【すべての子どもに家庭を!キャンペーン・イベントのお知らせ】2015/01/08 22:16

静岡大学人文社会科学部主催、出産や不妊、子育て、親子について、社会学・ライフコース論の観点から研究を行っている白井千晶先生企画のイベントのお知らせです。
是非足を運んでみて下さい!

詳細URL
http://homepage2.nifty.com/~shirai/html/repro.html

第26回リプロダクション研究会(共催)
「アジアの社会的養護と養子縁組」社会的養護と養子縁組~世界と日本
Foster Care and Adoption:Japan in the world

日本では現在、親が育てられない子どもを社会が代替的に育てる「社会的養護」について、施設養護よりもできるだけ家庭養護とするよう、舵が切られている。その家庭養護の選択肢は養子縁組、里親、ファミリーホームである。
養子縁組を世界的な視点で見れば、国内外の政治的・経済的状況から国境を越えた養子縁組(国際養子)に至った子どもたちは数十万人規模であり(たとえば韓国、中国、ロシア、中南米、アフリカから欧米へ、東欧から西欧へ、イギリスからオーストラリアへ)、数十年たったいま、養子のアイデンティティ、ルーツ探しが世界的課題になっている。
一方で、グローバル化する社会の中で、国際結婚夫婦が祖国から養子を迎えるなど、国際養子縁組、渉外養子縁組は増えつつある。
子どもの福祉のための社会的養護をどのように構築すればよいのか、国際比較の視点から、また、子ども当事者の視点から考えたい。

********************
日時:2015年3月8日(日)開場:12時 開始:12時15分(終了予定17時30分)
会場:日本女子大学 目白キャンパス 百年館低層棟206教室
アクセス:東京メトロ「雑司ヶ谷駅」または「護国寺駅」またはJR山手線「目白駅」
https://www.jwu.ac.jp/grp/access.html
参加費:無料
主催:静岡大学人文社会科学部
協力:IFCA、一般社団法人全国養子縁組団体協議会、リプロダクション研究会、トリウッド、オフィスH
企画・コーディネート:白井千晶(人文社会科学部准教授)
申込み:http://kokucheese.com/event/index/248584/

********************


ープログラムー

司会 白井千晶(静岡大学・准教授/社会学)

第Ⅰ部 グローバルな視点で考える

講演「家族観からみる日本の社会的養護と養子縁組」キャサリン・ゴールドファーブ(マックマスター大学・助教・カナダ/人類学)(日本語講演)12時15分~13時00分

講演「世界から学ぶ日本の社会的養護:日本、イスラエル、イギリスの比較から」マイケル・マーハー・キング(オックスフォード大学・院・イギリス/社会政策学)(日本語講演)13時00分~13時45分

第Ⅱ部 子どもの視点で考える

映画上映「はちみつ色のユン」13時55分~15時10分
「はちみつ色のユン」2012年|フランス・ベルギー・韓国・スイス|75分|HD|16:9|ドキュメンタリー×アニメーション|仏語・日本語字幕
監督・脚本・ユン、ローラン・ボアロー

講演「韓国の国際養子縁組の歴史的変遷と養子の現状」姜 恩和(首都大学東京・助教/社会福祉学)(日本語講演)15時10分~15時40分

子どもの声「Voices of Youth」社会的養護を経験した子どもの立場から(IFCA)15時40分~17時00分

第Ⅲ部 総合シンポジウム 17時00分~17時30分
シンポジウム
 キャサリン・ゴールドファーブ/マイケル・マーハー・キング
 姜 恩和/IFCAユース/白井千晶
フロアディスカッション

☆不必要な施設送りはやめて、養子・里子に。キャンペーン詳細はこちら☆
動画→http://bit.ly/1olw0JF
詳細→http://bit.ly/1rB9lyy

コメント

トラックバック