チャリティマラソンで100キロ完走 池本克之さん ― 2010/11/01 19:04
すごいひとがいる・・・
池本克之さん(http://ameblo.jp/ikemoto/)は、ビジネスパーソンとして有名ですが、
10月17日(日)、四万十川ウルトラマラソンで、
100KM(!!)を完走された!
ということを知りました。
(ブログ → http://ameblo.jp/ikemoto/day-20101017.html)
だけでなく、しかもそのウルトラながんばりをしたうえで
自分のポケットマネーから100万円を寄付にまわしたうえに、
チャリティサポーターまで募ってしまわれた、とのこと。
10月20日の池本さんのブログ
http://ameblo.jp/ikemoto/day-20101020.html
を拝見すると、サポーターからの寄付もかなり集められたようですね!すごい。
ヒューマン・ライツ・ウォッチも寄付先の候補になっているとか・・・
池本さんとパートナーの皆様、ご検討ありがとうございます!
私たちが寄付先に選ばれようが選ばれなかろうが、
それはさておき、ビジネスも、マラソンでも、そして、チャリティも、すべてやろうと努力してしまう人がいるということに感動です。
NGOの世界で働いていると、ビジネスで活躍するだけでなく、社会貢献マインドで活動する方にあって感激することは多いのですが、池本さんもそんなおひとりだなと思った次第です。
池本さん、ウルトラマラソン、本当にお疲れ様でした。
池本克之さん(http://ameblo.jp/ikemoto/)は、ビジネスパーソンとして有名ですが、
10月17日(日)、四万十川ウルトラマラソンで、
100KM(!!)を完走された!
ということを知りました。
(ブログ → http://ameblo.jp/ikemoto/day-20101017.html)
だけでなく、しかもそのウルトラながんばりをしたうえで
自分のポケットマネーから100万円を寄付にまわしたうえに、
チャリティサポーターまで募ってしまわれた、とのこと。
10月20日の池本さんのブログ
http://ameblo.jp/ikemoto/day-20101020.html
を拝見すると、サポーターからの寄付もかなり集められたようですね!すごい。
ヒューマン・ライツ・ウォッチも寄付先の候補になっているとか・・・
池本さんとパートナーの皆様、ご検討ありがとうございます!
私たちが寄付先に選ばれようが選ばれなかろうが、
それはさておき、ビジネスも、マラソンでも、そして、チャリティも、すべてやろうと努力してしまう人がいるということに感動です。
NGOの世界で働いていると、ビジネスで活躍するだけでなく、社会貢献マインドで活動する方にあって感激することは多いのですが、池本さんもそんなおひとりだなと思った次第です。
池本さん、ウルトラマラソン、本当にお疲れ様でした。
土井のお勧めシンポ 「人道スペースへの挑戦」 ― 2010/11/02 13:10
皆様、ICRC(赤十字国際委員会)をご存知でしょうか?
世界の隅々、国連なども排除されてしまうようなど危険地帯や収容施設にもICRCだけは入ることができ(ることが多い)、人々を助けるという特別な国際機関なんです。そして、国際人道法(戦争法)の発展をリードしてきた団体でもあります。
そのICRCが、外務省と一緒に、以下のシンポを行なうとのことでご案内をいただきました。HRWとしても参加して勉強しよう!と思っております。
貴重な機会と思いますので、みなさまどうぞご参加ください。
ICRC 日本語ウェブサイト
http://www.jrc.or.jp/ICRC/about/index.html
++++++++++++++++++++++++++++++
人道支援シンポジウム「人道スペースへの挑戦」
来る11月5日(金)に、外務省及び赤十字国際委員会(ICRC)共催にて人道支援シンポジウムを開催いたします。
本シンポジウムでは、日本政府関係者、ICRC、国連機関、NGO等の人道支援関係者、有識者、報道関係者等の参加の下、紛争下における人道支援の特殊性を認識し、人道支援実施機関による経験と知見を共有する場を提供することを目的としています。つきましては、ご多用中のこととは存じますが、ご来臨を賜りますよう、ご案内申し上げます。
開催日時
2010年11月5日(金) 14:00~17:30 (13:30開場)
会場
外務省(北国際大会議室) 〒100-8919 東京都千代田区霞が関2-2-1
プログラム
14時00分~14時05分 開会の辞
14時05分~14時20分 基調講演: 「人道支援に対する日本政府の取り組み及びそのアプローチ」(仮題)
14時20分~15時20分 第1セッション :「人道スペースへの挑戦」
· トビアス·エプレヒト/ICRCクアラルンプール地域代表部首席代表
· 山本 理夏/ピースウィンズ·ジャパン事業責任者
