明日(土)朝 FMラジオ「ON THE WAY ジャーナル」に出演します ― 2010/02/26 10:23
明日2月27日(土)朝5時半から6時に、日本全国のFMネットワークでオンエアされる「ON THE WAY ジャーナル」に出演いたします!
明日は、2週連続の放送の2回目。先週は、「人権保護から見える世界の今」と題し、世界の人権状況とヒューマン・ライツ・ウォッチの活動について語りました。番組ウェブ上では、すでに動画とともに配信されているのでぜひご覧ください!
こちらが、今回インタビューしてくださった谷中修吾さん。世界遺産遍歴が趣味という谷中さんが訪れた国は、今まで5大陸30カ国にも及び、なんと月と火星にも土地を所有されているそうです!谷中さんのプロファイルはこちらからからどうぞ:
http://www.fmbird.jp/dj/shugo_yanaka

明日の放送のテーマは、「土井香苗流、時代の見方、歩き方」。
自分がどうやって「思い」を「形」にしてきたかをもとに、社会企業家が増える日本の現状をどう見ているかや、今日の日本の若者へのメッセージをお届けいたします!
残念ながら東京エリアでは放送されないそうなのですが、放送翌日からは番組WEB上 http://www2.jfn.co.jp/owj で動画とともに配信されますので、お楽しみに。
モロッコ占領下のアフリカ・西サハラ ― 2010/02/25 11:24
先日、日本サハラウィ協会の方とお会いする機会がありました。
そこで学んだアフリカに残る植民地、西サハラについてお話しさせて頂きます。
西サハラは現在モロッコの軍事占領下にあります。
ここでは被占領地に住むサハラウィ(=西サハラに住む人々)の抵抗運動をおさえるため、厳しい人権侵害がなされています。サハラウィの非暴力の抵抗運動に対し、モロッコ軍の拷問•逮捕は日常的になされています。小学校にまでモロッコ軍の監視が及び、生徒に対する暴力もなされています。(http://www.hrw.org/en/world-report-2010/morocco-western-sahara)
さらには、人権活動家•ジャーナリストの自由な出入りは不可能で、厳しい言論統制が行われています。(http://www.hrw.org/en/news/2009/11/16/moroccowestern-sahara-reverse-new-rule-sahrawi-activists-contacts)
そのため西サハラ内実が外部への発信されることはなく、閉ざされている状態です。
現在西サハラでは国連の中立仲介のもと、独立かモロッコへの併合かという二つの選択肢の住民投票が行われることになっていますが、未だ実現せずに、モロッコ軍の暴力や難民キャンプの生活がつづいています。
このように今回は西サハラについてリサーチをしましたが、まだまだ私も知らないことだらけだと痛感しています!これからも一つ一つの出会いを大事にして、しっかり学んでいきたいと思います!!
参考文献『蜃気楼の共和国?西サハラ独立への歩み』現代企画出版 新郷啓子著
動画
http://www.youtube.com/watch?v=86mvXy-8wjY&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=ApA8LLvw6kI
西サハラ研究室のHP→http://www.geocities.jp/viva_saharawi_tt/index.html
イベントのご案内:DAYS6周年記念イベント ― 2010/02/24 11:57
フォトジャーナリズムを中心に人間の命と尊厳、自然の環境等に取り組む雑誌DAYS JAPAN主催で、来月DAYS6周年記念イベントが開催されるそうです。現在存続の危機にあるDAYSJAPANの「存続キャンペーン」の一環でもあるとのことで、広報をお願いされました。DAYSにはぜひ存続してもらいたいと思いますので、皆様お誘い合わせの上、奮ってご参加ください。以下詳細です。
DAYS6周年記念イベント-第6回DAYS国際フォトジャーナリズム大賞受賞作品発表!-
日 時:2010年3月9日(火)19:00~21:00(18:30開場)
会 場:文京シビックホール 小ホール
参加費:700円(定期購読者500円、中学生以下または65歳以上の方は無料)
定 員:350名
お申込み方法:HPウェブフォーム又は本票に必要事項をご記入の上FAXにて
お申込み下さい。
連絡先:デイズジャパン 営業部
電話:03-3322-4150 Email: kikaku@dayajspa.net
プログラム
※編集長 広河隆一より
・「存続キャンペーン」の結果報告
・今後のDAYSについて
※第6回DAYS国際フォトジャーナリズム大賞受賞作品発表(スクリーン上映)
※会場の皆さまが審査員!!「パブリック・プライズ(読者賞)」審査・発表
※スピーチ:樋口健二さん(フォトジャーナリスト、日本写真芸術専門学 校)、伊藤千尋さん(朝日新聞記者)、斉藤貴男さん(フリージャーナリスト)、田沼武能さん(日本写真家協会会長)、他交渉中
FAX:03-3322-0353(デイズジャパン 営業部)
2010年3月8日(月)〆切 電話:03-3322-4150Email: kikaku@daysjapan.net
最近の日本語ニュース セレクト!(カンボジア、イラン、中国、インドネシア、リビア・エリトリア) ― 2010/02/23 15:30
ヒューマン・ライツ・ウォッチ東京事務所のセレクトした最近のグローバル人権ニュース5つをお送りします!
