The Week of Tokyo Dinner 2011:1日目2011/07/12 11:18



こんにちは、インターンの湯村です!チャリティ・ディナー週間の様子の記録、第2回目です。前回はディナー週間前日の様子をお伝えしました。今回は、ディナー週間初日の記録です。

1日目:7月4日(月)

今日は、海外からのゲストとHRW関係者が活躍する1日でした。前回のブログでお話しした第一陣のヨセフさん・ベンさん・サラさんに加え、昨日の夜中に第二陣のフィル・ロバートソンさんがタイから来日しました。彼らの紹介をすると:

ヨセフ・ムルゲタ――弁護士。エチオピアを代表する人権NGO「エチオピア人権評議会」元事務局長。同評議会は、即決処刑、強制失踪、恣意的拘禁などの問題について調査報告をしている。エチオピアの2009年NGO法により、活動が実質できなくなる。ヨセフさんは現在、ワシントンDCに政治亡命中。エチオピア政府の表向きの「民主主義」の裏にある現実を明らかにする活動を続けている。 

ベン・ロレンス――HRWアフリカ局調査員。アフリカの角を担当。HRWに勤務する以前は、タンザニア野党顧問、英国議会自由民主党外交顧問を務める。HRWの報告書「自由なき開発」「威圧と弾圧のための100の方法」などを執筆。

サラ・リーデル――HRWディベロプメント局アソシエート。ニューヨーク本部で勤務。

フィル・ロバートソン――HRWアジア局局長代理。HRWで勤務する前は、東南アジアの様々なNGOや国際及び地域労働組合、国連機関で、人権・労働権・移民労働者の保護・反人身売買などに携わる。

朝、彼らが泊ってる庭のホテルまで迎えに行き、HRW東京オフィスへ向かいました。オフィスでまず、今回の来日スケジュールの確認を全員でしました。今日の予定は、夕方の講演会2つ。それまで時間があった初来日の海外組を東京観光へ送り出し、東京オフィス組は今日の講演会&明日のディナーの準備に没頭しました。フィルさんは、「何度も日本に来てるし、観光しないで仕事する!」とオフィスに残り、前日にあったタイの総選挙に関して調べていました。

夕方、「アフリカ開発と人権」シンポジウム@明治大学があり、ヨセフさん・ベンさんが講演者及びパネラーとして参加しました。香苗さんもモデレーターを務めました。日本人の専門家として、国際開発センター理事(評価・調査担当)の石田洋子さん、日本映画大学教授・東京大学大学院客員教授の熊岡路矢さん、アフリカ日本協議会国際保健部門ディレクターの稲場雅紀さんにもご参加頂きました。シンポジウムは、明治大学アカデミックインパクトとして後援・情報コミュニケーション学部川島ゼミナールが協力という形でサポートくださったお陰で、多くの方々に足を運んで頂き盛況に終わりました。

同じときに、フィルさんは、テンプル大学で講演をしました。ビルマ・カンボジア・ラオス・タイ・ベトナムなどの国々、そしてASEANなどに関してお話ししました。

長旅の後で時差もある中、フルな一日で疲れたと思いきや、講演会後の懇親会では、和風居酒屋で楽しそうに食べて飲んでいる海外組でした。明日はいよいよディナー当日です!!

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