映画「未来を写した子どもたち」からの写真をオフィスに飾りました!2011/08/03 14:44


こんにちは、インターンの小高です。

10月30日に新潟県十日町市で行われる、映画「未来を写した子どもたち」 BORN INTO BROTHELS: Calcutta's Red Right Kids 上映会&トークイベントに向けて、我がオフィスに映画中で紹介されているの写真を飾りました!オフィスに入るとすぐ目につくように、ドアから向かって右側の壁一面に計13枚の美しい写真が飾ってあります。こちらがディスプレイの様子です!


壁一面がカラフルになり、オフィスの雰囲気もガラッと変わったように思います。


そして10月のイベント、是非御越しになってください!

ニュースの深層:「子どものために司法を開国するか」2011/08/09 19:16

みなさん、こんにちは。インターンの佐藤です。
ニュースの深層」8月4日の撮影に同行してきました。この番組で香苗さんは水曜日を担当されています。
今回のゲストは、セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン シニアアドバイザーの森田明彦さん。「子どものために司法を開国するのか」をテーマに子どもの人権条約についてお話を伺いました。

   
  左から香苗さん、森田さん、アシスタントの西谷祐紀子さん

セーブ・ザ・チルドレンは1919年にイギリスで創設され、子どもの権利条約の草案を創設者であるエグランタイン・ジェブ氏が作成するなど、子どもは「自分に影響を及ぼし得る事柄に対して決定権を持っている」ということを重要視し、子どもの権利を守る活動を最前線で行ってきているNGOです。

子どもの権利条約は、生きる権利、育つ権利、暴力や虐待から守られる権利、参加する権利という4つのカテゴリーを定めた国際的な人権条約です。

しかし、人権条約によって認められた権利を侵害された個人が、国内的な救済措置を尽くした後であれば、各人権条約の条約機関に直接訴え国際的な場で自らが受けた人権侵害の救済を求めることができる、という個人通報制度をこれまで備えていませんでした。このことで、いわゆる先進国でも、個人の権利が充分に保証されていない場合があり、実際日本でも、国連子どもの権利委員会に対する個人通報制度があり、日本が加盟していれば明らかに通報の対象となったにもかかわらず、制度の不備のため刑事裁判において十分な救済がなされなかったという事例があったそうです。

権利侵害を受けた子どもが正当な救済を得られなかった場合に国際的な制度によって救うことを可能にし、国連子どもの権利委員会に申し立てをすることで、国際的基準から見たそれぞれの国の権利保障制度の問題点を明らかにし、法改正を含む適切な改善策の発見ができるというのが個人通報制度の意義です。

国連子どもの権利委員会に個人通報制度を設けようという議論は1980年代からあったそうですが、具体化したのはここ5年ほどの間のことだそうです。日本でも、2009年にセーブ・ザ・チルドレンが主導したキャンペーンが行われ、ついに2012年1月には子どもの権利委員会に対する個人通報制度を創設する新議定書の署名式が予定されています。日本政府は、2011年6月の人権理事会でこの新議定書の共同提案国となる決断を下しましたが、森田さんがこれを「歴史的英断」であると表現されていたのが印象的でした。

森田さんは今後、日本政府が引き続き新議定書案の共同提案国となり、合同署名式で新議定書に署名し、その後出来るだけ早く批准して新議定書の加盟国となるよう働きかけていくとのことです。また、この新議定書への加盟を一つの契機として、日本が北東アジアにおける地域的子どもの権利保障メカニズムの実現に向けたイニシアティブを取ることを期待しているとおっしゃっていました。

「ニュースの深層」水曜日夜8:00~8:55 朝日 ニュースタ―
 ぜひどうぞご覧ください!






Harvard Kennedy School の「Charity Sushi Night」より2011/08/18 03:15

みなさん、こんにちは。インターンの渡邊です。現在、アメリカのボストンに来ています。89日に、Harvard Kennedy School Mid-Career Master in Public Administration プログラム在学の日本人大学院生の方々が、ハーバード・ケネディスクール関係者を招待して「Charity Sushi Night」というチャリティパーティを開催されました。そこで集められたご寄付をヒューマン・ライツ・ウォッチの「子どもの代替的養護プロジェクト」にお贈り下さることになりました。


