【HRWニュース】イラク:ISISの大量殺害現場が判明2014/07/03 00:40

HRWは衛星写真などを分析し「ISIS(イラクとシリアのイスラム国)」による190名以上の捕虜殺害場所を特定しました。

ISISは6月11日にイラク・ティクリートを制圧後、捕虜の処刑や自爆攻撃、拷問など、人道に対する罪や戦争犯罪とみなされる行為を行っています。

詳しくはこちらをご覧ください。

【HRWニュース】シリア:戦火に引き裂かれる女性2014/07/04 12:15

HRWは調査を行い、介護や人道支援を行っているシリア女性が、政府・反政府の両方から拘禁や拷問、脅迫などを受けていたことを報告しました。

7月4日本日、国連の女子差別撤廃委員会はシリア女性の状況を検証する予定です。

詳しくはこちらをご覧ください。

【HRWニュース】 カンボジア:弾圧への勧告を無視する政府2014/07/04 12:15

HRWは調査を行い、介護や人道支援を行っているシリア女性が、政府・反政府の両方から拘禁や拷問、脅迫などを受けていたことを報告しました。

7月4日本日、国連の女子差別撤廃委員会はシリア女性の状況を検証する予定です。

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【HRWニュース】世界銀行:人権配慮、いまだ不十分2014/07/07 18:41

開発支援を行う国際機関、世界銀行(世銀)は、差別問題に取り組むキム総裁によって人権への配慮・視点が強化されましたが、人権侵害のある案件へ融資をしないような、具体的なチェック体制が求められます。

HRWから世銀への提言はこちらをご覧ください。

【HRWニュース】バングラデシュ:NGO規制法、廃案を2014/07/08 17:02

バングラデシュでは、政府が国内人権NGOを脅迫や妨害をしている中、これらのNGOの活動を更に制限する法案を提出する予定です。

この法案では、外国から資金援助を受けた事業の実施や、その事業の関係者の出国には政府による事前承認が必要など、国内&国際NGOの活動が制限されることになりま
す。

HRWは、バングラデシュを支援するドナー国に対し、同国へ働きかけをするよう活動しています。

詳しくはこちらをご覧ください。

【すべての子どもに家庭を!キャンペーン・自治体報告】 「赤ちゃんポスト」の赤ちゃん、なぜ施設送り? 特別養子縁組を目指して2014/07/09 13:29



「すべての子どもに家庭を!」ということで日夜かけまわっているヒューマン・ライツ・ウオッチ日本代表の土井香苗です。先週、熊本市に出張し、慈恵病院の「こうのとりのゆりかご」を視察するとともに、熊本市児童相談所、県の里親会の事務局長さんなどとも面会しました。

望まない妊娠によって生まれた赤ちゃんが殺害されたりすることから守るために設けられた「こうのとりのゆりかご」(通称「赤ちゃんポスト」)。蓮田院長は、赤ちゃんを家庭で育てて欲しい、「特別養子縁組」してほしいと一貫して訴えてこられましたが、熊本市の児童相談所は、親不明の赤ちゃんを乳児院・児童養護施設に送り続けています。児童相談所の言い分は「産みの親の意見がわからないから」。


熊本市の児童相談所には、早急に取り扱いを改めていただきたいと思います。また、この秋には熊本市長選挙が行われるそうですが、新しい市長には、「赤ちゃんポストの赤ちゃんを家庭で育てる」をぜひ公約してほしいと思います。

☆施設送りはやめて、養子・里子に。キャンペーンの詳細動画

【HRWニュース】パキスタン:過激派によるシーア派住民殺害が多発2014/07/09 20:41

パキスタンでは、2008年以降、ムスリム・スンニ派武装勢力によって数千人のシーア派ハザーラ民族が殺されています。日常生活の場面を狙って攻撃しており、歩く道でさえ安全が確保されていません。

この状況に対し、パキスタン政府は適切な捜査などせず武装勢力を放置し、保護や攻撃防止等の対応を取っていません。

HRWは、このシーア派を狙った攻撃について100人以上に聞き取りを行い、2008年以降の攻撃を記録しました。

報告書の概要はこちらをご覧ください。

【HRWニュース】モロッコ:同性愛の有罪判決 控訴審でも認容される2014/07/09 21:43

国際法に違反しているにも関わらず、モロッコでは同性愛を理由にした差別的な有罪判決が認容されています。

また、判決は、警察の脅迫による自白のみを根拠にしたことから、公正な裁判かどうかの懸念もあります。

詳しくはこちらをご覧ください。

【人権ウォッチ】 「公序」のためにならない中国の人権弾圧2014/07/12 13:31

中国政府は、チベットの仏教徒、ウイグルのムスリムに続き、2,300万人~6,900万人いると言われているキリスト教信者への規制を強めています。

詳しくはHRW・中国代表のソフィー・リチャードソンによる記事をご覧ください。

「Summer Workshop@オランダ大使館」イベント報告!2014/07/14 11:42

初めまして、インターンの寺本です!

7月10日に東京オランダ大使館で行われた「Summer Workshop@オランダ大使館」が無事終了しましたので、そのご報告をいたします!

このイベントはヒューマン•ライツ•ウォッチ、グッド•エイジング•エールズ、東京国際レズビアン&ゲイ映画祭、オランダ大使館が協力して開催したLBGT大学生向けのワークショップでした。

オランダ大使からのご挨拶の後、ドキュメンタリー映画「Warriors for Love」を上映しました。「Warriors for Love」は様々な国で生きてゆくLGBTの人々の現状をとらえた作品で、差別や人権侵害を受けながらも皆が自分らしく生きてゆける未来のために頑張る人々の輝いた姿に感動しました!
オランダ大使からのご挨拶

その後、オランダのLGBT団体COCとの対談をスカイプを通じて行いました。COCの日頃の活動、特にLGBT学生向けに行う活動についての説明の後、学生達はグループに分かれて、「日本では何が出来るか?今の日本の学校には何が必要か?どうすればいいのか?」という内容のグループ・ディスカッションを行いました。世界でのLGBTの現状を見て、日本の現状、そして将来について考える。そんな大学生の皆さんの熱い思いが詰まったお話が沢山聞けました!

その後の懇親会はあいにくの雨のため、屋根のついたテラスで行いました。懇親会中も日本のLGBT問題について語り合う学生さん達の姿を見て、きっと日本のLGBTコミュニティの将来は明るいと感じました。

参加して下さった皆さまのお陰でとても充実したイベントとなりました。お越し頂き、本当にありがとうございました!