· ヨハン·セルス/ 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)駐日代表
15時20分~15時40分 コーヒーブレイク
15時40分~17時00分 第2セッション :「アフガニスタンにおける人道スペース」
· シーマ·ガーニ/元アフガニスタン財務副大臣、コラサン·チャリティー(NGO)事務局長
· 伊勢崎 賢治/東京外国語大学大学院地域文化研究科教授
· ティモシィー·ピット/国連人道問題調整部(UNOCHA)アフガニスタン事務所長
· ジャック·デ·マイオ/ICRC南アジア事業局長
17時00分~17時30分 質疑応答
モデレーター:長 有紀枝/難民を助ける会理事長、ジャパン·プラットフォーム(JPF)共同代表理事
(注)本シンポジウムは、日英同時通訳にて行われます。
申し込みは;
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/event/jindou_101105.html
あるいは
http://www.jrc.or.jp/ICRC/japan/event/82.html
まで
世界の隅々、国連なども排除されてしまうようなど危険地帯や収容施設にもICRCだけは入ることができ(ることが多い)、人々を助けるという特別な国際機関なんです。そして、国際人道法(戦争法)の発展をリードしてきた団体でもあります。
そのICRCが、外務省と一緒に、以下のシンポを行なうとのことでご案内をいただきました。HRWとしても参加して勉強しよう!と思っております。
貴重な機会と思いますので、みなさまどうぞご参加ください。
ICRC 日本語ウェブサイト
http://www.jrc.or.jp/ICRC/about/index.html
++++++++++++++++++++++++++++++
人道支援シンポジウム「人道スペースへの挑戦」
来る11月5日(金)に、外務省及び赤十字国際委員会(ICRC)共催にて人道支援シンポジウムを開催いたします。
本シンポジウムでは、日本政府関係者、ICRC、国連機関、NGO等の人道支援関係者、有識者、報道関係者等の参加の下、紛争下における人道支援の特殊性を認識し、人道支援実施機関による経験と知見を共有する場を提供することを目的としています。つきましては、ご多用中のこととは存じますが、ご来臨を賜りますよう、ご案内申し上げます。
開催日時
2010年11月5日(金) 14:00~17:30 (13:30開場)
会場
外務省(北国際大会議室) 〒100-8919 東京都千代田区霞が関2-2-1
プログラム
14時00分~14時05分 開会の辞
14時05分~14時20分 基調講演: 「人道支援に対する日本政府の取り組み及びそのアプローチ」(仮題)
14時20分~15時20分 第1セッション :「人道スペースへの挑戦」
· トビアス·エプレヒト/ICRCクアラルンプール地域代表部首席代表
· 山本 理夏/ピースウィンズ·ジャパン事業責任者
· ヨハン·セルス/ 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)駐日代表
15時20分~15時40分 コーヒーブレイク
15時40分~17時00分 第2セッション :「アフガニスタンにおける人道スペース」
· シーマ·ガーニ/元アフガニスタン財務副大臣、コラサン·チャリティー(NGO)事務局長
· 伊勢崎 賢治/東京外国語大学大学院地域文化研究科教授
· ティモシィー·ピット/国連人道問題調整部(UNOCHA)アフガニスタン事務所長
· ジャック·デ·マイオ/ICRC南アジア事業局長
17時00分~17時30分 質疑応答
モデレーター:長 有紀枝/難民を助ける会理事長、ジャパン·プラットフォーム(JPF)共同代表理事
(注)本シンポジウムは、日英同時通訳にて行われます。
申し込みは;
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/event/jindou_101105.html
あるいは
http://www.jrc.or.jp/ICRC/japan/event/82.html
まで
講演会のお誘い@大阪 ― 2010/11/02 15:35
11月28日(日)に、大阪にて「7gei-spirito」というイベントに参加いたします。
これは、大阪第7芸術劇場が月に一度行っているプレミアム・イベントで、『文化、政治、社会などについての問題提起 とディスカッションの場。ユニークなテーマ、人物の紹介。大切なことなのにマスメディアが触れない、 深めない問題を取り上げる。テレビがやれないこと、どの小屋でもやらないことをやる』というコンセプトだそうです。
詳しくはこちら。
私(土井)はその第17回目として私がお話しさせていただくことになりました!
(講演会についての詳細ページはこちら)
