ボリス、オランダ大使公邸にてスピーチ2013/05/01 10:19


Boris gave his speech at Dutch ambassador's residence

ブログをご覧のみなさま、こんにちは。インターンの水上です。

来日中のボリス・ディトリッヒが、4月27日(土)に、
にて、登壇。スピーチを行いました!

最後の言葉が非常に印象的だったので、ここにご紹介させて戴きます。

"Many people might think that future is far away, but future is not in front of us.
Future is inside of us. WE can make the future."

「多くの方々は、(同性婚の法案が日本で可決されるような)未来は遠いとお考えかもしれません。しかし、未来は私たちの先にあるのではなく、私たちの中にあるのです。私たちが、未来を創るのです」

この言葉に感動された方々が多くいらっしゃったようで、ボリスも喜んでおりました。

一人一人が未来の創り手として、よりよい世界を築くために努力しようと
思えた、素晴らしいレセプションでした!

グッド・エイジング・エールズの皆さま、そしてオランダ大使館のみなさまに心から感謝です、有難うございました!!!!!!

そんなボリスをあなたも応援してみませんか?こちらのサイトからどうぞ。











ボリス、「東京国際レズビアン&ゲイ映画祭」にてスピーチ2013/05/01 10:38


東京国際レズビアン&ゲイ映画祭
ブログをご覧のみなさま、いつもありがとうございます。インターンの水上です。

東京では、毎夏に「東京国際レズビアン&ゲイ映画祭」が開催されているのですが、
今年初の試みとして、4月30日(日)に「東京国際レズビアン&ゲイ映画祭、”春の名作劇場”」が実施されました!

ボリスは、スピーチで世界におけるLGBTの人権侵害に触れ、
「もし、ここがウクライナであったら、LGBT(性的マイノリティ)の話をするだけで、
私たちは逮捕されていたでしょう。ここが日本だから、このような映画祭を
開くことができます」と述べました。

日本に生まれなかったら、逮捕されていたかもしれない。日本に生まれたから、まだ法律上では同性同士の婚姻の権利が得られない。

映画は日本の、そして世界のLGBTの方々が置かれた状況を感じることができる“窓”となると思います。ボリスの人生を変えたハーヴェィ・ミルクの人生も「ミルク」という映画になっております。ご興味あれば、ぜひご覧になってみてください!


ボリスを今ならあなたもReady Forでサポートできます、残り33日ですー!
皆様のお力が必要です!!!
ボリスとミルクのエピソードもこちらのサイトで読むことができますので、
覗いてみてくださいね。









虹色ダイバーシティさんイベントにボリスがビデオ登場!2013/05/02 15:02

みなさまTokyo Rainbow Week 2013を楽しまれていますでしょうか。

昨日、虹色ダイバーシティさん主催のイベント「LGBTが働きやすい職場とは〜アンケートから見えてきた現状」が開催されました。1000人以上の回答から、人口の約5%といわれるLGBTの方々が自分らしく働ける環境を作ることは、企業全体のためにとても大切であることを裏付けるデータが続々と登場。これをきっかけに、多様性が真に認められる職場が一つでも増えることを願って止みません。



この写真の虹色ダイバーシティ代表、村木真紀さんの論説「LGBTと、共に生きる社会へ」が朝日新聞WEBRONZAに掲載されておりますので、みなさま是非ご一読ください!

昨日のイベント冒頭では、今週来日していたHRWのLGBTアドボカシーディレクターのボリスからのビデオメッセージを流して頂きました。虹色ダイバーシティさんがその動画と日本語訳(以下同文)をこちらに紹介してくださったので、ぜひご覧ください!虹色ダイバーシティの皆様、本当にありがとうございました!!

(日本語訳)

こんにちは。私はボリス・ディトリッヒで、HRWで働いています。今日みなさんにこうしてご挨拶できることを光栄に思います。なぜなら、虹色ダイバーシティのリサーチ結果が本日発表されるからです。そしてこの調査結果は、日本のLGBTにとって非常に重要なものだと思います。

 

私はHRWでLGBTアドボカシーディレクターを勤めていて、世界のLGBT活動を援助しています、例えば、同性愛が犯罪になるような状況を助けるために。

世界の192ヶ国の内、まだ76ヶ国が同性愛は犯罪です。いくつかの国は、3-5年刑務所に入れられてしまいます、ただ同性愛者というだけで。

 

幸運にも、日本では同性愛は犯罪ではありません。しかし未だに多くの差別があり、社会的プレッシャー等でカムアウトができない人達が沢山います。従って、職場でも、雇用主がLGBT従業員をサポートすることはとても重要です。既に沢山の調査がされていて、LGBTに対しオープンで寛大な雰囲気の会社では、LGBT従業員はよく働き、より生産的に活躍できることがわかっています。

