HRWマルチメディア:ウズベキスタン「そして目撃者もいなくなった:人権擁護活動家に対する拷問と弾圧」②2012/01/04 15:29

こんにちは、インターンの大澤です。ウズベキスタンで横行する拷問、人権保護制度の不履行、弁護士の弾圧に関するマルチメディア資料紹介の、第二弾です。今回は、写真です。


人権団体の代表や人権活動家から、ジャーナリストや弁護士まで、命がけで人権擁護を行っている方々が紹介されています。その多くが政府による脅迫や監禁を耐えてきました。
各写真をクリックすると、彼らの活動内容とともに直面する困難について詳しく読むことができます(英語)。

写真はこちらから。

「これぞ最高の仕事始め・・・≧(´▽`)≦」 by フォトグラファー阿久津知宏さん2012/01/05 18:48

昨日、フォトグラファーの阿久津知宏さんにプロボノでご支援いただきつつ、養護施設の子どもたちと一緒に中華街と遊園地に行く企画を決行しました!共同企画者は、おなじみ女優のサヘル・ローズさん。

「女優 サヘル・ローズさんと国際NGOヒューマンライツウォッチの
弁護士 土井香苗さんが、児童養護施設の子ども達を招待して新春の横浜を遊び倒しました≧(´▽`)≦」と阿久津さんのブログに紹介されております!

昨日のツアーの概況を伝える阿久津さんのグログ、プロの写真とご一緒にこちらから読んでくださいね!

これぞ最高の仕事始め・・・≧(´▽`)≦
http://ameblo.jp/tomoakutsu/day-20120105.html


阿久津さん、プロボノで写真をいっぱいとってくださっただけでなく、なんと、子どもたちにお年玉までご用意下さる、やさしい方。本当にありがとうございました!

ニューヨークスタディツアー①-岩瀬大輔さんにお会いしてきました2012/01/06 18:22

インターンの石川です。

今回からシリーズで2012年2月14日~22日にかけてインターン、ボランティアを中心とした学生が企画する、

「ニューヨーク・ボストンへの国際人権スタディツアー」

について紹介させていただきます!

約1年前、将来国際貢献を志す学生に、現場で働く方々との交流の機会を実現したいと、学生数名で企画を立てて以来、多くの方々にご指導ご支援を頂きながら実現が見えてまいりました。

このツアーの目的は、
・将来国際貢献を目指す若者を集い、
・現在海外でご活躍なさっている方々にお話をお聞きし
・現地の学生とディスカッションをすることで
・日本からのアンバサダーとして「震災後の現在の日本」を伝えるとともに
・将来振り返って大きなきっかけとなるような機会を提供する
いうことです。

全ての企画はボランティアスタッフの大学生が、企画からゲストとの連絡、運営まですべてを担当しています。

第1回目は大きな支援者の一人である岩瀬大輔さんにお話をお聞きしてきました!

岩瀬さんは弁護士資格を持ちながら、ライフネット生命副社長でありヒューマンr・ライツ・ウォッチ東京委員会のメンバーとして日頃よりご支援いただいています。

岩瀬大輔さんは、司法試験に合格して間もない大学4年生のとき、「司法試験合格者による米国司法視察ツアー」を企画。その時に交流した大学生たちに刺激を受け、後のハーバード大学MBAへのご留学にも繋がったということです。そのときの体験談はハーバード留学記に詳しく執筆されています。

岩瀬大輔さんにアドバイスを頂き、母校であるハーバード大学でのプレゼンテーションやディスカッション、ブラウン大学での震災復興に関するプレゼンテーション、ニューヨークでの最高裁判所見学、国際連合本部見学&現役国連職員の方々へお話を伺い、ヒューマン・ライツ・ウォッチNY本部訪問など、盛り沢山の企画で、現在学生共々準備に追われています。

出発の日があと1ヵ月と迫っていますが、最後まで企画をよりよいものとできるよう、頑張って生きたいと思います!

少女の夢を奪う「児童婚」――サレハ大統領後のイエメンから2012/01/06 20:55

土井香苗です。WEBRONZAに拙稿 「少女の夢を奪う『児童婚』――サレハ大統領後のイエメンから」 掲載されました。ご一読いただけましたら幸いです!