2部構成となっていて、第1部は、ロシア政権を厳しく批判し、2006年に殺害されたジャーナリスト、アンナ・ポリトコフスカヤの映画『アンナへの手紙』が上映されます。続いて、第2部で、ロシアをはじめとして、ビルマ、北朝鮮など各国で続いている人権侵害の実態をお話いたします。
(講演会についての詳細ページはこちら)
2部構成となっていて、第1部は、ロシア政権を厳しく批判し、2006年に殺害されたジャーナリスト、アンナ・ポリトコフスカヤの映画『アンナへの手紙』が上映されます。続いて、第2部で、ロシアをはじめとして、ビルマ、北朝鮮など各国で続いている人権侵害の実態をお話いたします。
HRW東京オフィスは、今年の4月、ヒューマン・ライツ・ウォッチ東京オフィス開設一周年記念チャリティーディナーに、アンナ・ポリトコフスカヤさんの後輩記者であるノーバヤ・ガゼータ紙の調査報道担当ジャーナリスト エレナ・ミラシナさんをお招きしました(その際のブログ→4/26/2010 4/27/2010 4/29/2010)。
チェチェンでの人権侵害をはじめとするロシアの人権侵害は、現在も改善の余地は見られておりません。その様な中で、命の危険にさらされながらも、真実を報道し続けようとするジャーナリストの姿を、4月にエレナさんから聞いた話も交えて、皆様にお話できればと思います。
日時;2010年11月28日(日)
開場 16:45
17:00【第1部】『アンナへの手紙』上映
18:30【第2部】ティーチイン
場所;第7芸術劇場
入場料金:前売り 1,800円
※チケットぴあにて10月24日(日)発売予定(Pコード 618-226)
※劇場窓口、チケットぴあ、セブンイレブン、サークルケーサンクス
にてお求め頂けます。
当日 一般2,000円/会員1,800円
第二回:東大で実践的な授業にチャレンジ 「ビルマ/ミャンマーについて」 ― 2010/11/04 13:20
前回に引き続き、2010年10月19日(火)に第2回の授業が行われました。
今回のテーマは「ビルマ(ミャンマー)」。
ゲストスピーカーに秋元由紀様とティンアウン様をお招きしました。
お二人のお話を聞き、質疑応答をした後に、「ニュースの深層(2010年5月26日放送):『ビルマVJ 消された革命』に見るビルマの報道の現状」の抜粋部分を鑑賞しました。
学生たちは今回の講義で、
・活動家の方々がなぜこの国を「ミャンマー」ではなく「ビルマ」とよぶのか、
・そこではいま何が起きており、報道をする人たちはどのような困難に直面しているのか、
・来る総選挙にはどのような問題があるのか、など、
ビルマ(ミャンマー)に関するタイムリーかつ根深い問題を学ぶことができたと思います。
また、このゼミの特徴である「フィールドワーク」に向けて、学生たちのグループ分けも行いました。
グループは「北朝鮮グループ」と「ビルマグループ」。
リーダー(二人ずつ)も決まり、
グループメール上で自己紹介も始まりました。
来週までに各グループで、どのようなプロジェクトを行うかを話し合ってきてもらいます。
講義で現状を知り、
当事者や活動家の方々から直接お話をお伺いした両テーマについて、
学生たちがどのようなプロジェクトを企画・立案し、実施するのか。
今後もこのブログでお伝えしていきます。
今回のテーマは「ビルマ(ミャンマー)」。
ゲストスピーカーに秋元由紀様とティンアウン様をお招きしました。
お二人のお話を聞き、質疑応答をした後に、「ニュースの深層(2010年5月26日放送):『ビルマVJ 消された革命』に見るビルマの報道の現状」の抜粋部分を鑑賞しました。
学生たちは今回の講義で、
・活動家の方々がなぜこの国を「ミャンマー」ではなく「ビルマ」とよぶのか、
・そこではいま何が起きており、報道をする人たちはどのような困難に直面しているのか、
・来る総選挙にはどのような問題があるのか、など、
ビルマ(ミャンマー)に関するタイムリーかつ根深い問題を学ぶことができたと思います。
また、このゼミの特徴である「フィールドワーク」に向けて、学生たちのグループ分けも行いました。
グループは「北朝鮮グループ」と「ビルマグループ」。
リーダー(二人ずつ)も決まり、
グループメール上で自己紹介も始まりました。
来週までに各グループで、どのようなプロジェクトを行うかを話し合ってきてもらいます。
講義で現状を知り、
当事者や活動家の方々から直接お話をお伺いした両テーマについて、
学生たちがどのようなプロジェクトを企画・立案し、実施するのか。
今後もこのブログでお伝えしていきます。
サルボダヤJAPAN 講演会にいってきました ― 2010/11/05 13:05
みなさま、こんにちは。インターンの小田です。
10月14日(木)、明治学院大学で、サルボダヤJAPAN主催で、1958年にスリランカで始まった世界有数の農村開発運動サルボダヤ・シュラマダーナ運動の創始者であるアリヤラトネ博士の講演会が行われました。
初めに瞑想で心を静かにしてから行われた講演会は、神秘的でしたが、後ろにはお茶やお菓子も用意され、とても和やかな雰囲気でした。