よって、会社がLGBT従業員をサポートすることはとても重要なのです。

 

実際、今という時期にHRWでLGBTの権利について活動できることを素晴らしく思います。既にご存知かもしれませんが、多くの国で同性婚の合法化が進められています。最近では、イギリス、フランス、ニュージーランド、ウルグアイ等の国会議員に呼ばれ、同性婚に対する専門的なアドバイスを求められました。

いつか日本でも、同性婚について日本の国会議員と議論できることを心から願っています。

 

しかし、それは遠い夢の話かもしれません。今、あなた方に重要なのは、職場のダイバーシティについて議論を始めることです。どこかで誰かがはじめる必要がありますが、今あなた方が始めてください。

どうか、日本での素敵な日々を、素晴らしい人生を送ってください。

ありがとう。




ボリスがオルタナに掲載されました!2013/05/02 17:37

ブログをご覧のみなさま、いつもありがとうございます。インターンの水上です。
ボリス・ディトリッヒが4月30日にオルタナに掲載されました!!!


というタイトルで、

LGBTの方々が暮らしやすい社会にするには、というお話と、LGBTの若者へのメッセージが綴られています!ぜひご覧ください!オルタナの皆さま、誠にありがとうございました。

そして・・・そんなボリスにあなたの応援が必要です・・!ボリスが各国で行っている「聞き取り調査」は、年間2000万円ほどかかります。

残り32日、3000円からこちらでご支援できますので、何卒よろしくお願い申し上げますー!




北朝鮮による日本人拉致問題に関する国際シンポジウム2013/05/06 23:54

みなさん、こんにちは。NYインターンの馬です。

先週金曜日、日本政府主催、北朝鮮による日本人拉致問題に関するシンポジウムに参加して来ました!


 会場には、政府関係者を始め、国連職員、報道陣、そして一般の方々が集まり、深刻な人権問題である北朝鮮による拉致の実態に終始真摯に耳を傾けていました。

基調講演では、古屋圭司拉致問題担当大臣が日本人拉致の実態と北朝鮮に対する日本政府の方針、問題の解決策に言及し、「拉致被害者はまだ生きており、我々の救いを待っている。日本は、北朝鮮が彼らを釈放し、日本に謝罪しない限り、北朝鮮との国交を回復しない。」と幾度も強調されていました。

日本人拉致は1970年代に始まり、北朝鮮の工作員養成のために大勢の方が拉致されたと思われているが、日本政府が認定しているのは計17人です。2002年に米国の強い圧力により実現した日朝首脳会議で、北朝鮮は初めて日本人拉致を認め、謝罪し、5人の被害者を釈放したが、残りの12人に関しては、拉致を断固として否定しており、拉致問題は解決済みだと言い張っています。

北朝鮮による拉致は、日本人に限らず、その規模は世界中に及んでいます。これまで、拉致が確定されている被害国は、日本、韓国、中国(マカオ)、タイ、レバノン、ルーマニアの6カ国で、拉致の疑いが極めて濃厚な国は、フランス、イタリア、オランダ、ヨルダン、マレーシア、シンガポール、そしてアメリカの13国です。拉致の目的は、北朝鮮のあらゆる工作員活動を遂行する上で、工作員を現地化し、国家開発のためにあらゆるノウハウを強引に吸収する必要があったからです。工作員たちは、日本人拉致被害者から日本化教育を、中国人拉致被害者からは中国化教育を徹底的に受け、その国々に潜み、工作活動を続けてきました。

特定失踪者問題調査会代表の荒木和博氏によると、北朝鮮は建国の際、軍隊・インフラ・政策等全てをソ連からもらい、他国によって作られた国である。そのため、以降特定の分野において技術が欠乏した際、その分野の専門家を外国から拉致してきた。よって、北朝鮮にとって拉致は当然の選択である、と強く主張していました。

シンポジウムでは、拉致被害者家族による訴えも設けられ、拉致が起きた際の背景や家族想う悲痛な胸のうちを会場の参加者に告げました。

国際的な取り組みでは、北朝鮮の人権侵害に関する国連の国際調査委員会(Commission of Inquiry)が先月立ち上がったばかり。古屋大臣は、最後に日本と国際社会のより一層の提携が問題の解決につながる、と述べられました。

Commission of Inquiryに関するHRのリリースはこちら




ビデオ:ロシアでの市民社会への弾圧2013/05/08 10:52


ブログをご覧のみなさん、インターンの岸です。
この度、HRWがロシアに関する新しいビデオ"Tightening the screws:Clampdown on Russia's Civil Society"を発表しました!!
6分ほどのこのビデオ、Youtubeからご覧いただけますので是非どうぞ!
こちら→http://www.youtube.com/watch?v=1AlKqwNq1Ds&feature=youtu.be
簡単に内容を紹介したいと思います。