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「少女の夢を奪う『児童婚』――サレハ大統領後のイエメンから」

by 土井香苗

イエメンの16歳の少女アフラは言った。

 「大学に行って弁護士になりたかったけど、もうだめね。だって赤ちゃんを産むんだもの」

 彼女の瞳は夢破れた憂いに沈んでいた。

 ヒューマン・ライツ・ウォッチの調査員ナディヤ・ハリーフェ(在ベイルート、http://www.hrw.org/bios/nadya-khalife)が、2009年に中東・イエメンを調査した際に出会った少女アフラ。当時16歳だった少女アフラは結婚5カ月目で妊娠していた。弁護士の夢は無理でも、せめて卒業まで学校に通いたいという彼女の願いも、父親から却下されてしまった、と言っていた。

 将来の夢も学校も諦めたアフラ。しかし、彼女は特別ではない。悲しいことに、2011年12月に報告書として公表(http://www.hrw.org/ja/news/2011/12/08-0)されたハリーフェ調査員によるイエメンでの調査結果は、前出の少女アフラが、少女時代に結婚を強制された結果夢を諦めた大勢のイエメン人少女のひとりに過ぎないことを示している。

 全世界で、児童婚させられている少女は約5000万人と言われるが、なかでもイエメンはその傾向が顕著な国のひとつだ。


続きはこちら↓
http://astand.asahi.com/magazine/wrpolitics/2011122900040.html

インターン自己紹介 山田亜由美2012/01/10 22:23

ブログをご覧の皆様、

初めまして。本日よりヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)東京オフィスにて
インターンをさせていただいております山田亜由美と申します。

HRWでのインターンに興味を持ったのは、HRWにおいて
「人権侵害を被っている当事者でない第三者の自分が、人権侵害をやめさせるよう
ポリシーメイキングに最も効率よく影響を与えられる」と考えたためです。

私は大学時代、都内やイギリスの大学で経済的発展途上国の開発、政治、紛争などを学び、アジア、中東、アフリカのNPOなどでインターンとして経験を積みました。


特に人生の転機になったのは、ビルマ(ミャンマー)での少数民族の孤児院でのボランティアと、イスラエルとパレスチナで現地で活躍する方々に行なったインタビューでした。

どちらの国・地域でも、政治に人生を翻弄される人々の姿に、
同じ人間でありながら全ての人々が人権が平等に与えられているのかどうか疑問を覚え、
もどかしさや悲しさ、怒りで胸がいっぱいになりました。


ビルマでは、少数民族の小学校高学年ぐらいの年齢の男の子に、
「少数民族は虐殺されている」と突然語りかけられ驚いたのをよく覚えています。


パレスチナのあるNPOの方には、「我々の市民活動も大切だが、現状を悪くさせない程度の小さな効果しか生み出せない。団体へ寄付をくれたりするよりも、日本に帰ったら日本政府が国際政治に働きかけ、圧力をかけてパレスチナの政治状況を変えない限り、いくら財政的に支援してくれても状況は変わらない」と言われたことがあります。


考え方は人それぞれなので、上記意見が絶対に正しいとは言えないと思います。
ですがそれ以来、草の根で活動する市民の存在も勿論欠かせませんが、
そもそも人権侵害が起こる政治、社会の構造を生み出す政治・政策を根本から変えていくことへも興味を持つようになりました。

このような世界中で起こっている人権問題に、
人権侵害のコストを高め、ポリシーメイカーに圧力をかけ続けているHRWが
まさに私が取り組みたい活動を行なっていると感じ、
この度インターンをさせていただくこととなりました。

インターン中は、日本を含むアジア圏の人権問題も勿論ですが、
個人的には中東で起きている人権の課題についても
日本の皆さんに更に知っていただけたらと考えています。


分野としては、報道の自由、テロリズム、経済的・社会的・文化的権利、国際的な法による裁きに特に関心があります。

「遠くで起きている無関係な出来事」だと中東のことは考えられがちですが、
日本との経済・外交関係、中東の親日感情、文化的に近しく感じられるものなどもあり、私にとっては知れば知るほど面白いのが中東です。