サルダボヤJAPAN、アリヤラトネ博士について詳しくはサルダボヤJAPANホームページ(こちら)をご覧下さい!
プラトン写真集「亡命:ビルマから逃れて」(その1) ― 2010/11/06 12:18
All photos © 2010 Platon for Human Rights Watch
仏教僧
2007年9月にビルマで起きた軍政に対する大衆的な抗議行動は、この20年あまりで最大のものだった。仏教僧は、比較的安全だった僧院から街頭に出て、デモの先頭に立った。後に「サフラン革命」として知られる運動だ。ビルマ政府の治安維持部隊は、仏教僧などの平和的な抗議活動の参加者を殺害し、暴行や拷問も加え、力づくで解散させた。弾圧後にビルマの裁判所は、数百名もの政治活動家や仏教僧に、長期刑(最大65年)を宣告した。

今回から2回に分けてお送りするのは、オバマ大統領など、各界で活躍する一流の人びとの肖像写真で知られる、イギリス出身の著名なフォトグラファープラトン氏による、ビルマからの亡命者たちの姿です。
ビルマは世界でもっとも抑圧的、閉鎖的な国のひとつで、1962年以来軍事政権に支配されています。政府は、ほとんどの市民運動を沈黙させ、刑務所で拷問し、子ども兵士を徴用し、強制労働させ、女性を人身売買し、少数民族地帯で民間人を狙った攻撃を行うなど、長く人権侵害を行い続けているのです。
軍事政権は、20年ぶりの国政選挙を11月7日に実施すると発表しました。2010年5月、ヒューマン・ライツ・ウォッチは、プラトン氏とともにタイとビルマの国境に入り、元政治囚や市民運動家の指導者、少数民族、ジャーナリストなどのビルマからの亡命者を撮影してもらいました。
登場するのはビルマで人権を侵害され、タイに亡命した人たち。やる気をなくしたり挫折したりせず、人びとは団結しています。互いの経験をシェアしながら教育に取り組み、ビルマのすべての人びとにより良い未来が訪れるようにと活動しています。国は追われましたが、沈黙させられはしなかったのですね。
ところで、今回この写真集が掲載されたのは、10月18日号の文芸雑誌「ニューヨーカー」。アメリカでは、(名前はニューヨーカーでも)全国的に有名な超インテリ向けの媒体です。発売日には、マンハッタンの高級マンションの郵便受けにずらりと配達されている光景もみられます。つまり、読んでいること自体がステータス、という雑誌なのです。
ビルマは世界でもっとも抑圧的、閉鎖的な国のひとつで、1962年以来軍事政権に支配されています。政府は、ほとんどの市民運動を沈黙させ、刑務所で拷問し、子ども兵士を徴用し、強制労働させ、女性を人身売買し、少数民族地帯で民間人を狙った攻撃を行うなど、長く人権侵害を行い続けているのです。
軍事政権は、20年ぶりの国政選挙を11月7日に実施すると発表しました。2010年5月、ヒューマン・ライツ・ウォッチは、プラトン氏とともにタイとビルマの国境に入り、元政治囚や市民運動家の指導者、少数民族、ジャーナリストなどのビルマからの亡命者を撮影してもらいました。
登場するのはビルマで人権を侵害され、タイに亡命した人たち。やる気をなくしたり挫折したりせず、人びとは団結しています。互いの経験をシェアしながら教育に取り組み、ビルマのすべての人びとにより良い未来が訪れるようにと活動しています。国は追われましたが、沈黙させられはしなかったのですね。
ところで、今回この写真集が掲載されたのは、10月18日号の文芸雑誌「ニューヨーカー」。アメリカでは、(名前はニューヨーカーでも)全国的に有名な超インテリ向けの媒体です。発売日には、マンハッタンの高級マンションの郵便受けにずらりと配達されている光景もみられます。つまり、読んでいること自体がステータス、という雑誌なのです。

