難民支援フットサル大会 いってきました ― 2010/07/13 10:55
One Ball, Nor Border ということで、2004年から毎年行なわれている「世界難民の日」記念フットサル大会。毎年6月20日の世界難民の日の前後に行なわれています。
私は第一回の開催に少々かかわったのですが、第一回には、あの岡田監督もいらっしゃったんですよー!
さて、今年も、学生たちが中心となって、日本に逃げてきている世界中の難民たちと汗を流す大会が、東京都豊島区の千早高校で開催されました。

ベトナムチームとか、ビルマチームとか、クルドチームとか、、、本当に強かったですよ。
私たちのヒューマンライツウォッチの東京事務所のためにボランティアをしてくれることが多いN君(大学2年生)もとびいり参加。なんと三位になったそうです。
私たちのヒューマンライツウォッチの東京事務所のためにボランティアをしてくれることが多いN君(大学2年生)もとびいり参加。なんと三位になったそうです。

N君のコメント
試合の方も盛り上がり、難民の方とも、真剣に勝負し、健闘を
たたえ合うことができ、大変貴重な体験をさせていただきました。
楽しかったです!!ありがとうございます。
そして僕が試合に出せてもらっていた
日本弁護士チームは3位になりましたー!
3位決定戦で1アシストしちゃいました。笑
すごい、すごい、N君。
さて、なんで私が当日行ったのかというと、警備要員でした。
難民としての保護を申請しているひとのなかには、ビザが切れたひとやビザがもらえない人も多い。そういう人でも、原則として逮捕してはいけませんよという国際基準(国連ガイドライン)があるのですが、日本の警察や入管は、そんなこと気にせず逮捕することもあるため、弁護士でもある私が現場で監視していたということ。仮に難民が捕まえられそうになったら、国際基準を説明するやくまわりですね。
難民申請中のひとが、国際基準を満たしてさえければ、逮捕をおそれることなく日本でフットサルできる日が早く来ますように。