日中間交流シンポジウム@早稲田大学2010/11/29 12:42

こんにちは。インターンの石川です。
今日は早稲田大学現代中国研究所から公開シンポジウムのお知らせです。

21世紀に入り、日中関係は経済面においてますます緊密化が進んでいるのに対し、政治・社会面においては、相互理解・コミュニケーションの不足からしばしば誤解に基づく問題や衝突が生じています。両国がよりよい協力・互恵関係を築くために、民間における専門家・実務家間の相互交流を企画したシンポジウムが開催されます。

公開シンポジウム「国民の司法参加を考える」
これは早稲田大学現代中国研究所が主催する「司法の役割と市民社会の構築について考えるための日中共同プロジェクト」の一環で開催されます。
公式ホームページはこちら→:http://www.china-waseda.jp/

日本で、裁判員制度や冤罪事件をきっかけとし、司法の運営に透明性を確保することの必要性が叫ばれています。一方中国でも国民の司法改革に対する関心は高まり、様々な議論が活発に行われています。本シンポジウムでは、こうした情勢を踏まえながら、「国民の司法参加」をテーマに日本・中国の双方から問題を提起し議論を進めていきます。

日時:12月1日(水)13:00-16:00(開場:12:40)
場所:早稲田大学大隈記念講堂 小講堂(最寄駅:東西線早稲田駅 徒歩5分)
言語:日本語・英語・中国語(同時通訳あり)
主催:早稲田大学現代中国研究所

13:00-14:20
基調講演:
「裁判員制度と日本の民主主義」 四宮啓(国学院大学教授)
「陪審制と中国の司法改革」   王建勛(中国政法大学副教授)
14:40-15:40
パネルディスカッション
パネリスト:
王雲海(一橋大学教授)、姚中秋(北京天則経済研究所副主席)、劉暁原(弁護士)
15:40-16:00 全体討論
開会挨拶:天児慧(早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授)
  司会:阿古智子(早稲田大学国際教養学部准教授)

一連のシンポジウムは、中国から知識人をお招きして、司法制度、労働問題、土地制度などについて中国社会の現状をお話していただきます。さらに日本の市民社会で活躍する研究者、法曹人、市民団体の方々と懇談の機会を設けています。11月下旬から3回にわたって開催され、第二陣には草の根で活躍する弁護士、第三陣には改革派知識人を招聘する予定です。

<参加申し込みはこちら>
12月1日の公開シンポジウムに参加を申し込まれる方は、本プロジェクト事務局アドレス(chinaforum.10@gmail.com)まで、(1)名前、(2)所属、(3)電話番号、(4)シンポジウム終了後の懇親会(18:00-20:00)の参加・不参加をお知らせください。

<問い合わせ先>
早稲田大学現代中国研究所事務局
〒169-8050 東京都新宿区西早稲田1-6-1
      早稲田大学早稲田キャンパス9号館9階914号室
本プロジェクト事務局アドレスchinaforum.10@gmail.com