これからしばらくの間、どうぞ宜しくお願い致します。

山田亜由美

HRWロシア代表Annaさん来日!①2012/01/12 14:33

こんにちは、インターンの津田です。


122021日と2日間、来日中のHRWロシア代表 Anna Sevortian(アンナ・セボーティアン)さんがHRW東京オフィスへいらっしゃいました。


20日は、ラウンドテーブル形式のブリーフィングを、21日は記者さんなどとの個別インタビューとテレビ出演をされました。

 

まずは、20日に明治大学で行ったブリーフィングの様子をお知らせします。


内容は、 

・下院選で大きく議席を減らしたプーチン率いる与党が今後どうなるか、

・その後起こったデモについて:何が/なぜ衝撃的だったのか

・ソ連崩壊後のロシア

・旧ソ連圏での人権状況

などで、質疑応答も含め2時間近くお話をされました。


ブリーフィングの様子

 


ご来場の方はみなさん熱心にAnnaさんのお話に耳を傾けていらっしゃいました。質問もたくさんあがり、あっという間に時間が過ぎました。

ご来場くださったみなさま、ありがとうございました! 


ロシアの人権状況はこの20年間決して右肩上がりとは言えないのが現実です。

そんななか、今回のデモでは普段政治に関心をあまり持っていないような中間層が約5万人ともいわれる規模で集まりました。さらに警察側は、それを暴力的に鎮圧するのではなく、混乱を最小限にとどめるようデモ運営整備にあたっていたといいます。もはや無視できないパワーを感じたのかわかりませんが、これは今後のロシアにとって大きな意味をもつことになるのではないでしょうか。年が明け、これからロシアの状況がどうなるか、注目していきたいと思います。

 

日本も、不満こそ持っているにせよ、一般のビジネスマンが大規模なデモを組織するということはほぼないといえます。ロシアとはもちろん状況はちがうでしょうが、国を変えていくためにはその彼らが立ち上がることの意味はかなり大きなものなのではないかと思います。そういった意味で、今回のロシアのデモからは日本も見習える部分があるのではないでしょうか。






HRWロシア代表Annaさん来日!②2012/01/13 14:58

こんにちは、インターンの津田です。

前回の記事に続き、HRWロシア代表Annaさんの来日ブログです。


2日目は1日インタビューづくしでした。

朝から新聞社の記者さん・議員さん・外務省の方々などと面会をしました。


そして夜には土井さんが毎週水曜日を担当している朝日ニュースターの『ニュースの深層』にゲスト出演されました。

ここでも、先日の下院選を受けてのデモの話や、各地での人権抑圧の現状などのお話をされました。


ニュースの深層出演



旧ソ連圏にはトルクメニスタン・キルギスタン・グルジア、、、などまれにしか耳にしない国々も多く、大きな出来事が起こらないと報道されないのが現状ですが、常時深刻な人権侵害がはびこっている国々がたくさんあります。こういった機会を通して、少しずつこれらの国に対する関心を高めていけるとよいなと思います。これら人権が抑圧されている国々に、一日本人としてできることがあるはずです。

 

今回の多くのインタビューがどういう形で発信されるか楽しみです!

またお知らせさせていただきます!

 

Annaさん、またいらしてくださいね!

 

 

 





ICNKが、公開書簡を朝鮮総連へ提出してきました2012/01/16 10:18

ブログをご覧の皆さま、

こんにちは。インターンの山田です。

1月10日(火)に朝鮮総連前にて書簡手交アクションを行いました。
本記事にて当日の様子などをご報告致します。

ヒューマン・ライツ・ウォッチも加盟している、世界15カ国以上のNGOがメンバーとなっている「北朝鮮における人道に対する罪を止める国際NGO連合」(ICNK)は、1月8日の金正恩氏の誕生日の機会に、書簡を交付し、父親と異なり、人権を尊重した新しい北朝鮮を作るリーダーとなるよう求めるアクションを行ないました。

ICNKの構成団体・個人のリスト及び更なる詳細については、ICNK設立の際のプレスリリースをご覧下さい:
http://www.hrw.org/node/103741
ICNK日本チームは、これらのICNKメンバーのうち、日本に在住している団体・個人から成ります。
 
