【HRWニュース】スリランカ:国連決議で法の裁き実現に近づく可能性2015/10/01 23:42

スリランカは内戦時の両陣営の人権侵害、そして加害者の責任を政府が数十年にわたり不問にしている状況に対し、国連人権理事会は法の裁きを実現するメカニズムの決議案を採択予定。

詳しくは下記リンクをご覧ください。


【HRWニュース】フィリピン:手掘り金採掘で死の危険に直面する子どもたち2015/09/30 21:50

何千人ものフィリピンの子どもたちが、違法な小規模金採掘に従事し、陥落事故や溺死の恐れ、背中や体の痛み、皮膚感染症、発熱、痙攣といった体調不良が起きています。HRWは政府に法の施行などを通して、鉱業における児童労働の廃絶を求めています。

詳しくは下記リンク先をご覧ください。

【メディア掲載】2015/09/25 22:55

HRW日本代表・土井が「the Diplomat」に論説を発表しました。下記リンクからお読みいただけます。



【イベント情報】2015/09/19 13:39

10月24日(土)と25日(日)の両日にかけて、国際人権や国際協力活動に関するセミナーとワークショップが行われ、HRWからアジア局上級プログラムオフィサーの吉岡が登壇します。HRWの取り組む人権問題や活動、役割について、お話させていただく予定です。

国際人権や国際協力、関連する国際法にご関心のある方は、ぜひリンク先の詳細をご覧ください。


【HRWニュース】2015年に5カ国でクラスター爆弾の使用2015/09/09 20:59

空中で爆発して数百の子弾を撒き散らすクラスター爆弾。不発の子弾は地雷ともなることから、全面禁止条約に締結する国が増えて貯蔵弾の廃棄が進んでいます。一方、今年も締結していない国によって使用されています。

詳しくはリンク先をご覧ください。

【HRWニュース】アフガニスタン:ドナー国・機関はアカウンタビリティの強調を2015/09/03 22:58

9月5日、12カ国以上の代表がアフガニスタンの人道援助および安全保障に関するコミットメントを新たにする予定です。アフガニスタンは、国民、特に女性や少女の人権侵害が起きていることから、ドナー国は政府に、基本的人権や女性の権利の保護ならびに支援を求めるよう、HRWは働きかけています。

詳しくはリンク先をご覧ください。

【すべての子どもに家庭を!キャンペーン・イベント告知】2015/08/20 20:57

オックスフォード大学リーズセンター所長のジュディ・セバ教授による講演会
「養育里親家庭での『質』の高い養育とは何か ~イングランドの養育基準から学ぶ~」
が東京・大阪で開催されます!

日時:2015年9月5日 (土)13:30~16:00 @ 日本財団
2015年9月6日 (日) 13:30~16:30 @ 立命館大学 大阪梅田キャンパス

詳細&申し込み:
http://bit.ly/1hNGLXR

【HRWニュース】今年度の受賞者が決定2015/08/13 19:56

HRWでは毎年、人権活動の功績を讃える人権賞を世界各地の活動家に贈っています。今年の受賞者は、マレーシアでトランスジェンダーの人権保護に携わるニシャ・アユブ氏、シリアで報道関係者の拘禁と拷問を明らかにしているヤラ・バデル氏、アゼルバイジャンで長年人権調査に携わってきたカディジャ・イスマユロヴァ氏、ウガンダで人権団体を創設し、市民権のために戦い続けてきたニコラス・オピヨ氏の4名です。

詳しくは下記リリースをお読みください。

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(ニューヨーク、2015年8月11日)勇敢不屈の人権活動家4人が、2015年のアリソン・デ・フォージュ人権活動家賞の受賞者に選ばれたと、ヒューマン・ライツ・ウォッチは本日発表した。

受賞者たちは、それぞれの母国で先頭に立ち法による正義を求め続けている。マレーシアでトランスジェンダーの人権保護を求めるニシャ・アユブ(Nisha Ayub)氏、戦火のシリアで報道関係者の拘禁と拷問を明らかにしている、ジャーナリストで人権活動家のヤラ・バデル(Yara Bader)氏、旧ソ連のアゼルバイジャンで人権に人生を捧げてきた、著名な調査ジャーナリストのカディジャ・イスマユロヴァ(Khadija Ismayilova)氏、ウガンダで人権団体「チャプター・フォー・ウガンダ (Chapter Four Uganda)」を創設し、市民権をまもるため戦い続けてきた著名な人権弁護士のニコラス・オピヨ(Nicholas Opiyo)氏の4氏だ。イスマユロヴァ氏は現在、脱税その他の容疑で投獄され裁判にかけられている。容疑はでっちあげで、氏が報道した内容への報復だ。

「アリソン・デ・フォージュ人権活動家賞は、勇敢さと無私無欲の精神を発揮し、しばしば危険な状況に身をさらし、多大な個人的犠牲を払いながらも人権保護活動を行う人びとを讃える賞だ」と、ヒューマン・ライツ・ウォッチのケネス・ロス代表は述べた。「受賞者たちは、世界で最も抑圧され、弱い立場に置かれた人たちを守るため命をかけている。」

本賞はアリソン・デ・フォージュ博士にちなんで命名された。博士は約20年にわたってヒューマン・ライツ・ウォッチのアフリカ局の上級顧問を務めていたが、2009年2月12日にニューヨークでの飛行機事故により非業の死を遂げる。デ・フォージュ博士はルワンダの人権状況、そして同国で起きた1994年の大虐殺およびその後の情勢に関する世界的な権威だった。ヒューマン・ライツ・ウォッチが毎年授与する本賞は、デ・フォージュ博士の人権活動に対する傑出した尽力に敬意を表し、人権侵害や差別、弾圧のない世界を目指し、その実現に命をかける個人の勇気を称えるもの。

