ウガンダ:警察部隊による拷問、脅迫、そして殺害2011/03/25 17:46

即応部隊の捜査を 人権侵害の責任者の訴追を

(カンパラ、2011年3月23日)ヒューマン・ライツ・ウォッチは本日発表した報告書において、「ウガンダ警察の即応部隊 (Rapid Response Unit , RRU) は、日常的に法を無視した活動を行なっており、拷問や脅迫はもちろん、時には超法規的殺害にも手を染めている。ウガンダ政府当局は、部隊の活動に対して独立した捜査を緊急に開始するとともに、人権侵害に関与した全ての責任者の法的責任を問うべきである」と述べた。

報告書「警戒という名の暴力:ウガンダの即応部隊による拷問と違法監禁」(全59ページ)は、即応部隊(RRU)の重大な違法性を持つ捜査手法や、逮捕・拘禁時の深刻な人権侵害の実態を明らかにしている。この部隊は、2002年にムセベニ大統領が、ウェンブリー作戦で、ウガンダ軍の有力幹部が指揮する臨時の治安部隊として結成。以来、この部隊は暴力に満ちた違法な活動の歴史を辿ってきた。2007年には、正式に警察の指揮の下に編成され、即応部隊(RRU)と改名された。

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日本語ニュースリリース: http://www.hrw.org/node/97574
英語オリジナル: http://www.hrw.org/en/news/2011/03/23/uganda-torture-extortion-killings-police-unit

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