アフリカ:開発と人権シンポジウム【日程変更のお知らせ】2011/03/28 17:28

東北地方太平洋沖地震による災害により犠牲になられた方々に、深く哀悼の意を表しますとともに、被災された皆さまに、心からお見舞い申し上げます。
 
この度の地震のために外国人ゲストの来日日程が延期となったため、「アフリカ:開発と人権シンポジウム」も4月3日より3カ月後の7月4日月曜日に延期いたします。既に、参加申し込みを頂いた皆様、予定を開けていただいていた皆さまには大変ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご了承いただけますよう、宜しくお願い申し上げます。また、7月4日にもより多くの皆さまにお越しいただけますよう、重ねてお願い申しあげます。

                                      ヒューマン・ライツ・ウォッチ 
                                             
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アフリカ開発と人権シンポジウム

アフリカの将来を問う:開発と人権確立をいかに両立させるか?

――エチオピアにおける開発と人権の矛盾を例に――

 

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【概要】

 

日時:2011年7月4日(月)    

                  ※変更となりました。

    201143日(日)14―1630分 (開場13時半)

 

場所:明治大学 駿河台キャンパス リバティタワー 

JR・地下鉄「御茶ノ水駅」と地下鉄「新御茶ノ水駅」から徒歩2分、地下鉄「神保町駅」「小川町」駅から徒歩5分)

地図:http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html

主催:ヒューマン・ライツ・ウォッチ、アフリカ日本協議会

参加費:1000円 (学生以下 無料)

日本語通訳付き

参加方法:tokyo[アット]hrw.org 宛に、タイトルを「アフリカ開発と人権シンポジウム」として、ご氏名とご所属をメールしていただけますと幸いです。事前申込みなしに直接御来場いただいても問題ありません)

 

お問い合わせ: ヒューマン・ライツ・ウォッチ(担当 吉岡)

       03-5282-5160 / tokyo[アット]hrw.org

【プログラム】

第一部:講演14時―15時)

「エチオピアの政治・経済の概要」(調整中)

 

ヨセフ・ムルゲタ弁護士 (「エチオピア人権評議会」の元事務局長)

「エチオピアの市民社会のおかれた現状」

※「エチオピア人権評議会」はエチオピアの著名な人権NGO

 

第二部:パネルディスカッション開発と人権:抑圧的政権とどう向き合うべきか?」

15時―16時)

 

問題提起: ベン・ロレンス氏 

(ヒューマン・ライツ・ウォッチ アフリカ調査員、エチオピアにおける国際人道援助の政治利用を告発した「自由なき開発」の著者)

 

ディスカッサント:

熊岡路矢氏 (東京大学大学院客員教授)

ヨセフ・ムルゲタ弁護士

など   (その他調整中)

 

 

※※※ 本シンポジウムの趣旨 ※※※

アフリカの優等生」とも言われるエチオピアでは、国家主導でミレニアム開発目標(MDGs)の達成を積極的に進め、基礎教育や保健などについては大きな進展を見ています。しかし、一方で、開発における与党支持者の優遇、NGOの活動の制限、言論の自由の抑圧、ソマリア南部への進駐やソマリ地方における残虐な反体制派弾圧など、人権や外交政策において残虐な一面を持ち、国際社会からも批判を受けています。

 

アフリカ大陸の経済成長が注目されつつあります。また、MDGsの達成や基礎教育・保健の重要性は論を待ちません。一方、国家の開発と、言論や政治活動の自由、民主主義の保障をどう両立させていくかが問われています。エチオピアは、その最前線です。

 

本シンポジウムは、エチオピアを例に、開発と人権をどう両立させていくか、日本政府や日本のNGOが、アフリカにおける、政府による人権抑圧や言論弾圧にどう向き合っていくべきかについて検討します。