HRWビルマコンフェレンス@ワシントンDC2010/11/08 23:10


みなさんこんにちは!インターンの湯村です。

10/20にHRWは、ワシントンDCでビルマに関するコンフェレンスA Return to Civilian Rule? The Prospects for Democracy and Rights in Burma after the Election.”を開催しました。the Southeast Asia Studies Program at the Paul H. Nitze School of Advanced International Studies at Johns Hopkins Universityと共に開催した本コンフェレンスでは、ビルマの政治と11月の選挙、人権と説明責任に対する取り組み、アジアの地域的視点に関して話し合われました。スピーカーは、ノーベル経済学賞受賞者でハーバード大学教授のアマルティア・セン氏、HRW事務局長のケネス・ロスなどでした。

このコンフェレンスが様々なプレスに取り上げられました!

以下、AFP通信のWorld turning blind eye to Burma: Nobel laureate Senというタイトルの記事の概略です。

ノーベル経済学賞受賞者で、子ども時代にビルマに住んでいたことのあるインド人のアマルティア・セン氏が、117日に予定される20年ぶりのビルマの総選挙について批判した。民主化への努力が大きく後退してしまうと警告し、より強力な国際的な監視を主張した。軍事政権は外国の観察やメディアを禁止し、アウン・サン・スーチー氏を自宅軟禁している。
セン氏は、数千の村の破壊や少数民族女性へのレイプなど、軍政による人道に対する罪への疑いを調査する国連調査会を直ちに設立するように求めた。
オバマ政権は調査に対する支援を示したが、軍政権に対する孤立政策は成果が出なかったとし、昨年から導入しているを続けるとした。また、セン氏は、マンモハン・シン インド大統領が、タン・シュエ ビルマ軍事政権リーダーを招待したことを批判した。

ビルマに関するHRWのプレスリリースなどはこちらをご覧下さい。

総選挙に向け、世界の関心がビルマに向いています。軍事政権が総選挙にどのような姿勢で臨むのかが、注目されます。HRWは、2000人以上いる政治囚の解放を求め、国際圧力の強化が必要であると考えています。

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