元々は保守系の社会風刺雑誌ですが、1998年に「ニューヨーク・タイムズ」出身のデイビッド・レムニック氏が編集長に就任してから、国内外の政治問題に関する評論にも力を入れているようです。とはいえ、ヒロシマの惨禍やベトナム戦争の「ソンミ村の大虐殺」など、以前からアメリカが道を踏み外した時には、それを堂々と告発してきた雑誌でもあります。米軍によるアブ・グレイブでのイラク人拷問の記事が社会に与えた衝撃も、記憶に新しいところです。
今回ご紹介する写真は、そんなニューヨーカーの契約フォトグラファーでもあるプラトン氏とヒューマン・ライツ・ウォッチによるコラボの集大成です。どうぞ、プラトン氏が切り取った、ビルマから亡命してきた人びとの、弾圧に屈することのない力強い眼差しをご覧ください。
HIVと共に生きる子どもたちビルマでHIV/エイズ治療薬を入手するのはたいへん難しく、必要な治療を受けているのは4人に1人だけだ。写真の子どもたちは、HIV陽性で、親を失うか、親から預けられるかして「女性たちのためのソーシャルアクション」((SAW)の運営するセーフハウス(保護施設)「子どものためのクライシス・センター」(CCC)で治療や保護を受けている。SAWは、住居や教育の他、抗レトロウイルス薬など基本的サービスをビルマ人の子どもに提供している。子どもたちは日焼け止めとおしゃれをかねて、タナカ(木からとるビルマの伝統的な染料)を顔に塗っている。
今回ご紹介する写真は、そんなニューヨーカーの契約フォトグラファーでもあるプラトン氏とヒューマン・ライツ・ウォッチによるコラボの集大成です。どうぞ、プラトン氏が切り取った、ビルマから亡命してきた人びとの、弾圧に屈することのない力強い眼差しをご覧ください。
HIVと共に生きる子どもたちビルマでHIV/エイズ治療薬を入手するのはたいへん難しく、必要な治療を受けているのは4人に1人だけだ。写真の子どもたちは、HIV陽性で、親を失うか、親から預けられるかして「女性たちのためのソーシャルアクション」((SAW)の運営するセーフハウス(保護施設)「子どものためのクライシス・センター」(CCC)で治療や保護を受けている。SAWは、住居や教育の他、抗レトロウイルス薬など基本的サービスをビルマ人の子どもに提供している。子どもたちは日焼け止めとおしゃれをかねて、タナカ(木からとるビルマの伝統的な染料)を顔に塗っている。

