カチン内戦に関する記者懇談会開催2013/01/09 08:50

みなさまこんにちは。

昨年12月から状況が悪化しているビルマ・カチン州での内戦。数日前にもビルマ政府軍による攻撃で、子どもを含む民間人複数名が亡くなったニュースをご覧になった方も多いかもしれません。

ビルマの少数民族、カチン族は、1994年に当時の軍事政権と停戦協定を結びましたが、2011年に停戦が破られて以来、政府軍との戦闘が続いています。

その現状をお伝えするため「カチン州内戦の実情に関する記者懇談会」を、NPO-PEACE他のNGOと共に衆議院議員会館で開催しました。今日からビルマに視察団を組んでご出発される、民主党の中川正春議員や石橋通宏議員、在日カチン族を代表してマリップ・センブさんそしてHRW日本代表の土井等から、内戦の現状や日本政府の取り組みについてお話がありました。

議員視察団の日程詳細は石橋先生がブログで紹介されていますのでご覧ください!

マリップ・センブさんがおっしゃっていた「少数民族問題の解決なくしては、ビルマに平和は訪れない」とのお言葉が心に残っています。日本政府にも、ビルマの真の平和に向け働きかけを続けてもらいたいですね。

HRW報告書『語られない悲劇:ビルマ・カチン州での戦時人権侵害と強制移住』(2012年3月)

HRW報告書『雲南省での孤立:中国雲南省のビルマ・カチン難民』(2012年6月)

マリップさんの美味しいカチン料理屋さん@高田馬場「実の里」も是非訪れてみてください!

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