インターン自己紹介 山田亜由美 ― 2012/01/10 22:23
ブログをご覧の皆様、
初めまして。本日よりヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)東京オフィスにて
インターンをさせていただいております山田亜由美と申します。
インターンをさせていただいております山田亜由美と申します。
HRWでのインターンに興味を持ったのは、HRWにおいて
「人権侵害を被っている当事者でない第三者の自分が、人権侵害をやめさせるよう
ポリシーメイキングに最も効率よく影響を与えられる」と考えたためです。
「人権侵害を被っている当事者でない第三者の自分が、人権侵害をやめさせるよう
ポリシーメイキングに最も効率よく影響を与えられる」と考えたためです。
私は大学時代、都内やイギリスの大学で経済的発展途上国の開発、政治、紛争などを学び、アジア、中東、アフリカのNPOなどでインターンとして経験を積みました。
特に人生の転機になったのは、ビルマ(ミャンマー)での少数民族の孤児院でのボランティアと、イスラエルとパレスチナで現地で活躍する方々に行なったインタビューでした。
どちらの国・地域でも、政治に人生を翻弄される人々の姿に、
同じ人間でありながら全ての人々が人権が平等に与えられているのかどうか疑問を覚え、
もどかしさや悲しさ、怒りで胸がいっぱいになりました。
ビルマでは、少数民族の小学校高学年ぐらいの年齢の男の子に、
「少数民族は虐殺されている」と突然語りかけられ驚いたのをよく覚えています。
パレスチナのあるNPOの方には、「我々の市民活動も大切だが、現状を悪くさせない程度の小さな効果しか生み出せない。団体へ寄付をくれたりするよりも、日本に帰ったら日本政府が国際政治に働きかけ、圧力をかけてパレスチナの政治状況を変えない限り、いくら財政的に支援してくれても状況は変わらない」と言われたことがあります。
考え方は人それぞれなので、上記意見が絶対に正しいとは言えないと思います。
ですがそれ以来、草の根で活動する市民の存在も勿論欠かせませんが、
そもそも人権侵害が起こる政治、社会の構造を生み出す政治・政策を根本から変えていくことへも興味を持つようになりました。
同じ人間でありながら全ての人々が人権が平等に与えられているのかどうか疑問を覚え、
もどかしさや悲しさ、怒りで胸がいっぱいになりました。
ビルマでは、少数民族の小学校高学年ぐらいの年齢の男の子に、
「少数民族は虐殺されている」と突然語りかけられ驚いたのをよく覚えています。
パレスチナのあるNPOの方には、「我々の市民活動も大切だが、現状を悪くさせない程度の小さな効果しか生み出せない。団体へ寄付をくれたりするよりも、日本に帰ったら日本政府が国際政治に働きかけ、圧力をかけてパレスチナの政治状況を変えない限り、いくら財政的に支援してくれても状況は変わらない」と言われたことがあります。
考え方は人それぞれなので、上記意見が絶対に正しいとは言えないと思います。
ですがそれ以来、草の根で活動する市民の存在も勿論欠かせませんが、
そもそも人権侵害が起こる政治、社会の構造を生み出す政治・政策を根本から変えていくことへも興味を持つようになりました。
このような世界中で起こっている人権問題に、
人権侵害のコストを高め、ポリシーメイカーに圧力をかけ続けているHRWが
まさに私が取り組みたい活動を行なっていると感じ、
この度インターンをさせていただくこととなりました。
人権侵害のコストを高め、ポリシーメイカーに圧力をかけ続けているHRWが
まさに私が取り組みたい活動を行なっていると感じ、
この度インターンをさせていただくこととなりました。
インターン中は、日本を含むアジア圏の人権問題も勿論ですが、
個人的には中東で起きている人権の課題についても
日本の皆さんに更に知っていただけたらと考えています。
分野としては、報道の自由、テロリズム、経済的・社会的・文化的権利、国際的な法による裁きに特に関心があります。
個人的には中東で起きている人権の課題についても
日本の皆さんに更に知っていただけたらと考えています。
分野としては、報道の自由、テロリズム、経済的・社会的・文化的権利、国際的な法による裁きに特に関心があります。
「遠くで起きている無関係な出来事」だと中東のことは考えられがちですが、
日本との経済・外交関係、中東の親日感情、文化的に近しく感じられるものなどもあり、私にとっては知れば知るほど面白いのが中東です。
これからしばらくの間、どうぞ宜しくお願い致します。
山田亜由美