 当日は、豪雨の中、143人もの世界各国からのケネディスクール関係者が集まり、日本のお寿司・大学院生の手作り焼きそばなどを囲み、3時間にわたり会が催されました。


はじめに、開会の言葉があり、その後、当方の「子どもの代替的養護プロジェクト」についてこちらから説明させていただき、立食および歓談。子どもたちによる琴の演奏などの後、日本人在学生の方々から、東日本大震災の復興状況等についてプレゼンテーションが行われました。

ヒューマン・ライツ・ウォッチ東京オフィスの「子どもの代替的養護プロジェクト」とは、何でしょうか。東日本大震災で被災した孤児たち、そして、既に親の虐待などで施設に入所している子どもたちの権利を守るための新しいプロジェクトです。両親共なくした震災孤児は、729日現在で229人に上っています。(出典:asahi.com 震災遺児は1295人。

 

このような子どもたちは、実親に代わる代替的養護を受けることになります。そして、日本全国ですでに施設に入所している子どもたちは3万人に上っています。が、こうした施設では、虐待が起こっていたり、施設やサービスが国際的な基準を満たしていなかったりします。

 

こうした子どもたちが、適切な養護を受けられるよう、徹底した調査を行い、結果を報告書(50-100ページ予定)として出版します。それから、その報告書を基にしたアドボカシー活動を通して、政府や市民団体と協力して状況の改善を図り、日本における「親の養護を受けられない子ども」を取り巻く問題そのものを解決していきます。

 

Charity Sushi Night」で、外国人の学生の方々は皆、日本での大震災のことを心配し、日本人学生の方々によるプレゼンテーションを真剣に、時に涙も浮かべて聞き入っていました。この件に関する国際社会の関心の高さを改めて感じました。ケネディスクールの皆さま、関係者の皆さま、温かいご支援を下さり、本当にありがとうございました。

 

私たちはこの「子どもの代替的養護プロジェクト」を通して、日本の震災孤児たちや親の養育を得られない何万人もの子どもたちのために、力を尽くしたいと思います。まだまだ資金が不足しています。こうした子どもたちのための、皆さまの温かいご支援を心よりお待ちしています。

HRWインターン自己紹介 ― 鈴木萌2011/08/19 14:06

みなさん初めまして、昨日からヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)東京オフィスでインターンをさせて頂いている鈴木萌です。現在、ロンドンにありますSchool of Oriental and African Studies (SOAS)の大学2年生です。

政治と開発学を専攻していて、今まで「人権」をトピックとして勉強したことは残念ながらないのですが、過去数年の経験で人権への興味が一層深まりました。例えば、南アフリカとタンザニアでボランティアをしていた時には、所謂「文化」(割礼、強制結婚等)が人権とどのように対立しているのかを目の当たりにしました。人権よりも文化を重要視するケースが主で、どうしたら二方を和解出来るのか、文化を、人権を尊重するように「変える」ことは可能なのか、深く考えさせられました。

そして、開発学の観点からしても、人権問題はとても興味深いです。人権侵害は、開発レベルに関係なく ― 所謂「先進国」でも ― 起きています。日本でも、他国、特に「途上国」と比較すると人々は自由であり人権が尊重されている国ですが、例えば未だに死刑が執行されている現実があり、課題はまだたくさんあると思います。

そのような経緯で、HRWのインターンシップに応募したのは、もっと人権問題について深く知りたいと思ったことと、日本のNGOで一度働いてみたいと思ったからです。紛争下の国から地域交流まで、様々な役割を果たすNGOですが批判的意見もあるのが現状です。そんな中、HRWは常に中立的な立場から報告書を作成し、人権侵害の実情を世界に発信していて、権力や政治的・経済的思惑に惑わされない強さに、組織として憧れています。

短い間ですが、精一杯HRWの活動に貢献していきたいです。そして、この貴重な経験を将来に生かせていけたらと思います。

HRW 代表ケネス・ロスがフランス国民議会外務委員会でスピーチ!2011/08/22 20:37


みなさん、こんにちは。インターンの佐藤です。

Human Rights Watch エグゼクティブ・ディレクターのケネス・ロスが2011年6月15日、国際NGOとしては初めてフランス国民議会外務委員会の公聴会に招かれました!


