インターン自己紹介 浅野知美2012/09/04 16:45

ブログをご覧の皆様
はじめまして、HRWインターンの浅野 知美(あさの ともみ)と申します。
福岡県の西南学院大学という大学からやってきました。

今年の2月に、ゼミの先生の紹介でHRWのニューヨーク・ボストンツアーに
参加させていただいたことが、HRWに関わるきっかけとなりました。私は、
将来、国際協力の世界で働きたいと思っていたのでインターンするならHRW!
と決めていました。今回、実際にHRWでインターンすることができ、サポー
トしてくださった大学の先生方や受け入れてくださったHRWの方々にとても
感謝しています。

期間が限られている中ではありますが、精一杯頑張っていろんなことを吸収し
ようと思いますので、どうぞよろしくお願いましす!




さっそくですが、私が調べた「児童婚」の問題をみなさんにシェアしようと思
います。インターン中に、バングラデシュの児童婚問題に携わる機会があった
ので興味が湧き、さらに調べてみました。


児童婚とは、18歳未満で結婚することです。世界で七人に一人の女の子が1
5歳前に結婚しており、サハラ砂漠以南の一部と南アジアの国々に多く見られ
ます。大多数が、本人の望む結婚ではなく父親と結婚相手が取り決めた結婚で
あるのが特徴です。理由としては、貧困・娘の純潔を家族の「名誉」と考える
ため、それを失う前に早く結婚させてしまおうという考えによるものです。
幼い時期での出産は母親・子供ともに危険を伴い、また結婚すると学校に行け
なくなってしまうため学校教育が中途半端になってしまいます。知識の不足は、
不衛生・家族計画の失敗を招き少女やその子供の健康を脅かします。また、少
女に対する夫の暴力も問題となっています。

以下は、世界で最も児童婚が問題となっている国、イエメンについてのHRW
の調査書です。 
http://www.hrw.org/sites/default/files/reports/yemen1211ForUpload_0.pdf
http://www.hrw.org/ja/news/2011/12/08-0

以下は、そのイエメンについての2012年に出たニュースです。
http://www.hrw.org/ja/news/2012/01/04-0

児童婚はイエメンだけでなくアフガニスタンでも問題になっています。
http://www.hrw.org/ja/news/2009/12/06-0


以上が、私が調べた児童婚の問題です。
少しでも多くの方に興味を持っていただけたら幸いです。


浅野 知美