アメリカ市場に乗り込む友人の成功から刺激!2012/04/23 13:29

こんにちは。土井香苗です。

日本発のクラウド型教育支援システム
manaba
がハーバード大学、コロンビア大学で採用されたという。私の大学同期の友人たちがアメリカに乗り込んでいってがんばっているプロジェクトなので、「着々と成功しているなー!」と刺激を受けた。4月18日の日経産業新聞の記事に、朝日ネットのmanabaがハーバード大学、スタンフォード大学などアメリカの教育6機関から受注を受けた紹介がされていました。


私も2006年にアメリカの
NYU(ニューヨーク大学)で修士号を取ったけれど、教育支援システムはブラックボードで、どこの大学もだいたいそうだったという記憶。あの市場にアメリカでは何の知名度もないはずの朝日ネットmanabaが進出するのは簡単ではないはず。いくら日本では100以上の教育機関が導入しているとはいっても、アメリカではほぼ何の価値もないこととして扱われてしまうんだろうな。しかも、このアメリカでの「起業」をやっているのが自分の友人の数人なのだから、刺激を受けてしまう。

私も、日本では何の知名度もなかったヒューマン・ライツ・ウォッチを日本で立ち上げたるという「起業」をやっているので、その大変さを想像してしまう。活動やサービスの内容が既存のものよりずっとよいというのはあたりまえ、それにプラスの価値をどんどん生み出さないと既存の壁を打ち破れない・・・

でも、アメリカといいう広大な市場にむけて日本のmanabaが打って出るのは、日本に向けてアメリカ生まれでグローバルには確立されたブランドがあるヒューマン・ライツ・ウォッチを売り込むよりもっと大変なことかもしれないな。

 

ということで、そんなmanabaの友人ががんばってオルガナイズしているというシンポジウムが来月あるというので、さっそく申し込み。偶然、ヒューマン・ライツ・ウォッチの入っている明治大学アカデミーコモンが会場だし!

ヒューマン・ライツ・ウォッチでも使えるシステムかしら。私一応東大でゼミも持っているので使えるかなあ。ただシンポで一番知りたいのは、米国での既存市場を切り開いていく、突破力かな。

最近、大学時代の同級生がどんどん活躍しているので(岩瀬君は上場、りんちゃんもそろそろ学校が開校!)、私もがんばらねばー!と思わされます。米国市場に切り込む竹ちゃんに、これからも注目!