    HRWエグゼクティブ・ディレクター ケネス・ロス

外務委員会には、外務大臣、法務大臣やドミニク・ストロスカーン氏側近のジャン・クリストフ・カンバデリ議員らフランス政界の大物議員を含む約40人の国会議員が出席。

1時間15分の公聴会の中は、まずケネス・ロスによる15分のスピーチで始まりました。HRWについて、対トルクメニスタン、シリア、リビア等で近年人権を重視した外交を展開しているフランスの課題、さらにバーレーン、シリアなど、フランスにより一層人権外交の力の力を注いでほしい地域について、話は及びました。

その後に、約25人の国会議員がそれぞれ最大90秒の持ち時間で1、2問ずつ質問をぶつける60分間の質疑応答。

そのトピックはというと…

・国際社会は人権を守るために戦争を行うべきか
・パレスチナ自治区、ガザに対するHRWの立場
・米国の対中政策に関して
・ビルマの状況に関するHRWの評価
・アフガニスタンに駐留するフランス軍について
・ルワンダ(特に司法制度、gacacaと呼ばれる地域共同体の司法制度について)の評価
・イランについて
・チベットについて
・キューバについて
・スーダンと南スーダンの独立について
・コンゴ民主共和国、人権状況の発展について
・コソボについて(ディック・マルティ報告書についてのHRWの評価、HRWの持つ情報を国際法廷に提供する用意があるのか)


といった世界の人権状況に関するものから、


・HRWの予算・財源について
・HRWのリサーチャーとは?リサーチャーはリサーチ対象国でプレッシャーにさらされているのでは?リサーチャーの主観的な見方をどのようにチェックしているのか?
・HRWのガバナンスについて、HRWはどれくらい民主的な組織か。
・HRWは米国政府にとってnon-profitの武器となるのではないか。米国政府とHRWの関係は?
・どのような哲学的根拠でHRWは人権を保護するのか。HRWの人権の定義とは?

のようなHRWの運営・理念に関するものまで、多岐に渡りました。


公聴会の様子がフランス国民議会のウェブサイトでご覧になれます!ぜひどうぞ!




フィリピンからのレポート:"No Justice Just Adds to the Pain: Killings, Disappearances, and Impunity in the Phillipines"2011/08/23 22:40

こんにちは、インターンの佐藤です。

2011年7月19日、HRWは"No Justice Just Adds to the Pain:' Killings, Disappearances, and Impunity in the Phillipines"(正義の不在が苦しみを増大させる:フィリピンにおける殺人、失踪、刑事免責)と題するレポートを発表しました。



      
       記者会見の様子:HRWフィリピン調査員のジェシカ・エヴァンス(真中)

レポートの中では、2010年6月30日のペ二グノ・アキノ3世の大統領就任以来発生している、左翼活動家や農民の殺害と失踪に軍が関与していることを示す大きな証拠について詳述され、このような軍の行いについて警察の捜査が充分に行われていないことが指摘されています。

英文のレポートはこちらからご覧いただけます。









ニュースの深層 - 枯れ葉剤被害者が見たフクシマ2011/08/24 19:52

こんにちは、インターンの鈴木です。

香苗さんが毎週水曜日を担当されている、「ニュースの深層」(8月24日)の収録に同席させて頂きました。今回のゲストは、第二世代枯れ葉剤被害者のヘザー・バウザーさんとヘザーさんのベトナム訪問を追ったドキュメンタリー「沈黙の春を生きて」の監督、坂田雅子さんでした。60年代から70年代に亘って、アメリカ軍がベトナム戦争で散布した枯れ葉剤の影響、それをテーマにした坂田監督のドキュメンタリー映画、そしてヘザーさんと坂田監督から見た福島原発事故について話を伺いました。


左からアシスタントの西谷祐紀子さん、香苗さん、ヘザーさん、坂田監督


ヘザーさんの父は、1968年に徴兵され、1969年までの1年間、ベトナムのビエンホア市にある米軍基地に配属されました。戦争中、ヘザーさんの父は(枯れ葉剤に因る)化学物質が漂う中を何の保護もなく戦うことを余儀なくされました。

 

そして、坂田監督がおっしゃったように、50年も前の政治的な判断が未だにヘザーさんのような被害者の方々を苦しめています。ヘザーさんは1972年に未熟児として生まれ、右足の膝下、手の指、左足の指、に障がいを持っています。言うまでもなく、ヘザーさんの家族も枯れ葉剤散布による身体的・心理的影響を生き抜いてきました。

 

枯れ葉剤散布は、ヘザーさんのようにベトナムで戦ったアメリカ軍人の家族の方々だけでなく、ベトナム市民にも多大な被害を及ぼしています。坂田監督の映画、「沈黙の春を生きて」は、ヘザーさんがベトナムにアメリカ人枯れ葉剤被害者として初めて渡り、そのようなベトナム人被害者の方々と交流していく姿を追っています。

