HRWマルチメディア:ティム・ヘザーリントン「境界を越えて」② ― 2011/11/28 12:25
こんにちは、インターンの湯村です。リビアで命を落としたフォトジャーナリスト、ティム・ヘザーリントンさんのHRWによる特集の紹介。今回は、ダルフール紛争の写真集です。
地図
HRW調査員が使用したチャドの地図。HRWが虐殺を明らかにしたDjawara村を示しています。
Gri-Gri
伝統的なお守り、gri-gri。害悪を防ぐとされます。虐殺のあったDjawara村のあちこちで見つかりました。
遺体跡
Djawara村にあった遺体の跡。スーダンとチャドの民兵組織であるジャンジャウィードによる2006年4月の連続襲撃の際に、殺害されました。
焼け跡
Singatao村は、スーダンとチャドの民兵組織であるジャンジャウィードによる2006年4月の連続襲撃にあいました。そのときの焼け跡。
チャド兵
チャドの主要な駐屯地であるAdréは、スーダン国境に近い町です。チャド兵が、砂嵐の中パトロールしています。
難民
スーダン難民。ダルフールでの紛争から避難してきました。井戸に集まっているところの写真。
被害者の妻
Abakar Abdullah Abakarの妻が、Goz Beida病院で、夫を見守っています。Abakarは、ジャンジャウィードの民兵40人によって、肩を撃たれました。チャド東部にあるAmboli村のこの2006年4月中旬の襲撃では、7人が殺害され、9人が負傷しました。
国内避難民
チャドの国内避難民は、スーダン国境でのジャンジャウィードの襲撃から避難するため、西へ移動していきます。
難民
ダルフールでの紛争から逃れたスーダン難民。Goz Beida市場をあとにし、難民キャンプへ戻るところです。
HRW調査員
Olivier Bercaultは、HRWの調査員です。Djawara村で証言を集めています。村は、スーダンとチャドの民兵組織であるジャンジャウィードによる2006年4月の連続襲撃にあいました。
写真集は、こちらからどうぞ。