子ども兵士
ビルマには世界で最も多くの子ども兵士が存在する。ほとんどが国軍にいる。たった11歳子どもすら強制的に徴用されている。しかし反政府民族ゲリラも同様に子ども兵士を使用している。ビルマで実際に配備されている兵士のうちなんと2割が18歳に満たない少年の可能性がある。

マンダレー出身の元子ども兵士(16)。個人が特定されないよう顔を隠している。彼はカチン州の前線に送られた後、脱走した。
政治囚
政治囚

房の鍵。タイ、メーソットにある政治囚支援協会の展示室にて。
アウンミョーテイン(42)
アウンミョーテイン(42)

1988年民主化運動の時の学生自治会の指導者であったことを理由に6年以上投獄されていた。ビルマの不潔な刑務所には、現在も仏教僧侶、仏教僧アーティスト、ジャーナリスト、学生、政治活動家など2100名を越える政治囚が投獄されている。アウンミョーテインは2007年12月、6歳の息子を残し、ビルマを逃れた。「息子に最後に会ったのは3歳の時だ」と言う。
ボーチー
ボーチー

(「亡命:ビルマから逃れて」写真集、第2回に続く)
Harper's BAZAARに掲載! ― 2010/11/08 13:27
みなさま、こんにちは。
世界で最も長い歴史を誇るファッション雑誌、「Harper’s BAZAAR」の日本版
11月号(創刊10周年特大号第2弾の別冊付録“BAZAAR Business”)に、
私(土井)が載っております。

お隣のページは、Google株式会社 執行役員の岩村水樹さん。「エグゼクティブなあの人の24時間」というタイトルで、「私で良かったのかしら??」と今更ながら思ってしまいます、、、。ただ、ヒューマンライツをエグゼクティブのお仕事にするべくまい進中!の私としては、こうやって取り上げていただいて嬉しいかぎりです。

ある日の一日のスケジュールやインタビューなどがコンパクトに掲載されております。
とてもラグジュアリーな気分に浸れる雑誌ですので、是非、お手にとってご覧下さいませ。
HRWビルマコンフェレンス@ワシントンDC ― 2010/11/08 23:10

みなさんこんにちは!インターンの湯村です。
10/20にHRWは、ワシントンDCでビルマに関するコンフェレンス“A Return to Civilian Rule? The Prospects for Democracy and Rights in Burma after the Election.”を開催しました。the Southeast Asia Studies Program at the Paul H. Nitze School of Advanced International Studies at Johns Hopkins Universityと共に開催した本コンフェレンスでは、ビルマの政治と11月の選挙、人権と説明責任に対する取り組み、アジアの地域的視点に関して話し合われました。スピーカーは、ノーベル経済学賞受賞者でハーバード大学教授のアマルティア・セン氏、HRW事務局長のケネス・ロスなどでした。
このコンフェレンスが様々なプレスに取り上げられました!
以下、AFP通信のWorld turning blind eye to Burma: Nobel laureate Senというタイトルの記事の概略です。
ノーベル経済学賞受賞者で、子ども時代にビルマに住んでいたことのあるインド人のアマルティア・セン氏が、11月7日に予定される20年ぶりのビルマの総選挙について批判した。民主化への努力が大きく後退してしまうと警告し、より強力な国際的な監視を主張した。軍事政権は外国の観察やメディアを禁止し、アウン・サン・スーチー氏を自宅軟禁している。
セン氏は、数千の村の破壊や少数民族女性へのレイプなど、軍政による人道に対する罪への疑いを調査する国連調査会を直ちに設立するように求めた。
オバマ政権は調査に対する支援を示したが、軍政権に対する孤立政策は成果が出なかったとし、昨年から導入しているを続けるとした。また、セン氏は、マンモハン・シン インド大統領が、タン・シュエ ビルマ軍事政権リーダーを招待したことを批判した。
ビルマに関するHRWのプレスリリースなどはこちらをご覧下さい。
総選挙に向け、世界の関心がビルマに向いています。軍事政権が総選挙にどのような姿勢で臨むのかが、注目されます。HRWは、2000人以上いる政治囚の解放を求め、国際圧力の強化が必要であると考えています。
10/20にHRWは、ワシントンDCでビルマに関するコンフェレンス“A Return to Civilian Rule? The Prospects for Democracy and Rights in Burma after the Election.”を開催しました。the Southeast Asia Studies Program at the Paul H. Nitze School of Advanced International Studies at Johns Hopkins Universityと共に開催した本コンフェレンスでは、ビルマの政治と11月の選挙、人権と説明責任に対する取り組み、アジアの地域的視点に関して話し合われました。スピーカーは、ノーベル経済学賞受賞者でハーバード大学教授のアマルティア・セン氏、HRW事務局長のケネス・ロスなどでした。
このコンフェレンスが様々なプレスに取り上げられました!
以下、AFP通信のWorld turning blind eye to Burma: Nobel laureate Senというタイトルの記事の概略です。
ノーベル経済学賞受賞者で、子ども時代にビルマに住んでいたことのあるインド人のアマルティア・セン氏が、11月7日に予定される20年ぶりのビルマの総選挙について批判した。民主化への努力が大きく後退してしまうと警告し、より強力な国際的な監視を主張した。軍事政権は外国の観察やメディアを禁止し、アウン・サン・スーチー氏を自宅軟禁している。
セン氏は、数千の村の破壊や少数民族女性へのレイプなど、軍政による人道に対する罪への疑いを調査する国連調査会を直ちに設立するように求めた。
オバマ政権は調査に対する支援を示したが、軍政権に対する孤立政策は成果が出なかったとし、昨年から導入しているを続けるとした。また、セン氏は、マンモハン・シン インド大統領が、タン・シュエ ビルマ軍事政権リーダーを招待したことを批判した。
ビルマに関するHRWのプレスリリースなどはこちらをご覧下さい。
総選挙に向け、世界の関心がビルマに向いています。軍事政権が総選挙にどのような姿勢で臨むのかが、注目されます。HRWは、2000人以上いる政治囚の解放を求め、国際圧力の強化が必要であると考えています。
devexに掲載いただきました。 ― 2010/11/09 11:24
こんにちは。インターンの櫻井直輝です。
みなさん、国際協力の求人・就職・転職・キャリアサポートをしている『devex』をご存知でしょうか。
devexはグローバルに国際協力系の団体の求人やキャリアアドバイスなどを行っている団体です。先日devexの方に土井がインタービューを受け、その模様がdevex様のサイトに掲載されました。
Devexのサイトには、名だたる国際的NGO/NPOの求人を掲載してあります。ご興味あるかたは、是非ご覧ください。
Human Rights Watchも求人を行っておりますので、ご覧ください。
また、不定期で交流会やイベントなども開催しているとのことですので、こちらに是非ご参加ください。
NHK「ミッション」でおなじみイラン人女優サヘルさんとの初トークイベント! ― 2010/11/09 12:12
NHK地球ドキュメント「MISSION」ファンの方、必見。
キャスターをつと めます私(土井)とタレントのサヘル・ローズさんの初のトークイベントが行なわれます。
11月19日 (金)18時半から武蔵小杉の中原市民会館にて。
タイトルは、「戦争で犠牲になる子どもたち」 です。詳しくは→こちら

