HRWマルチメディア:ケニア「正義を待っている―ケニアのエルゴン山域」①2011/11/11 12:25

こんにちは、インターンの湯村です。ケニアエルゴン山域での強制失踪に関するHRWのマルチメディア資料を連載でご紹介します。今回は、ビデオです。



2006年から2008年の間に、ケニアのエルゴン山域で、ケニア人約300名が強制失踪させられました。ケニア治安部隊により逮捕された後か、民兵組織サバオト国土防衛軍(SLDF)によって拉致された後に行方不明になりました。簡易死刑、強制失踪、拷問を含む深刻な人権侵害を伴った民兵組織を一掃する軍事作戦から3年経ちました。しかし、失踪させられた人びとの状況を明らかにしたり、被害者家族に司法へのアクセスを提供したりなどの行動を、政府は一切行っていません。HRWは、国際刑事裁判所に対し、エルゴン山域に関するケニアの捜査を延長するよう求めています。この地域はケニア国内で、選挙前後の暴動が最も集中して起きたところです。

ビデオ(英語)はこちらからどうぞ。

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