現在ロシア政府は表現・集会・結社の自由を制約し、NGOに対しても強圧的な態度をとっています。これらの態度は明らかに人権運動への打撃となっています。
しかしこのような打撃にもかかわらず、ロシア国内では数千人規模で路上抗議が起こりました。これはロシア史上初で、強力で成熟した市民社会を形成する能力があることを示しています。ロシア政府がこの能力を認識するのは時間の問題だといえるでしょう。

個人的にはこのビデオから打撃にも屈しない力強さを感じました。
約6分と短いものですので、ぜひご覧ください。

Human Rights Watchのチャンネル内には、様々な人権問題に関するビデオがあります。そちらも一緒に、チェックしてみてください。

またHRWのチャンネルに登録していただければ、いち早く発表されたビデオを観ることができます。興味がありましたら、そちらへの登録もよろしくお願いします。

時論公論「悪化するシリア内戦と人道危機」2013/05/09 09:22


インターンの岸です。
5月7日未明のNHK総合テレビ時論公論にて、HRWが取り上げられたのでご紹介します。

番組の詳細を見ることができるので、ぜひご覧ください。

「悪化するシリア内戦と人道危機」

中東シリアの内戦の状況について、化学兵器の使用、難民、一般市民の犠牲等を切り口に分かりやすく解説されています。

アサド政権は一般市民を無差別に空爆しており、病院や学校をも攻撃するため子どもの犠牲者が絶えないのです。そしてミサイルやクラスター爆弾が武器として使用されていることがHRWのシリアでの調査で明らかになっています。

HRWによる情報の詳細は以下をご覧ください!

シリアに関するHRWの資料
・Syrian Air Force Bombing Civilians(「シリア:一般市民への空爆」ビデオ)
・シリア:一般市民への空爆 プレスリリース

5月17日 国際反ホモフォビアの日2013/05/16 09:19

みなさん、こんにちは。インターンの岸です。

5月17日は国際反ホモフォビアの日です!
ホモフォビアやトランスフォビアに関する問題に関心をもってもらうために2004年に始まりました。現在ではおよそ100を超える国でこの日が祝われています。

国際反ホモフォビアの日に関連してボリス・ディトリッヒの論説(土井香苗共著)を5月15日の朝日新聞DIGITAL WEBRONZAに掲載していただいたのでお知らせします。

LGBTを巡る世界各国の状況が分かりやすく説明されています。
一部有料ですが、ぜひ読んでみてください。

以下が記事の一部です。

「国際反ホモフォビアの日に――未来は私たちの前ではなく、私たちの内にある」
土井香苗&ボリス・ディトリッヒ

毎年517日、世界中の人々は国際反ホモフォビアの日を祝い、平等で差別のない社会を実現するにはどうすればよいのか思いを馳せる。東京では一足早く、先月27日に東京レインボーウィークが幕開けした。日本のレズビアン・ゲイ・バイセクシャル・トランスジェンダー(以下LGBT)の人々は、あらゆる差別から守られ、婚姻の平等を保障する反差別法の実現を願っている。一方、世界各国では、LGBTの人々の様々な願いが危機に瀕している。

 

カメルーンでは、「私はあなたに恋しています」と書いた携帯メッセージを男性宛てに送った若い男性が懲役3年の刑を言い渡された。更に、その男性を弁護した勇敢な弁護士のもとには、彼の妻と子どもたちを殺すといった脅迫メールや携帯メッセージが届いた。弁護士が殺害脅迫を受けたことを警察に訴えたところ、警察は「ゲイの弁護を止めさえすれば安全さ」との一言。つまりカメルーンでは、愛のメールを送った者は投獄される一方、子どもを殺すと脅しても当局は見て見ぬふりをするのだ。

 

ジャマイカでは、レズビアン、男性と性的関係を持った男性、トランスジェンダーの人々が、時には死に至ることもあるほど残虐な暴力の被害に遭っているが、多くの場合警察による保護は殆ど期待できない。LGBTであること、あるいはLGBTであると見なされたために受ける恐喝・嫌がらせ・暴力から逃れるため、多くの人々が家族、地元コミュニティ、そして時に母国からも離れざるを得ない状況だ。国内に留まったとしても、残されているいのは街頭での生活や仕事の道しかないことも多く、ギャングによる暴力や他の虐待に遭う危険性を高めている。 

 

