ビルマのロヒンギャ民族の保護を、鳩山政権に提言しました(2)・・・ロヒンギャ問題についての記者会見2009/11/13 18:26

さて、10月29日(木)に、ロヒンギャの保護を求める書簡を法務省と外務省に渡したことを以前このブログで報告しました→ http://hrw.asablo.jp/blog/2009/10/30/4661928

その続きの報告です。そのあと、記者会見を開き、記者のみなさまにロヒンギャ問題についてブリーフィングさせていただきました。

上の写真は、記者会見にのぞむ私・土井(一番左)と、左から順に、在日ロヒンギャ協会代表のZaw Min Htutさん、アラカンロヒンギャ協会日本代表のSalim Ullahさん、ビルマ情報ネットワークの秋元由紀さんです。また、ここでは今年5月にヒューマン・ライツ・ウォッチが発表したロヒンギャ族の窮状の報告書「ビルマ:生死をさまよう人びと」の日本語版(http://www.hrw.org/ja/reports/2009/05/26-0)を発表しました。

今年1月、ビルマやバングラデッシュから来たロヒンギャ数千人が、混雑した船にひしめきあい、飢えに苦しみながらタイ南部とインドネシアに到着する様子がカメラに収められ、国際的注目を集めました。この報告書では、なぜロヒンギャが大量流出するのか、そして到着した先でいかなる処遇をうけているのかをまとめています。是非ご一読くださませ!

報告書(日本語)はこちらからご覧ください:http://www.hrw.org/ja/reports/2009/05/26-0 
本報告書に関するニュースリリースはこちら:http://www.hrw.org/ja/news/2009/10/29

コメント

_ Ishi ― 2009/11/16 17:47

初めて拝読させていただきました。
民族問題、と一口にいっても国やその文化によっても様々な違いがあるのですね。日本で受動的に生活をしていてもなかなか入ってこない情報なので、改めて近隣諸国でこうした問題が、過去でなく今なお起こっていることを実感しました。

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