きかけを求めています。

2月、HRWは中尾武彦ADB総裁宛に書簡を送っています。

詳しくはこちらをご覧ください。

【人権ウォッチ】祖国の家族を支える、ネパール人出稼ぎ労働者の応援を2015/05/01 22:38

ご存知ですか?ネパールは、出稼ぎ労働者からの送金がGDPの28.8%を占める国です。国外で稼いだお金が本国にいる家族を支えています。

今回の巨大地震で出稼ぎ労働者たちは家族や友人のことを案じています。そして、安否の確認の時間、電話やインターネットへのアクセス、送金のための都心への交通手段といった助けを必要としています。雇用主は特に配慮が求められています。

詳しくは、リンク先のHRW女性の権利局・調査員による論説をご覧ください。

【イベント情報】2015/05/07 15:39

タイのクーデター後の人権状況や、ラオスの社会活動家ソムポーン氏の強制失踪とその後についてセミナーが行われます。ASEAN地域の人権問題と日本の役割について考える良い機会です。ぜひご参加ください。詳細、お申し込み方法はリンク先をご覧ください。

「海外ゲストと考えるASEANの人権問題: クーデター後のタイ、ラオスの強制失踪事件」
日時:2015年5月30日(土)13:30-16:30 (13:00開場)
場所:法政大学 市ヶ谷キャンパス 外濠校舎 S407教室
入場料;無料
内容(予定)
「ASEANと援助供与国、日本」 松本悟氏(法政大学国際文化学部准教授) 
「タイの2014年軍事クーデターとは何だったのか」 浅見靖仁氏(法政大学法学部国際政治学科教授) 
「タイ/クーデター後のタイで何が起きているか」 ニラン・ピタックワッチャラ氏(タイ国家人権委員会委員) 
「ラオス/ソムバット氏強制失踪事件とASEANの課題」 ウン・シュイ=メン氏(ソムバット氏伴侶)


http://www.mekongwatch.org/events/lecture01/20150530.html

【HRWニュース】中国:改革の手が及ばなかった警察の拷問問題2015/05/13 20:40

中国政府は2009年以降、警察に拘束された人々の人権保護の制度改革を実施しましたが、解決には至っていません。

被拘禁者は拷問道具に数日間にわたって拘束、手首から吊り下げられる、または「監房親分」からひどい扱いを受けるなど、いまだに人権侵害が行われています。

HRWは、その状況を裁判判決の分析と聞き取り調査から明らかにしました。今年11月、国連の拷問禁止委員会で中国の状況は精査される予定です。

詳しくはこちらをご覧下さい。

【HRWニュース】学校に軍隊はいらない!キャンペーン2015/05/14 11:41

12日ジュネーブで、ヒューマン・ライツ・ウォッチが参加する連合体「the Global Coalition to Protect Education from Attack (GCPEA)」は、紛争下の学校の軍事利用に関する調査報告書を発表しました。

この報告書では、2005年以降の26カ国での学校の軍事利用、兵隊などからの男女の学生への性暴力、戦闘部隊への勧誘など、人権侵害と問題を様々に明らかにしています。

今月28-29日、ノルウェーでの政府間会議にて「Safe Schools Declaration(学校の安全に関する宣言)」の内容が固まる予定です。連合体・GCPEAは、日本政府を含む各国政府に同宣言の採択を求めています。

1.プレスリリース:
http://protectingeducation.org/…/respect-civilian-nature-sc…

2.今回発表の調査報告書「Lessons in War 2015: Military Use of Schools and Universities during Armed Conflict(戦争下のレッスン 2015: 紛争の中の大学や学校と軍事利用)」
http://protectingeducation.org/…/do…/lessons_in_war_2015.pdf

3.映像「学校に軍隊はいらない」
https://youtu.be/XGpBkXQhmjo

【すべての子どもに家庭を!キャンペーン・イベント情報&シェア歓迎】2015/05/14 22:24

【すべての子どもに家庭を!キャンペーン・イベント情報&シェア歓迎】
先日お伝えした、日本財団、ルーモス、ハッピーゆりかごプロジェクトによるシンポジウムの参加申し込みが始まりました。