【日時】2010年11月19日(金)18:30~(18:00開場)
【場所】 中原市民館2階ホール 地図→
最寄り駅 武蔵小杉 (渋谷から約 15分)
【入場料】500円
※事前のお申し込みは不要。当日直接会場!
チラシPDFはこ ちら
イベントの詳細は、こちら
ご存知の通り、サ ヘルさんはイラン・イラク戦争での空爆により、住んでいた村が全滅した中、ただ一人、ボランティアの女学生に救出されたという壮絶なご経験をされました。
戦 争に巻き込まれ、未来を一瞬でつぶされてしまう、子どもたちの現状、そして私たちに何ができるか、サヘルさんと私で熱く語ります。!
この イベントは武蔵小杉合同法律事務所が創設を記念して行われるのですが、ピアノ、チェロ、ボーカルの女性3人ユニット「angel passe」のミニコンサートも開催される予定で、盛りだくさんの講演会です。
みなさん、是非このイベン ト&コンサートに参加して、子どもの人権について考えてみてください。ちなみに入場料は500円とですので、お気軽にご参加して下さいませ
「戦 争で犠牲になる子どもたち」ウェブサイト:
http://www.mklo.org/topics/20101119.html
キャスターをつと めます私(土井)とタレントのサヘル・ローズさんの初のトークイベントが行なわれます。
11月19日 (金)18時半から武蔵小杉の中原市民会館にて。
タイトルは、「戦争で犠牲になる子どもたち」 です。詳しくは→こちら

【日時】2010年11月19日(金)18:30~(18:00開場)
【場所】 中原市民館2階ホール 地図→
最寄り駅 武蔵小杉 (渋谷から約 15分)
【入場料】500円
※事前のお申し込みは不要。当日直接会場!
チラシPDFはこ ちら
イベントの詳細は、こちら
ご存知の通り、サ ヘルさんはイラン・イラク戦争での空爆により、住んでいた村が全滅した中、ただ一人、ボランティアの女学生に救出されたという壮絶なご経験をされました。
戦 争に巻き込まれ、未来を一瞬でつぶされてしまう、子どもたちの現状、そして私たちに何ができるか、サヘルさんと私で熱く語ります。!
この イベントは武蔵小杉合同法律事務所が創設を記念して行われるのですが、ピアノ、チェロ、ボーカルの女性3人ユニット「angel passe」のミニコンサートも開催される予定で、盛りだくさんの講演会です。
みなさん、是非このイベン ト&コンサートに参加して、子どもの人権について考えてみてください。ちなみに入場料は500円とですので、お気軽にご参加して下さいませ
「戦 争で犠牲になる子どもたち」ウェブサイト:
http://www.mklo.org/topics/20101119.html