2015年の受賞者4人のほか、2014年の受賞者のうち中央アフリカ共和国のベルナール・キンヴィ神父とインドのM.R.ラージャゴパル博士の2人に対し、2015年11月と2016年3月〜4月に世界20都市以上で開催される「Voices for Justice ヒューマン・ライツ・ウォッチ チャリティ・ディナー」の会場でその栄誉が讃えられる。

アユブ氏はアムステルダムで、バデル氏はロンドンとパリで、イスマユロヴァ氏はミュンヘンとジュネーブで、オピヨ弁護士はサンタバーバラとロサンゼルスでチャリティ・ディナーに出席の予定だ。キンヴィ神父は北米各地を周りニューヨーク、サンフランシスコ、シリコンバレー、トロントで、ラージャコパル博士はハノーバーのディナーに出席する。

受賞者のプロフィール

ニシャ・アユブ(Nisha Ayub)、マレーシア 
ニシャ・アユブ氏は10年以上にわたり、マレーシアでトランスジェンダーの人びとの権利保護のため、支援サービス、法律・政策分析、市民へのアウトリーチ活動に取り組んできた。ヒューマン・ライツ・ウォッチは、同国のトランスジェンダーの人びとが、暴力と恐怖、抑圧のない生活を送ることを妨げている差別的な法律に立ち向かうニシャ・アユブ氏を讃える。

ヤラ・バデル(Yara Bader)、シリア
ヤラ・バデル氏は、戦火のシリアでの活動家への拘禁と拷問(バデル氏の夫も被害者の1人)の実態を明らかにする活動に取り組むジャーナリストで人権活動家。バデル氏は、シリア政府が治安機関と諜報部を用いて独立系活動家らを暴力的に弾圧する状況を肌で経験してきた。ヒューマン・ライツ・ウォッチは、重大な危険をものともせず、シリア人被拘禁者のため公に声をあげてきたヤラ・バデル氏のたぐいまれな勇気を讃える。

ハディジャ・イスマユロヴァ(Khadija Ismayilova)、アゼルバイジャン 
ハディジャ・イスマユロヴァ氏は著名な調査系ジャーナリストとして、権威主義支配がますます強まるアゼルバイジャンで汚職反対、人権擁護、政治囚解放のために長年活動している。ヒューマン・ライツ・ウォッチは、表現の自由への抑圧が強まるアゼルバイジャンでジャーナリスト・人権活動家として活動するハディジャ・イスマユロヴァ氏とその傑出した勇気を讃える。

ニコラス・オピヨ弁護士(Nicholas Opiyo)、ウガンダ
ニコラス・オピヨ氏は、著名な人権弁護士で人権団体「チャプター・フォー・ウガンダ(Chapter Four Uganda)」の創設者。オピヨ氏は、憲法に関するハイレベルな申し立てを複数成功させている。その1つが悪名高い2013年の反同性愛法で、同法は2014年8月に無効が宣言された。ヒューマン・ライツ・ウォッチは、あらゆる人が法による正義を求めることができるよう取り組み、全ウガンダ国民の人権を擁護する活動にゆるぎない献身を続けるニコラス・オピヨ弁護士を讃える。

ベルナール・キンヴィ神父(Father Bernard Kinvi)、中央アフリカ共和国
中央アフリカ共和国のBossempteleにあるカトリック学校で病院を運営する神父。2014年初めに宗教間対立が高まり、イスラム系一般市民に対する集団暴力が激化した際、みずから包囲された何百人ものイスラム教徒を集め、カトリック教会に避難させることで、多くの命を救った。何度も死の脅迫を受けながらも、安全な避難経路が確保できるまではと、イスラム教徒を保護し続けた。一般市民を保護せんとする師のゆるぎない勇気と献身に対し、ヒューマン・ライツ・ウォッチは敬意を表しその功績を称える。

M.R.ラージャゴパル博士(Dr. M. R. Rajagopal)、インド
インドにおける苦痛緩和ケア(疼痛治療)の第一人者。20年以上にわたり、患者たちが苦しむ必要のない激しい痛みに耐えねばならない実態と闘ってきた。臨床医、学者、そして活動家である博士は、人権としての苦痛緩和ケアの促進・実施をめざす活動を率いる世界的権威。コミュニティに根ざした苦痛緩和プログラムを創設し、世界で最も大きな成功をおさめた。また、博士の団体である「パリウム・インド」(Pallium India)と博士本人が主導して、モルヒネを利用可能にするようインド政府を説得、これに成功した。大変な苦痛に苦しむ患者の尊厳ある生と死への権利をまもる活動を続けるラージャゴパル博士に対し、ヒューマン・ライツ・ウォッチは敬意を表しその功績を称える。

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【すべての子どもに家庭を!キャンペーン・活動報告】2015/08/03 21:12

衆議院議員 田嶋要先生と1時間以上の面会のお時間を頂きました。

できる限り小さい子どもから、そして多方面からの支援に長年取り組んでくださっている田嶋先生、どうもありがとうございました!

☆不必要な施設送りはやめて、養子・里子に。キャンペーン詳細はこちら☆
動画→http://bit.ly/1olw0JF
詳細→http://bit.ly/1rB9lyy

【HRWニュース】中国・カザフスタン:2022年大会は五輪改革の重要な試金石2015/08/01 20:55

開催国は中国に決定。中国は2008年の五輪時、強制立ち退き、報道や平和的集会の規制、労働者の権利侵害、人権を侵害する治安部隊の動きの拡大など「前科」も。

詳細はリンク先をご覧ください。