カンボジア:麻薬強制収容センター 閉鎖を
地域密着型の任意治療の拡充 そして 権利尊重こそ必要
カンボジアの薬物使用者たちは、拷問、虐待、性暴力などの残虐行為が横行する収容所に恣意的に拘禁されている。カンボジアの麻薬使用者用の強制収容センターでは、本来の目的は「リハビリ」であるにも拘わらず、電気ショックや電線による鞭打ちなどの虐待、強制労働や厳しい軍事訓練などが横行している。
死刑犯罪の容疑や訴追が続く
昨年6月のイラン大統領選挙結果への抗議が続いているイランでは、非暴力の平和的な抗議行動に積極的に関わっている2つのグループのメンバーたちが、死刑が科されうる犯罪の容疑をかけられ、一部すでに起訴されている。
薬物取締法が、人権侵害を拡大している実態
中国政府は、薬物使用者を、専用の施設に隔離拘禁。しかし、この拘禁施設で、患者たちは、薬物依存の治療を受けられないばかりか、虐待や無報酬での強制労働が横行している。国連合同エイズ計画(UNAIDS)によれば、中国で、薬物使用者用の施設に拘禁されている人びとは、約50万人にも上るという。
軍の商業活動によって、違法行為への責任がうやむやにされ、シビリアンコントロールが阻害されている実態
インドネシア政府は、国軍ビジネスに対する新規制を導入した。しかし、この改革も、有害で危険な国軍によるビジネス帝国を解消する内容となっていない。インドネシア国軍ビジネスは、長い間、人権侵害・犯罪・汚職の原因となってきたほか、不正に対する責任の追及を妨げ、軍に対するシビリアンコントロールを阻害している。
エリトリア政府関係者が拘禁施設に立入り、庇護希望エリトリア人たちを暴行
リビアには、アフリカ東部の小国エリトリアから逃れた人びと(多くの亡命希望者を含む)が多く拘禁されている。リビア政府は、こうした拘禁中のエリトリア人たちに対するエリトリア政府関係者の面会を認め、難民申請の権利を妨害している。また、リビア政府のこうした行動からすれば、これらの難民申請者たちは、強制的にエリトリアに送還される危険性がある。
阪口議員とのブリーフィング about 人権外交! ― 2010/02/22 15:47
こんにちは!インターンの湯村です。今日は、香苗さんの阪口
直人衆議院議員とのブリーフィングに同行してきました!
24日(水)に衆議院で阪口先生の岡田外務大臣への代表質問があるの
で、それに向けてブリーフィングをさせていただきました。衆議院
第一議員会館にある阪口先生のオフィスにお邪魔しました。
一時間ぐらいのブリーフィングで、今後の外交方針の中での「
人権」の位置づけについて話しました。代表質問の柱の一つに
「人権」を入れてくださるということです!!