 

何よりも憤慨すべき、そして私達が働きかけていかなければならないことは、アメリカ政府がヘザーさんのような枯れ葉剤被害者を「被害者」として認めていないことです。ヘザーさんがおっしゃったように、戦時中にこのように非道な決断をし、それによって今も苦しんでいる人々がいることをアメリカ政府はきちんと認知し責任をとるべきだと思います。

 

そして、この枯れ葉剤散布の被害は日本が直面している福島原発事故にも通じるものがあるとヘザーさんと坂田監督は指摘されました。今私達が選んだ道、下した決断が、どのように50年後・100年後の世界に住む人々に影響してくるのか、深く考えながら行動し、生きていかなければなりません。

さて、最後にヘザーさんのウェブサイトがこちらにありますので、みなさん是非訪れてみてください。坂田監督の映画、「沈黙の春を生きて」は、2011年9月24日~10月21日まで東京にある岩波ホールで上映されます。その後全国各地で上映されることになっていますので、ウェブサイトにある上映情報を参考にしてください。

ヘザーさんのような方々はアメリカ政府を動かす為にも、日本からそして世界からのサポートを必要としているので興味がある方は是非ウェブサイトや映画をご覧になってください。




自己紹介2011/08/25 23:39

皆さん、はじめまして。今週月曜日からインターンに参加させて頂いている、品川といいます。

 

私は現在、福岡県にある西南学院大学法学部国際関係法学科3年に所属しています。主に海洋法や国際環境法など国際社会で使われる様々な法を学んでいます。

様々な状況を想定した法の成り立ちに日々驚き、感心する一方で、やはり法では解決できない問題が多く存在することに虚しさを覚えます。特に国際社会のなかでは政治制度の違いやイデオロギー対立により、法が法としての拘束力を発揮できない状況にあります。既存の国際法は完成されたものとはいえないのです。

 

法が問題を解決できないならば、どうやってそれを解決することができるのか。具体的な方法はあるのだろうか。その糸口を与えてくれるのが、ヒューマンライツウォッチです。

 

インターンとして参加して日も浅いのですが、先日はマレーシアにおける労働問題に関する取材に参加させて頂きました。日系企業が、労働者を粗悪な条件で働かせ、それを批判した人権活動家の発言を訴えたことに対する訴訟についての取材です。

出稼ぎ労働者の権利問題が長く問題視されてきたマレーシアにおける、我が国日本の企業による労働問題について、何か感じるところはないでしょうか。

 

また少年兵の問題も私にとっては解決すべき大きな問題です。少しおかしな理由ですが、きっかけは私の弟です。私の弟はスポーツをしているためか肌がとても黒く、一見アフリカで走っていそうな外見をしています。度々テレビで見るアフリカ人の子供にそっくりなのです。そのアフリカは世界史上でも迫害が多く、人がモノとして扱われた時代もありました。第二次世界大戦後は内戦が絶えず、現在抗争中の国もあります。

その内戦で、子供たちが兵士として使われ、かつて日本でも行われたような特攻隊の役割を担うこともあります。10歳にも満たない子供がライフルを持ち、麻薬漬けにされて、わからないままに親を殺すということもあります。

 

日本で豊かに暮らしていると、世界で起こっている人権侵害にも目を向けずに生きていけます。でも、私にはアフリカの子供たちが自分の弟に重なって見え、助けたいとしか思えないのです。自分の親や兄弟、友達が同じ目にあったら…と考えると胸が苦しくならないでしょうか。

 

 

より多くの現実を知り、人権侵害で失われる心・命を少しでも減らしたい。その一心で邁進しようと思います。



北朝鮮国際人権会議のご案内2011/08/26 23:53

平素お世話になっております。インターンの品川です!!!

 

リビアの情勢をニュースで見ながら、行く末を不安に思いつつ過ごしています。

カダフィ政権は独裁国家として有名ですが、私たちの身近にも…ありますよね?

 

 

 

 



 

 

 

…そう!!!朝鮮民主主義人民共和国(以下、北朝鮮)です。

 

 

皆さんは今、北朝鮮の国内でどのような現状があるのかを知っていますか?