日本では、1月8日9日が休日・祝日だったため、1月10日(火)に、ICNK日本のメンバーたちが集まり、朝鮮総連まで出向いてこの書簡を交付するとともに、現場で記者会見を行ないました。

書簡の日本語訳はこちら:

http://www.hrw.org/ja/news/2012/01/08



ヒューマン・ライツ・ウォッチ以外にも、北朝鮮の人権改善のための活動に取り組む団体や支援者の方々がアクションに参加しました。

メディアからの会見にもその場で応じ、
TBSさんには、昨日のICNKの朝鮮総連へのジョンウン氏に書簡「人権改善を」 を報道していただきました。 
http://www.youtube.com/watch?v=TwgqSgvS2l8&feature=youtube_gdata
ジョンウン氏に書簡「人権改善を」



朝鮮総連の方に、受け取ってもらうよう呼びかけている最中です。
・・・しかし、直接手渡しすることはできなかったので、
扉の間から投函しました。


この書簡が読まれ、一刻も早く北朝鮮の人権状況が改善される一助となることを願っています。

山田

金正恩氏への書簡2012/01/17 16:43

世界主要人権団体が、北朝鮮に新時代を切り開くよう求め、

金正恩氏に公開書簡を提出

 

プレスリリース(201218日)

 世界の三大国際人権団体=アムネスティ・インターナショナル、ヒューマン・ライツ・ウォッチ、
FIDH (International Federation for Human Rights)は、その他世界各地の40団体とともに、本日、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の新指導者・金正恩氏に公開書簡を提出した。

 

「北朝鮮における『人道に対する罪』を止める国際NGO連合」(ICNK)作成の本書簡は、金正恩氏に対し、数十年にわたり北朝鮮で繰り返されてきた政府による組織的な人権侵害を止め、新時代を切り開くよう強く求めている。

 

Open North Korea(開かれた北韓)の代表でICNKのコーディネーション委員会メンバーの河泰慶(ハテギョン)氏は、「金正恩氏は自らのレガシー(いかなる指導者として歴史に残るか)を考えるべきだ。金正恩氏にとって、北朝鮮国民が再び自由を享受できるようにした指導者として記憶されるチャンスである。金正恩氏は、北朝鮮の孤立を終わらせて朝鮮半島に平和と安全をもたらすことができる。しかし、そのためには、北朝鮮の人びとの基本的人権を尊重することが不可欠である。金正恩氏は、北朝鮮を、国際的なモニタリング組織に対し開放するとともに、強制収容所を閉鎖し、とらわれの身の人びとを解放すべきである」と述べた。

 

公開書簡で引用された人権侵害は、例えば:

·         20人以上の男性、女性、子どもが、政治的理由で監獄や強制収容所などで拘束されている

·         政治犯の家族も、「集団処罰」により拘束されている

  • 北朝鮮の2,450万人の人びとは、政権への忠誠を疑問視された場合には、恣意的逮捕、失踪、拷問又は処刑されかねないという恐怖の下で生活している

  • 一部の政治エリートが特権的生活を送る一方、えや栄養失調不適切医療がはびこっている

 

本公開書簡は、金正恩氏に対し、北朝鮮政府が署名した国際条約の定める人権を尊重するとともに、人権モニタリング団(特に、北朝鮮の人権状況に関する国連特別報告者及び赤十字国際委員会(ICRC))にアクセス(立ち入り)を許すよう求めている。

 

ICNKは、アジア、ラテンアメリカ、北米、ヨロッパなど、世界各国人権活動家ら(下記リスト参照)から北朝鮮政府し、同国における広範かつ組織的人権侵害責任う(アカウンタビリティ)という世界的コミットメントをChristian Solidarity WorldwideCSW),Jubilee CampaignPeople In NeedFreedom Housethe Committee for Human Rights in North Koreaなどの人権諸団体Kontras (インドネシア),Odhikar (バングラディッシュ),Conectas(ブラジル),the Inter-American Federation of Christian Lawyersなどの諸団体協力体制り、世界で最悪の人権侵害の一つにスポットライトを当てている。北朝鮮の政治犯収容所からの生還者やFree NK Gulag などの生還者グループも、このNGO連合の支持に加わった。

 

本連合の参加メンバーおよび支援者は以下のとおり:

 