「子どもが家庭で暮らす社会に向けて ~中央・東ヨーロッパで家庭養護を推進してきた経験から~ 」

ヨーロッパでの脱施設化政策の経験を学ぶ良い機会です。ぜひお申込みの上、ご来場ください。

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日時:6月8日(月)、15:00~17:00(受付開始:14:30)
場所:日本財団 2階大会議室(東京都港区赤坂1-2-2)
共催:ルーモス、日本財団
協力:(特非)キーアセット、(公財)全国里親会
定員:200名(先着、事前申し込み制)
参加費:無料

プログラム(仮):
開会挨拶 尾形武寿(日本財団理事長)
解説 上鹿渡和宏(長野大学準教授、児童精神科医)
特別講演 ジョルジェット・ムルヘア(ルーモス CEO)

参加ご希望の方は以下、URLからお申込みください。
http://www.kokuchpro.com/event/happy_yurikago/

●ルーモスとは
ハリー・ポッターの著者、J.K.ローリングが2005年に創設したイギリスの国際的NGO。世界中で、子ども達が施設ではなく家庭で暮らすための体制作りを支援する活動を行っている。特にモルドバ、チェコ、ブルガリアなどの中央・東ヨーロッパにおいて、子どもが実親の下で暮らし続けられるようにする支援、里親など家庭養護への移行、また家族再統合の促進により、家庭で暮らす子どもの数を増やす支援を実施してきた。多くの施設が母子の支援施設、保育園、里親を支援する組織などに役割を転換している。最近は、ハイチやカンボジアなどでも活動を始めている。世界銀行、米国国際開発庁(USAID)、カナダ国際開発庁(CIDA)などと共に「子どものためのグローバル・アライアンス(Global Alliance for Children)」のメンバーでもある。2015年4月、ルーモスUSAオフィス開設。

●ジョルジェット・ムルヘア (ルーモス CEO)
1993年からルーマニアを皮切りにこれまで23カ国で大規模な家庭養護推進プログラムを先導。2011年からルーモスのCEOに就任。世界で最も影響のあるソーシャルワーカー30人の一人に選ばれている。

<本件に関するお問い合わせ>
日本財団 ハッピーゆりかごプロジェクト
担当:高橋、粟野
Email: tokubetsu_youshi@ps.nippon-foundation.or.jp
TEL: 03-6229-5111(代表)


【すべての子どもに家庭を!キャンペーン】2015/05/15 18:43

「あのね、収容所みたいなの。」「怒鳴る。すっごい怒鳴るし・・・」

映像「https://www.youtube.com/watch?v=F7EbNnM83qA&feature=youtu.be


児童保護施設での現実。児童相談所・行政は抜本改革が必要と考えます。

☆不必要な施設送りはやめて、養子・里子に。キャンペーン詳細はこちら☆
動画→http://bit.ly/1olw0JF
詳細→http://bit.ly/1rB9lyy

【すべての子どもに家庭を!キャンペーン・活動報告】2015/05/15 20:44

自民党衆議院議員 小渕優子先生と3度目の面会のお時間を頂きました。

日本の赤ちゃんたちがあたたかい家庭で育てるよう、沢山のアドバイスを頂きました。

お忙しい中、様々な相談にのって下さった小渕先生、どうもありがとうございました。

☆不必要な施設送りはやめて、養子・里子に。キャンペーン詳細はこちら☆
動画→http://bit.ly/1olw0JF
詳細→http://bit.ly/1rB9lyy

【HRWニュース】サウジアラビア:移住労働者の大量送還2015/05/15 23:44

サウジアラビア政府は、在留資格のない移民労働者数十万人を拘束し、強制送還しています。

HRWは、国際法に則り、全移住労働者の尊厳を守り、異議申立の権利など公正な法的手続きを提供すること、そして保護ニーズも検討すべきと考えます。

詳しくはこちらをご覧下さい。

【HRWニュース】インドネシア:全政治囚の釈放を2015/05/16 20:12

インドネシアでは、地域の独立を求めて旗を掲げて活動することは違法。非暴力で訴えた人々のほとんどが「政治囚」として10年以上の刑期に。HRWは、この投獄自体が人権侵害であることから、ジョコ大統領に釈放などを求めています。

詳しくはこちらをご覧ください。