虹色ダイバーシティさんイベントにボリスがビデオ登場!2013/05/02 15:02

みなさまTokyo Rainbow Week 2013を楽しまれていますでしょうか。

昨日、虹色ダイバーシティさん主催のイベント「LGBTが働きやすい職場とは〜アンケートから見えてきた現状」が開催されました。1000人以上の回答から、人口の約5%といわれるLGBTの方々が自分らしく働ける環境を作ることは、企業全体のためにとても大切であることを裏付けるデータが続々と登場。これをきっかけに、多様性が真に認められる職場が一つでも増えることを願って止みません。



この写真の虹色ダイバーシティ代表、村木真紀さんの論説「LGBTと、共に生きる社会へ」が朝日新聞WEBRONZAに掲載されておりますので、みなさま是非ご一読ください!

昨日のイベント冒頭では、今週来日していたHRWのLGBTアドボカシーディレクターのボリスからのビデオメッセージを流して頂きました。虹色ダイバーシティさんがその動画と日本語訳(以下同文)をこちらに紹介してくださったので、ぜひご覧ください!虹色ダイバーシティの皆様、本当にありがとうございました!!

(日本語訳)

こんにちは。私はボリス・ディトリッヒで、HRWで働いています。今日みなさんにこうしてご挨拶できることを光栄に思います。なぜなら、虹色ダイバーシティのリサーチ結果が本日発表されるからです。そしてこの調査結果は、日本のLGBTにとって非常に重要なものだと思います。

 

私はHRWでLGBTアドボカシーディレクターを勤めていて、世界のLGBT活動を援助しています、例えば、同性愛が犯罪になるような状況を助けるために。

世界の192ヶ国の内、まだ76ヶ国が同性愛は犯罪です。いくつかの国は、3-5年刑務所に入れられてしまいます、ただ同性愛者というだけで。

 

幸運にも、日本では同性愛は犯罪ではありません。しかし未だに多くの差別があり、社会的プレッシャー等でカムアウトができない人達が沢山います。従って、職場でも、雇用主がLGBT従業員をサポートすることはとても重要です。既に沢山の調査がされていて、LGBTに対しオープンで寛大な雰囲気の会社では、LGBT従業員はよく働き、より生産的に活躍できることがわかっています。

よって、会社がLGBT従業員をサポートすることはとても重要なのです。

 

実際、今という時期にHRWでLGBTの権利について活動できることを素晴らしく思います。既にご存知かもしれませんが、多くの国で同性婚の合法化が進められています。最近では、イギリス、フランス、ニュージーランド、ウルグアイ等の国会議員に呼ばれ、同性婚に対する専門的なアドバイスを求められました。

いつか日本でも、同性婚について日本の国会議員と議論できることを心から願っています。

 

しかし、それは遠い夢の話かもしれません。今、あなた方に重要なのは、職場のダイバーシティについて議論を始めることです。どこかで誰かがはじめる必要がありますが、今あなた方が始めてください。

どうか、日本での素敵な日々を、素晴らしい人生を送ってください。

ありがとう。




ボリスがオルタナに掲載されました!2013/05/02 17:37

ブログをご覧のみなさま、いつもありがとうございます。インターンの水上です。
ボリス・ディトリッヒが4月30日にオルタナに掲載されました!!!


というタイトルで、

LGBTの方々が暮らしやすい社会にするには、というお話と、LGBTの若者へのメッセージが綴られています!ぜひご覧ください!オルタナの皆さま、誠にありがとうございました。

そして・・・そんなボリスにあなたの応援が必要です・・!ボリスが各国で行っている「聞き取り調査」は、年間2000万円ほどかかります。

残り32日、3000円からこちらでご支援できますので、何卒よろしくお願い申し上げますー!