ビルマのロヒンギャ民族の保護を、鳩山政権に提言しました (3)・・・在日ロヒンギャの皆さまたちとのパブリックイベント2009/11/16 08:47

さて、10月29日(木)の「ビルマのロヒンギャ民族の保護を、鳩山政権に提言しました 」シリーズの最終回です。
ちなみに、第一回はブログエントリは→http://hrw.asablo.jp/blog/2009/10/30/4661928

法務省と外務省への要請と記者会見のあと、夜7時から、ヒューマン・ライツ・ウォッチがオフィスを構える明治大学で、パブリックイベント「ビルマのロヒンギャ民族に対する民族浄化と人権侵害 ~在日ロヒンギャの保護 そしてビルマの実態改善のため できること~」を開催しました。

在日ロヒンギャ難民たち自らが語る、ロヒンギャ民族の背景や、日本での生活の現実について会場から質問が続出し、予定時間を大幅に越えてお話が続きました。「インフォーマルで、ロヒンギャのみなさんとも直接話がしやすくてよかったです」と参加者の言葉。

在日ロヒンギャ協会のZaw Min Htutさん(中央)と私・土井(右端)。ほかにも沢山のロヒンギャの方にご参加いただきましたが、難民申請中の方も多く、ビルマ軍事政権からいやがらせの危険もありえることから、写真をお見せできず残念です。

もっとビルマの人権ニュースをご覧になりたい方はこちらへどうぞ
http://www.hrw.org/ja/asia/burma

中国の裏監獄 part 1【裏監獄とは?+ロイター配信のテレビ映像clip!】2009/11/16 13:48

こんにちは。
ヒューマン・ライツ・ウォッチの東京ディレクターの土井香苗です。

中国に「裏監獄 (black jails) 」があるのをご存知ですか?

そこでは、多くの中国の市民たちが秘密で拘禁されています。

中国政府がひた隠すこの裏監獄でなにが起こっているのか、、、ヒューマン・ライツ・ウォッチは先週11月12日、報告書を出しました。 ぜひみなさんご一読くださいませ。報告書はこちらから

この中国の裏監獄について報告書に、世界各地のメディアが注目してくれました。


こちらは、11月13日のロイター通信のビデオ配信で、このHRWの報告書にカバーしてくれてます。裏監獄に捕まった人のインタビューもあります。

2分程度のものですが、衝撃的な内容となっていますので、みなさんにご覧いただければ嬉しいです。
被拘禁者の人権は、国際的にも中国の国内法でも保護されているのに、それを侵害する違法施設である裏監獄。 このトピックについては、また、フォローアップの記事をグログに掲載予定です!


お楽しみに。