阪口先生は、国連ボランティアでカンボジアとモザンビークに
行っており、平和構築活動にとても熱心に取り組まれている方
でした!「人権」についても真剣に考えていて、国会議員にこん
なにもグローバルな価値観を持って活動している方がいるのか
と、びっくりしてしまいました。一時間のブリーフィングだったの
ですが、阪口先生と香苗さんのとても濃い会話を聞けて、多くを学
べました!
24日(水)の代表質問はhttp://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php
から見れるそうです。私も是非見ようと思ってます!
阪口先生、本当にありがとうございました!代表質問、期待し
てます!!
先日21歳になった東京オフィスのインターンです ― 2010/02/21 10:22
2月からHRW東京オフィスでインターンをさせて頂いている湯村です。
いきなりですが・・・、先日21歳になりました!サプライズでケーキを用意して頂き、感激でした!オフィスで祝ってもらい、本当に嬉しかったです。素敵な思い出になりました!

インターンでは、事務・運搬作業、ミーティングへの同席、シンポジウムへの参加、リサーチ、メールや原稿のドラフトなど、すでに色々やらせて頂いています。とても充実した日々を過ごしており、貴重な経験もたくさんしています。また、スタッフの皆さんがとても良い方たちで、楽しく安心できる環境でインターンができていることをとても嬉しく思っています。
これからもたくさん吸収していきたいです!!よろしくお願いします。
スリランカ:大統領再選 今こそ、アカウンタビリティを ― 2010/02/19 16:49
写真は、失踪してしまった家族の写真を手にする家族(2007年、スリランカにて)
「強制失踪・拉致」(http://www.hrw.org/ja/news/2008/03/05)は、スリランカでは、長年続いている問題です。しかし、ラジャパクサ氏が大統領になった2005年から、この問題は急激に深刻化。その他にも、ラジャパクサ大統領の第一期目の人権問題には、国家治安部隊や分離主義武装勢力タミル・イーラム・解放のトラ(LTTE)の分離主義者が、多数の政治的な暗殺事件を引き起こしたことなども挙げられます。政権に批判的な報道に対する攻撃も急増し、ジャーナリストの暗殺や脅迫事件が続いています。
スリランカ政府と武装ゲリラLTTEの間で26年間続いた内戦は、2009年5月、LTTEが武力鎮圧されて、終結。しかし、ヒューマン・ライツ・ウォッチの調査は、この内戦の最終盤の数ヶ月の間に、内戦の両当事者が民間人に対する多くの残虐行為(http://www.hrw.org/en/reports/2009/02/19/war-displaced?tr=y&auid=5868317)に手を染めたことを明らかにしました。内戦の結果、2009年だけでも7千人を超える民間人が命を落とした上、生き残った30万人近い戦争被災者たちが、強制収容キャンプに無理やり収容されてしまいました。
ラジャパクサ大統領は、戦争犯罪に関するアカウンタビリティ(真相究明と責任追及)を拒み続けています。少数派タミル人の被害者たちの声はかき消されてしまっています。ヒューマン・ライツ・ウォッチは、国連や日本などスリランカと関係の深い諸政府に対し、スリランカ内戦での戦争犯罪疑惑について、国際的な独立調査の実施を支持するよう求めています。
もっと読む⇒(http://www.hrw.org/ja/news/2010/01/27)
インターン自己紹介(鈴木) ― 2010/02/18 12:19

こんにちは、今月からヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)東京オフィスでインターンをさせて頂いている鈴木と申します。現在大学4年生です。
まだインターンを始めて僅かですが、既に、以前本ブログでも取り上げられたこともある「デモクラシー ナウ!」の収録に同席させて頂いたり 、講演会「ガザ紛争は解決していない!国際社会は国連決議に乗っ取った行動を」に参加させて頂いたり、「ニュースの視点」という番組の打ち合わせに同席させて頂いていたり・・・、様々な貴重な体験をさせていただいています。一連の活動を通じて、現在国際社会で起こっている問題について考える機会を頂いています。同時に、日々土井さんのバイタリティにびっくりさせられています(笑)
