【ご報告】 「ワールドレポート2015」の発表2015/01/29 19:00

HRWは「ワールドレポート2015」を発表しました。2014年に起きた90ヶ国以上にわたる人権問題を掲載しています。

ワールドレポート2015」(英語)

昨年は多くの政府が人権に対して非生産的で保身的な方策を取りました。

ISISの隆盛は、米国のイラク侵攻が残した治安の空洞に加え、イラクとシリアの宗派的かつ人権を無視した政策、そして国際社会の無関心が要因。

[イラク] 政府はスンニ派の一般市民を殺害するシーア派民兵組織に大きく依存。政府軍も一般市民や人口密集地を攻撃。司法制度は腐敗し人権侵害的。宗派的支配を続行。

[シリア] アサド大統領の軍隊が反体制派支配地域の一般市民を無差別兵器などで攻撃。

安保理ではロシアと中国が対シリア政府の行動を拒否。また、米国と同盟国は、シリア政府に人権侵害停止を求める努力を後回しにし、ISISに対する軍事行動を優先。結果、ISISは、自身をアサド大統領への唯一の対抗馬であると、潜在的な支持者たちに喧伝。

[ナイジェリア] イスラム過激派組織ボコ・ハラムが市民や治安部隊を攻撃。市民の生活拠点を爆破し、数百人規模の少女らを拉致。政府軍は疑いのある者を拘束、虐待し、ときに殺害。

[米国] CIAの拷問の報告書を公開。オバマ大統領は拷問を指示した者たちの訴追や捜査を拒否。

[ケニア] [エジプト] [中国] 政府および治安部隊がテロ事件や脅威に人権侵害的な政策をもって対応。

[フランス] シャルリー・エブド襲撃事件に関し、暴力を扇動しない言論に対テロ法を適用させて訴追。表現の自由を萎縮。

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