§  Advocates International Global Council

§  Amnesty International/アムネスティ・インターナショナル

§  Asia Justice and Rights

§  Asian Federation Against Involuntary Disappearances

§  Asian Human Rights & Humanity Association of Japan/ アジア人権人道学会

§  Burma Partnership (Thailand)

§  Christian Lawyers Association for Paraguay

§  Christian Solidarity Worldwide

§  Committee for Human Rights in North Korea (USA)

§  Conectas (Brazil)

§  Council for Human Rights in North Korea (Canada)

§  Freedom House (USA)

§  Free NK Gulag (ROK)

§  Free North Korea Radio (ROK)

§  Han Voice (Canada)

§  HH Katacombs (ROK)

§  Human Rights Watch / ヒューマン・ライツ・ウォッチ

§  Human Rights Without Frontiers (Belgium)

§  Inter-American Federation of Christian Lawyers

§  International Federation for Human Rights (FIDH)

§  COMJAN (Investigation Commission on Missing Japanese Probably Related to North Korea)/ 特定失踪者問題調査会 (Japan)

§  Japanese Lawyers Association for Abduction and Other Human Rights Issues in North Korea/ 北朝鮮による拉致と人権問題に取り組む法律家の会(Japan)

§  Jubilee Campaign (USA)

§  Justice for North Korea (ROK)

§  Kontras (Indonesia)

§  Liberty in North Korea - LiNK (USA)

§  Life Funds for North Korean Refugees /北朝鮮難民救援基金(Japan)

§  Network for North Korean Democracy and Human Rights (ROK)

§  NK Intellectual Solidarity (ROK)

§  No Fence / ノー・フェンス (Japan)

§  North Korea Freedom Coalition

§  Odhikar (Bangladesh)

§  Open North Korea (ROK)

§  People In Need (Czech Republic)

§  PSALT NK (Prayer Service Action Love Truth for North Korea)

§  The Simon Wiesenthal Center (USA)

§  The Society to Help Returnees to North Korea / 北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会 (Japan)

§  Students Alliance for Human Rights in North Korea (ROK)

§  Young Defectors' Alliance for North Korean Human Rights (ROK)

 

 

「北朝鮮における人道に対する罪を止める国際NGO連合」(ICNK)とは:

 

北朝鮮における「人道に対する罪」を止める国際NGO連合(ICNK)は、世界各地の主たる人権団体、北朝鮮国民の自由を求める活動家、北朝鮮の収容所からの生還者などが、国連の事実調査委員会を通して政権が犯している「人道に対する罪」を全面的に調査・査察することを求めて団結した世界的なキャンペーンである。

一致団結した取り組みこそが、世界政治の動き及び世界世論に影響を与え、北朝鮮政府に強力なメッセージを送ると考え、本連合は、北朝鮮の人権問題に取り組む主要な団体と個人の運動家を団結させるため、本NGO連合を設立するに至った。

北朝鮮内に変化をもたらすためには、様々なスキルとイニシアチブを駆使することが必須であるという十分な理解に立脚し、各参加団体の活動は全面的に尊重する。連合参加メンバーは、多様な解決策を自由に模索するものであるが、国連の調査委員会設立要求のキャンペーンに関しては、一致団結して行う。

連合メンバーは、アジア、北米、ラテンアメリカ、ヨーロッパを含む世界各地の団体と個人からなる。

ICNKの構成団体・個人のリスト及び更なる詳細については、ICNK設立の際のプレスリリースをご覧下さい:

http://www.hrw.org/node/103741

 

ICNK 日本チームは、これらのICNKメンバーのうち、日本に在住している団体・個人から成ります。



弁護士の皆様へ 『私のヒーロー』2012/01/19 16:52

土井です。今月号の『自由と正義』(弁護士以外の皆様へ:日弁連の月刊誌です)巻頭のひと筆にエッセイ『私のヒーロー』寄稿しました。ご覧いただければ嬉しいです。

リビア、ベトナム、中国の勇気ある人権弁護士たちが「法の支配」に向けて奮闘する姿を紹介しました。

ご覧いただけましたら幸いです!


例えばベトナム
http://www.hrw.org/ja/news/2011/05/26-0

中国
http://www.hrw.org/ja/news/2011/02/22-1

などです!