締め切りもうすぐ!子どもの権利の調査コンサルタント 募集中2012/01/26 14:12

この度HRW東京オフィスでは、子どもの権利に関する調査コンサルタントを1名募集しております!

応募締め切りを1月31日(火)まで延期いたしました。1人でも多くの方のご応募をお待ち申し上げております。

ヒューマン・ライツ・ウォッチ東京オフィス
子どもの権利に関する調査コンサルタント 募集(日本における子どもの代替的養護について)

 

人数:1

 

業務内容:東北や関東を中心に、児童養護施設や里親制度の下で、代替的養護を受けている子どもの権利が保護されているかどうかの実態調査と提言。机上資料調査のほか、関係者(代替養護をうけている(た)子どもを中心に、その他、政府自治体、NGO、施設の関係者、団体関係者など)への聞き取り調査、約12週間の東日本などのフィールドへの出張(複数回)も行い、その実態と分析、さらに政策提言をヒューマン・ライツ・ウォッチの調査報告書(英語、日本語)としてまとめて発表するほか、政策提言実現のためのアドボカシーも行う。東日本大震災によって両親や片親を失い親の養護を受けられない子どもたち(震災遺児・孤児)について特に十分な調査を行う。東北、関東を含む3地域以上にわたり十分な調査を行うものとする。

 

(必要条件)

語学力:日本語と英語(英語で報告書執筆が可能な高いレベル)

 

(好ましい条件)

類似業務経験年数:5年以上 

人権に対するコミットメント、人権調査なかでも子どもの権利に関する調査経験及びデグリーがあることが望ましい

 

待遇:40万円以上(経験や能力に即します)

 

勤務地:日本国内

 

業務期間:20122月から5ヶ月間 (但し、相談に応じます)

 

応募方法:

letter of interest (志望動機を記した書面) A4 1枚程度

・履歴書

reference letters 又はreference先の氏名、肩書き、連絡先 (2名)

・簡潔なライティングサンプル(英語)

  tokyo@hrw.org  あてにお送り下さい。

(メールの件名は「代替的養護コンサルタント応募」と明記)

 

応募締め切り:2012131日(火)必着。ただし、適任者が見つかり次第締切りますので、できるだけ早く応募してください。

※書類選考後、面接を行います。

 

業務内容詳細:

 

20113月の東日本大震災により両親を失った震災孤児は、200人以上にのぼります。そして現在、日本では、3万人以上の子どもたちが代替的養護を受けています。「子どもの代替的養護に関する国連総会決議」(国連ガイドライン)は、家庭的養護、脱施設化、できるだけ子どの出身地に近い養護環境の重要性を強調しています、しかし現在の日本では、家庭的養護(親族里親、養育里親など)の普及は、施設養護(児童養護施設など家庭的でない団体生活の環境)に比べ、大幅に少ないのが現状です。また、施設内での虐待や、里親による暴力も報告されており、子どもの権利のために行動を取る緊急の必要性があります。

 

本調査プロジェクトでは、震災孤児や他の何万人もの子どもたちのために、日本の施設擁護・家庭的擁護における問題点、その解決方法、施設養護から家庭的養護への移行に対する阻害要因など含め、人権の観点から日本の子どもの代替的養護の問題を調査したうえで、報告書を執筆、発表いたします。

 

連絡先:

Human Rights Watch 東京オフィス

101‐8301 東京都千代田区神田駿河台11

明治大学アカデミーコモン 7 4A

Tel: 03-5282-5160

Fax: 03-5282-5161

e-mail: tokyo@hrw.org