拷問・暴行における硫酸使用2013/02/25 07:58

こんにちは。インターンの馬です。
本日もHRWの過去リリースから硫酸攻撃にまつわる事例をご紹介させていただきます。

①パキスタン-タリバン、アルカイダなどの武装集団による  
 学校襲撃

2012年にパキスタンで起きた学校襲撃事件は96件に昇り、ほとんどの事件がカイバル・パクトゥンクワ州やアフガニスタンとの国境付近の連邦直轄部族地域(FATA)で発生した。

パキスタンの一部の地域は、世界で最も危険な学校区となっている。201210月には、試験を終えた帰宅途中のシア大学の男女学生3人が過激派に顔に硫酸を投げつけられるという事件が発生した。これは、FATAでの初の「硫酸攻撃」となった。パキスタンでは、タリバン、アルカイダを含む武装集団による児童、教員、そして学校を標的とした襲撃が多発している。

全文は こちら(英語)

 

②シリア-硫酸による拷問

シリアの拷問センターでは、収容されている政治囚に対し、非人道的な方法によって様々な拷問が行われている。拘禁されていたほとんど全ての人が、尋問員や警備員、職員からバトンやケーブル等の道具を使った長時間に渡る暴行、電気ショック、硫酸による火傷、性的暴行・屈辱、模擬処刑、それから爪をはがされるといった拷問を受けたと証言している。

全文は こちら(日本語)

「美の呪い」プロジェクトに関する詳細は こちら(英語)