北朝鮮の独裁者、金正日総書記の動向には常に注目が集まります。では、その国家の下に暮らす人々の生活はどのようなものなのでしょうか。

また、時折ニュースにのぼる脱北者とはどういうものなのでしょうか。


北朝鮮で暮らす多くの人々は、今日も深刻な人権侵害に苦しんでいます。北朝鮮国内の真実を伝え、広く問題意識を喚起するため、この度国際会議を開催する運びとなりました。

 

この会議では、同国の政治犯収容所を生き延びた脱北者の方々に北朝鮮の現状を語っていただくほか、韓国、日本等の国会議員、インドネシア、フィリピン、バングラデッシュ、メキシコ、ブラジル、ペルーから集まった人権リーダーたちや、世界各地の北朝鮮専門家・国際NGOメンバーが東京に集結し、北朝鮮の人権問題の現状を語るとともに、国際社会が今後どのような行動をとるべきか議論します。ぜひ皆様のご参加をお待ちしております。     

 

 

ご案内

 

北朝鮮人権国際会議 -脱北者、北朝鮮専門家、世界各国のNGO、人権活動家が語る北朝鮮の今―

 

 

日時:201197日(水)午前915分~1645分 (開場:午前845) 

 

場所:明治大学 駿河台キャンパス アカデミーコモン2階 ビクトリーフロア

 

   (JR・地下鉄「御茶ノ水駅」と地下鉄「新御茶ノ水駅」から徒歩2分、

    地下鉄「神保町駅」「小川町」駅から徒歩5分)

 

地図:http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html

 

主催:Preparation Committee of the International Coalition to Stop Crimes Against Humanity in North Korea

共催:明治大学

参加費:無料 日本語、英語、韓国語 通訳付き

 

 

参加方法:事前申込制となっております。以下のURLに事前に登録してください。

参加登録URLhttp://bit.ly/ppCgZd

 

 

お問い合わせ: ヒューマン・ライツ・ウォッチ (担当 吉岡) 03-5282-5160 / tokyo

hrw.org

 

 

 

【暫定プログラム】

 

 

8:45 開場

開会のあいさつ

金泳三 韓国元大統領からのビデオメッセージ

基調講演/ご挨拶

被害者による証言 (政治犯収容所からの脱北者、元監視官、拉致被害者等 予定)

 

【昼食休憩】

 

Amnesty Internationalの映画・写真

国際NGOによるパネル・ディスカッション

国際社会の対応(日本の国会議員、欧州大使館代表、韓国人権委員会、国連関係者等予定)

閉会の言葉

 

 

 

 

協力(予定): Human Rights Watch, Open North Korea, Christian Solidarity Worldwide,

北朝鮮難民救援基金, NO FENCE, アジア人権人道学会, FIDH, Freedom House, People In Need,

 The Jubilee Campaign, the Committee for Human Rights in North Koreaなど世界各地のNGOが参加します。皆様のご参加をお待ちしております。

                                  



北朝鮮の人々への祈り&政府プロテスト@9月8日(木)午後5時から2011/08/29 18:10

北朝鮮で暮らす多くの人びとは、今日も深刻な人権侵害に苦しんでいます。 

多くの子どもたちが、家族ごと政治犯収容所に送られて、いつ終わるとも知れない奴隷労働を強いられています。拷問や公開処刑も頻繁です。強制失踪/拉致の被害者が解放されていないことも周知のとおりです。

こうした北朝鮮の人びとの苦しみを終わらせ、
出身国や人種などに拘わらずすべての人の人権が尊重されるアジアをめざし、

北朝鮮における「人道に対する罪」を終わらせるための
「北朝鮮の人々への祈り&政府プロテスト」

日時:2011年9月8日(木)午後5時ー5時30分
場所:朝鮮総連前 (東京都千代田区富士見2-14-15)
    飯田橋駅 徒歩5分

を行なうことになりました。

現在北朝鮮で進行中の悲惨な人権侵害の壮絶さに比べて、
国際社会の対応は十分ではありません。

まずは、世界中の人権NGOが声を上げるべきだと考え、
このプロテストには、韓国や米国・英国はもちろん、インドネシア、フィリピン、バングラデッシュ、メキシコ、ブラジル、ペルーから集まった人権リーダーたちが集まります。

当日は、政治犯収容所に囚われて奴隷状態におかれている人びとの一刻も早い自由を願い、現在判明している政治犯収容所内の人びとの氏名を書き込んだ風船を、空に飛ばすデモンストレーションも行ないます。

「世界中すべての人は、生まれながらにして、人間らしく生きるための権利がある・・・」

この普遍的な人権思想を共有する皆様のご参加をお待ちしております!