ニュースの深層:「天安門事件から22年 帰れない祖国」 ― 2011/06/09 14:42
こんにちは、インターンの湯村です。香苗さんがキャスターを務めている「ニュースの深層」水曜日。6月8日の撮影に同行してきました!
今回のゲストは、映画「亡命」の翰光監督でした。「亡命」は、中国からの亡命を強いられ、世界各国にいる知識人、作家、芸術家、詩人、政治活動家たちへインタビューをした長編ドキュメンタリーです。
左から:アシスタントの西谷祐紀子さん、香苗さん、翰監督
6月4日は天安門事件22周年でした。この事件は、中国の民主化運動の象徴ともいえるものです。しかし、この時代以前から、中国政府を批判したり言論の自由を求めたりし、祖国にいられなくなった人々=「亡命者」がいたのだと翰監督は言います。百花斉放百家争鳴の後が亡命者の第一世代、文化大革命が第二世代、そして天安門事件が第三世代なのだそうです。
また、中国国内にも、劉暁波さんや劉霞さんをはじめ、言論の自由を奪われ言葉を発することが出来ない人たちが沢山います。このような人々は国内の亡命者とも言えるかもしれません。
このような状況下でも、中国に変化はみられ、民主化はそう遠くないと翰監督は言います。全ての人々の権利が守られた上での連帯がある国、そのような国を亡命者たちは求めており、このような考えが啓蒙として伝わっていくことを望んでいるのです。
祖国を思い、世界各地で活動している人々へのインタビューがまとめられた、貴重な作品である「亡命者」。みなさまも、是非ご覧ください。映画や上映の詳細はこちら。
「ニュースの深層」の再放送の日程はこちら。
6月4日は天安門事件22周年でした。この事件は、中国の民主化運動の象徴ともいえるものです。しかし、この時代以前から、中国政府を批判したり言論の自由を求めたりし、祖国にいられなくなった人々=「亡命者」がいたのだと翰監督は言います。百花斉放百家争鳴の後が亡命者の第一世代、文化大革命が第二世代、そして天安門事件が第三世代なのだそうです。
また、中国国内にも、劉暁波さんや劉霞さんをはじめ、言論の自由を奪われ言葉を発することが出来ない人たちが沢山います。このような人々は国内の亡命者とも言えるかもしれません。
このような状況下でも、中国に変化はみられ、民主化はそう遠くないと翰監督は言います。全ての人々の権利が守られた上での連帯がある国、そのような国を亡命者たちは求めており、このような考えが啓蒙として伝わっていくことを望んでいるのです。
祖国を思い、世界各地で活動している人々へのインタビューがまとめられた、貴重な作品である「亡命者」。みなさまも、是非ご覧ください。映画や上映の詳細はこちら。
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