今夜の「ニュースの深層」、テーマは「死刑」2010/08/04 10:45

こんにちは、今日の朝日ニュースター「ニュースの深層」

テーマは、ずばり「死刑」
昨日、インターンの栗本さんに「ニュースの深層」の打ち合わせのため、今日のゲストの村越議員と打ち合わせをしに、衆議院会館にいってきてもらいました。

「千葉大臣はなぜ死刑を執行したのか」
今回のゲストは、死刑廃止を推進する議員連盟の事務局長を務める、村越祐民衆議院議員です。村越議員は、議員当選してからずっと死刑廃止のための運動をしているそうです。





ここからの報告はインターンの栗本さん

「打ち合わせでは、タイムスケジュールを確認しながら、質問事項に沿って大まかに村越議員のご意見をお伺いしていきました。村越先生も、今回の死刑執行は突然知ったとのこと。番組では、約36分ほどテーマについてお話をされる予定ですが、みなさま、村越議員のご意見を聞きながら、もう一度今回の死刑執行について、いろいろな視点で考えてみてほしいです」






「国家権力で人を殺すという死刑制度、死刑執行の経緯や実態が明かされない密行主義、そして冤罪の可能性など、“人権゜”の視点で考えることが求められているのではないでしょうか。みなさん、是非ご覧になってください!!」と、打ち合わせに参加した栗本さんでした。

朝日ニュースター 「ニュースの深層
月曜~金曜 夜8:00~8:55
http://asahi-newstar.com/web/22_shinsou/?cat=18




コメント

_ 被害者遺族 ― 2010/08/04 20:26

初めてコメントさせて頂きます。HRWの活動にはとても敬意を持って読ませて頂いております。放送を観ていませんので何とも言えませんが、私は現状は死刑制度に賛成です。代わりに終身刑を設けるのであれば少し考えも変わるかもしれませんが、少なくとも現状では死刑には賛成と言えます。死刑制度に関してよく「人権」という言葉が使われますが、少なくとも犯人は殺した人間の人権を踏みにじっているにも関わらず、自分だけ人権という言葉を振りかざして死を逃れるのはおかしいのではないでしょうか?被害者の人権より、加害者の人権が重視されるのですか?犯した罪よりも軽い罰しか与えられないのであれば、罪を犯した方が得になるとさえ言えるのではないでしょうか?私は5年前に親族を何者かに殺されましたが、犯人が誰だかわからないので、誰も罪に問われずこちらは泣き寝入り。犯人はいまだどこかで平気な顔をして生きています。人を殺しても、逃げ切れれば罪にも問われず、捕まっても大した罰を受けないのであれば、犯罪者天国になってしまうとは考えられないでしょうか?こういった問題を研究される時は、必ず犯罪被害者遺族の意見もよく聞くか、メンバーに加えるようにして下さい。そして、たとえ自分の一番大切な人が理不尽に殺されても、やはり死刑には反対だ、と明確に言えるだけの自信と論拠を持つようにして下さい。ただ人権的に問題だ、諸外国では死刑はほとんどない、と言われても、説得力がありません。国家権力で人を殺すのが良くないのなら、身内による仇討を認めますか?

_ Yokoyama ― 2010/10/02 02:32

被害者遺族さんのコメントに賛成です。
「人権の視点で考えることが求められている」から死刑はやめるべきとする主張は、犯罪被害をきちんとリサーチしておらず、あまりにも短絡的で、納得のいくものではありません。

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