8888 - ビルマの日2010/08/20 15:25

インターンの櫻井です。

ビルマでは、今年の11月7日に総選挙を行なう、と軍事政権が発表しましたね。とても自由で公正な選挙といえる状況にない、と世界的に避難があがっていますね。

では、
皆さん、1988年8月8日にビルマでなにが起こったか覚えていらっしゃいますか。


1988年8月8日にビルマでは、国民的な民主化要求運動がありました。3月からの運動の中、7月23日にネ・ウィンの長期独裁政権は退陣したものの、9月18日国家法秩序回復評議会 (SLORC) による軍事クーデターが発生し、民主化運動は流血をともなって鎮圧されました。この過程で、僧侶と一般人(主に学生)を含む約3千人がビルマ軍 (Tatmadaw) により殺されたといわれています。


それ以来、毎年、日本
でもデモが行われています。
今回はそのデモに同行させていただきました。

 2010年8月8日に、五反田南公園から在日ビルマ大使館前を通りを、ベビーカーに乗っている子供から、80歳くらいのおじいさんまで、在日ビルマ人のみなさんが総勢約1000名で、Boycott 2010 Burma SPDC’s Election !!”のスローガンのもと、デモをしました。






Youtubeにて動画も御覧いただけます。
http://www.youtube.com/watch?v=YOLQWp9kRzg&feature=player_embedded



ビルマの方の言葉

「私たち学生や僧侶、国民全体が闘争に加わり1988年8月8日に起きた8888民主化運動では、ビルマ社会主義計画党の軍事独裁者らによる虐殺行為にもかかわらず、私たちはその後、選挙で平和的に一党独裁制にNOをつきつけました。しかし、国民全員が待ち望んでいる真の民主主義はまだ実現しておりません。8888民主化運動のなかで命を落とされた勇敢な人々、運動の代価となった数々の負傷や流血、軍靴の下からの解放、国民の願い・・・これらのための闘争はまだ終わっていません。」