これまでインターンをしていく中で一つ学んだこと、実感したことがあります。それは、自分が国際社会における人権問題に対して「無知」であるということです。大学では主に国際法を勉強してきたこともあり、ある程度は国際社会における問題についての見識があると勝手に思っていたのですが(笑)、インターンをしていて日々新しい発見・視座を得ています。まだまだ理解しなければいけばな
らないことが沢山あるなぁと感じています。
世界各地で劣悪な環境で暮らしている人たちだったり、権力者の圧政に苦しむ人たちに比べたら、自分の置かれている環境は全然恵まれているなと感じます(何だかんだで安全・安心に暮らせていますし・・・)。だからこそ、世界の人権問題についてもっと知ってその上で何かを還元できる人になりたいと思うし、皆ももっと問題に関心持とうよ!と思っていたりします。
知的好奇心を大切に頑張っていこうと思います・・・と勝手に決意表明をして終わらせて頂きます(笑)
はじめまして!HRW東京オフィスのインターンです ― 2010/02/17 17:45
はじめまして。今月から再びヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)東京オフィスのインターンに復帰させていただきました、黒田美紀と申します。現在大学3年です。復帰というのも、実は昨年の5月から4ヵ月間同オフィスでインターンをしておりました。当時はこのブログもまだ作成されておらず、ちょうどブログ立ち上げが決定した瞬間に偶然居合わせていたのを覚えています。私がHRWの門を叩かせていただくきっかけとなったのは、土井さんです。HRW東京オフィスが開設される1年前、初めてある冊子で拝見した際、“ビビっと”きました。写真は昨年7月に撮影しました、初代インターンです。

左から岩崎さん、岩楯さん、近藤さん、私(黒田)、冨川さんです。
なんと5人中3人が現在アメリカにいるという、グローバルな環境です。
ところで、私達インターンが普段どのようなことをしているかと言いますと、英文報告書の翻訳、講演会でのノートテイキングから、ちょっとしたリサーチまで非常に様々です。実際に国際人権に関心の高いジャーナリストの方、ビジネス界の方、NGOの方と沢山お会いする機会にも恵まれ、大変刺激的な環境です。そしてさらに多くの方にHRWを知っていただけるよう、努めてまいりたいと思います。よろしくお願い致します。
スタッフの研修・教育にも熱心なHRW:ニューヨーク本部インターン日記 パートIII ― 2010/02/16 16:31

上の写真は、私の自宅から近いサブウェイの駅のプラットフォームです。ニューヨークは、私が大学院のために住んでいたロンドンとは全く違い、個人と組織両方のレベルで、雪に対しての迅速な対処が随所で見られ、感心しました。
さて、今回の本題は、HRWがいかに内部向けの企画も充実しているのかということです。例えば、リサーチャーのための研修や、メディア対策の研修など、スタッフの教育に力を入れているほか、オフィス内で語学レッスンが受講でき、見事修了すれば支払った講習費が返還されるというシステムがあります。さらに、「オープンミーティング」という、スタッフの誰もが参加できる集まりがあり、隔週ぐらいの頻度でHRWの活動に関連がある色々なテーマについて、講演が行われます。

上は、私が来てから初めてのオープンミーティングの様子です。テーマは統計学。人権のモニタリングの際、調査を行う組織ごとで統計結果に大きなばらつきが出てしまうという問題が取り上げられ、より確かな数字に近づくために有効な対策なども紹介されました。ごらんのとおり、会議室がぱんぱんになるほどの盛況ぶり。かなりの数のスタッフが忙しい手を休めて積極的に参加していたようでした。
このように充実した内部向けの制度がある「NGO」は初めて見た、というのが私の率直な印象です。「余裕がある組織」というのは、スタッフに対して教育の機会を含め、潤い(+α)を与えるキャパシティーを持つ組織のことではないかと思うので、他にこのようなNGOがどれだけあるかはよく存じませんが、数少ないもののうちにこの団体が入るのは確かではないかと感じました。