自己紹介:インターンの古家後です。2013/11/20 13:50

はじめまして、古家後知浩と申します。
11月からヒューマンライツウォッチ東京オフィスでインターンを開始させていただきました。

インターンに応募したきっかけは、
大学の授業を通して、人権問題について何ができるのだろうかと考えたことでした。
ヒューマンライツウォッチでは、政府機関へのアドボカシー活動を通して人権問題の解決に取り組んでいます。
アドボカシーって言われても、外から声をあげているだけでどれだけの成果が出るんだろう?そんな風にも考えたことがありました。しかし、インターンをはじめてまだ短い期間ではありますが、単に人権問題の重要性を訴えていくだけでなく、どのようなスキームで解決していけばいいのか、誰がその問題のキープレイヤーなのかを考えながら、具体的な行動をしていく姿を見て、これまでの自分はうわべだけを考えていたことに気づかされました。

人権の問題は、これが悪いことだ、問題だ、と声をあげてもすぐに解決するといった類の問題ではありません。じゃあ何をしようか、何をしたらいいのか、こういった問いに具体的に応えていける環境に身をおくことで、頭の中にある意味ふわふわと浮かんでいた人権問題が、目の前に具体化されたように思います。

具体的に行動を起こすということで、1つ今のヒューマンライツウォッチの活動を宣伝させてください。
現在ヒューマンライツウォッチはアドボカシー活動の一環として、学校に軍隊はいらないというキャンペーン活動を行っています。
日本では意識されることはないかと思いますが、
紛争地域の多くでは、学校が軍事拠点として利用され、子どもたちの学校で学ぶ権利が侵害されています。
こうした状況に対して、ヒューマン・ライツ・ウォッチは軍隊による学校の利用を禁止するガイドラインを作り、各国政府に働きかける活動を行っています。世論を通じて日本政府が積極的に関わっていくように、学生の皆さんからの顔写真と一言の投稿をお願いしています。

http://p.tl/Nm9c(学校に軍隊はいらない!キャンペーンサイト)

具体的な行動に一歩踏み出すいい機会かと思いますので、是非ご覧になってみてください。
わたしもまだ右も左も分からない状態ではありますが、このインターンを通じて人権問題を実感のある形で考えて行動していきたいと思っています。

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