AFPBB News「預言者ムハンマド『嫌い』とツイート、サウジ記者に死刑の恐れ」2012/02/17 15:34

こんにちは、インターンの湯村です。AFPBB News2月13日発信の記事預言者ムハンマド『嫌い』とツイート、サウジ記者に死刑の恐れに、HRWが載りました!


Twitterでムハンマドを批判したサウジアラビアのジャーナリストが、マレーシアで拘束・送還されました。ハズマ・カシュガリのツイートはムハンマドの冒涜にあたるとし、サウジアラビアでは彼の死刑を求める動きが高まりました。身の危険を感じ、カシュガリはマレーシアへ向かいましたが、到着後に空港で拘束され、サウジアラビアへ送還されました。

「国際人権団体のアムネスティ・インターナショナル(Amnesty International)とヒューマン・ライツ・ウオッチ(Human Rights Watch、HRW)は、カシュガリ氏が送還されれば重罰を科されることになり、死刑になる恐れもあるとして、マレーシア当局に対し身柄を引き渡さないよう要請していた。」

HRW資料
ニュースリリース Saudi Arabia: Writer Faces Apostasy Trial: Malaysia in Extraditing Hamza Kashgari, Shows Disregard for International Norms
ニュースリリース Malaysia: Don’t Send Saudi Back: Faces Likely Death Sentence for Twitter Post

【ご案内】第63回アジアセミナー「苦境に立たされる正義の女神:中国司法改革の現状と展望」2012/02/20 02:00

こんにちは、インターンの湯村です。セミナーのご案内です!どうぞお誘い合わせの上ご参加ください。


第63回アジアセミナー「苦境に立たされる正義の女神:中国司法改革の現状と展望」

日 時    2012年2月24日(金) 15:00~17:00
会 場    早稲田大学26号館(大隈タワー)地下一階多目的講義室
講演者    賀 衛方 氏(北京大学法学部 教授)
言 語    中国語(日本語逐次通訳あり)
対 象    学生・教職員・一般
申し込み等  入場無料 当日直接会場へお越しください

賀教授は多党制、報道・結社・信教の自由など、民主化と司法改革に向けて積極的に発言を行い、中国国内外のメディアでしばしば取り上げられる気鋭の改革派知識人です。2008年にノーベル平和賞を受賞した民主活動家、劉暁波氏(国家政権転覆扇動罪で服役中)らが発表した民主化プラン「〇八憲章」にもいち早く署名しましたが、保守派や当局者から反発を受け、厳しい立場に追い込まれました。しかし、その後も教育や研究を通じて、そしてメディアを通じて、中国の司法改革の必要性を訴え続けています。本セミナーでは、賀教授に中国の司法改革の現状と展望をお話いただきます。

詳細はこちらからどうぞ。



ロイター「中国当局がチベット族数百人を拘束、過去30年で最大規模」2012/02/21 09:41

こんにちは、インターンの津田です。

ヒューマン・ライツ・ウォッチの中国に関する調査結果がロイターの2月17日付の記事で 取り上げられました!



中国当局によるチベット民族の大規模な拘束事件を報じた本記事。
依然少数民族の虐待が続く中国の実態が一部明らかにされた形です。
=====================================================

[北京 17日 ロイター] 中国当局は、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世によるインドでの集会に参加し、中国に帰国したチベット族数百人を拘束した。国際人権団体「ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)」が明らかにした。これほど大規模なチベット族市民の拘束は1970年代末以降、初めてだという。
HRWによると、中国政府は、昨年12月31日から今年1月10日の日程でインド東部のビハールで開催された集会に約7000人のチベット族が参加することを許可。チベット族に対する政策緩和の兆しとみられていた。
しかしそのような兆しは、「東部のチベット族居住地域で起きた暴動が、チベット自治区の区都ラサにも拡大するのではないかとの不安を背景として変化した」という。
・・・

→記事の続きはこちらをどうぞ!

=====================================================


欧州議会、日本の死刑制度に関する決議を採択2012/02/23 13:02

こんにちは、インターンの津田です。

2月16日、欧州議会は日本における死刑制度についての決議を採択し、
声明を発表しました。

                  (EU駐日代表部ホームページ


声明は、
2010年7月以降日本が死刑を執行していないこと、法務省において継続的に「死刑の在り方についての勉強会」が開催されていることを評価した上で、

小川法務省大臣に対して、
・死刑執行の実施を今後一切認めないこと
・法務省が開催する「死刑の在り方についての勉強会」の活動をサポートすること

日本政府に対して、
・事実上の死刑停止に向けての努力を続けること
・地方自治体・国会議員・市民団体・メディアなどを積極的に巻き込み、
 国を挙げて死刑のあり方についての議論を高めること

などを求めました。


詳細はこちらをご覧ください(英文)。

『潮』2012年3月号に載りました!2012/02/24 10:43

こんにちは、インターンの湯村です。

月刊『』の2012年3月号に、香苗さんが載りました!連載「女性力―The power of women changing the world vo.1」に、「人権を守るため走り続ける国際弁護士」として紹介されています。

人権を守るという仕事とは何か。香苗さんの今までの経験や持っている考え方、そしてこれからの夢を通して、分かりやすく内容の濃い記事にまとまっています。

「“アドボカシー(Advocacy)”という耳慣れない英単語。日本ではまだ珍しい『政策提言によって国を動かす』という意味のこの言葉を、日々実践している女性がいる。土井香苗、「ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)」の若き日本代表だ。」

続きは是非、手にとって読んでみてください!

AFPBB News「ソマリア武装勢力、子どもらを「捨て駒」に利用 人権団体」2012/02/25 19:45

こんにちは、インターンの鈴木です。ヒューマン・ライツ・ウォッチがAFPBB Newsの2月23日付けの記事、「ソマリア武装勢力、子どもらを「捨て駒」に利用 人権団体」に載りました!


本記事は、1991年の政権崩壊後、イスラム過激派組織アル・シャバブと対抗勢力による紛争が続いているソマリアで、アル・シャバブが10歳の子どもを戦闘に送り出したり、女児を誘拐して戦闘員の妻にさせたりしている実状を取り上げています。

「[2月23日 AFP]国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチ(Human Rights Watch, HRW)は21日、ソマリアのイスラム過激派組織アルシャバブ(Shebab)が、子どもたちを戦闘に送り出し、「捨て駒」にしていると発表した」

― 続きはこちらでご覧下さい。

ロンドンで同じく23日にソマリアに関する国際会議が開催されるなど、国際社会の目が同国に集中する中、ソマリアの将来を担う子どもたちの保護は重要課題として取り上げられるべきです。