ロシアとウクライナの議会では、「同性愛の助長」を禁止する法案が審議中だ。同国の国会議員によれば、LGBT象徴であるレインボーフラッグがついたTシャツを着ている、あるいは10代のゲイとレズビアンの自殺防止に関するテレビ討論を見た子どもは、ある日突然ゲイやレズビアンになる可能性があるそうだ。欧州人権裁判所の判決にもかかわらず、両国はLGBTの団体や個人に対し、表現・集会・結社の自由を行使する権利を否定し続けている。

 

マレーシアとクウェートの警察は、異性の衣類着用を禁止する国内法に違反したという理由で、トランスジェンダーの女性を頻繁に逮捕している。女性用衣服が犯罪の証拠とされるため、トランスジェンダーの女性は多くの場合警察署内で裸になるよう強制された上で、男性収容者のいる留置場に放り込まれ、性的虐待の危険にさらされている。

 

これらはレズビアン・ゲイ・バイセクシャル・トランスジェンダーの人々が世界中で直面する現実のほんの僅かな例に過ぎない。ヒューマン・ライツ・ウォッチはこれらのケースを調査しており、その結果を基に差別と人権侵害について議論するが、その際に以下のような虚偽の主張と対峙することが多い。

 

1.     同性愛は発展途上国に押し付けられた西洋の概念である

2.     同性愛は伝統・宗教・文化的価値観に反しており、従って禁止されるべきである

3.     LGBTの人々は、新しく特別な権利を要求している

 

今年も517日の国際反ホモフォビアの日を迎えるにあたり、これらの主張の誤りを明らかにしなければならない。



HRW映画祭2013/05/17 22:40

  HRWブログをご覧のみなさま、こんにちは。インターンの馬です。

 本日は、来る
613日~23日までNYで開催予定のHRW映画祭のご紹介です!
 

  今年は、世界各地から正義と社会変化を訴えた刺激的な
20作品(うちドキュメンタリー
18本、フィクション2)を上映する予定。上映後は、映画に関するQ&Aセッションが  設けられる予定です。
  今年の映画祭のテーマは、伝統的な価値観(traditional value)、女性の権利(women’s rights)、障がい者の権利(disability rights)、そして性的少数者の権利(lesbian, gay, bisexual, and transgender rights)4つで、中でも伝統的な価値観は最も重要なテーマとなっています。伝統的な価値観は、人権をないがしろにしているとよく取り上げられています。今年は、伝統的な価値観が女性と性的少数者に与える影響に焦点をあてた作品をそれぞれ5つと3つみなさまにお届けする予定です。
  この他にアジアにおける危機や移民問題、アメリカの人権問題も今年の映画祭のテーマとなっています。
 
☆当日の上映スケジュールを含め、HRW映画祭に関する詳しい情報は、こちらをご覧ください!
☆映画祭に関するプレスリリースやロゴ等はこちらからダウンロードできます!
ff.hrw.org/press
 
☆チケットは521日よりオンラインでお求めいただけます。
 映画祭開催期間中NYにお越しになる方や米国にお住いの方でご都合がつくのであれば、ぜひ足を運んでみてくださいね。
 リンカン・センターでの上映作品のチケット:filmlinc.com 
 (一般13USドル、シニア&学生9USドル、リンカン・セン  
  ター会員
8USドル)
 IFCセンターでの上映作品のチケット:ifccenter.com
 (一般13.50USドル、シニア&学生9.50USドル、IFCセンター
  会員
8.50US ドル)
 

☆割引チケットは映画祭に関する最新情報、メーリスへの登録はこちらから確認できます。
 
☆映画祭のツイッターもぜひご利用ください!
@hrwfilmfestival.

インドの法律家 講演会2013/05/21 21:35

HRWブログをごらんのみなさま、こんにちは。NYインターンの馬です。
私は先日、オフィスで開かれたインドの最高裁で上級仲裁人を務めるColin Gonsalvesさんのお話を聞いてきました。
Colinさんは、インドの有力な公益法グループである人権法ネットワーク(Human Rights Law Network)の設立者でもあり、現在200名以上の法律家をメンバーに持ち、インド全国に28の事務所を構えています。

インドの社会は...
3億人の中産階級(右翼)
8億人の貧しい労働者階級
3千万人の極端な富裕層
で構成されていて、
それぞれの階級にいる人々は異なった考え方を持っています。
特に中産階級にいる人々は反イスラム派のジョージ・ブッシュ元米大統領の考え方に敬服し、西洋化された考え方を持っているのだそうです。
貧富の差が激しいインドでは、毎日3千人の乳児が貧困に関係する理由で亡くなっています。

インド政府はColinさんたちのHRLNの活動に抑制的で、インド国内からの資金援助を阻止しています。
また、国際社会におけるインド政府の振る舞いと時刻における振る舞いとで大変大きな違いがあると述べていました。
新聞は、腐敗した政府の状況を伝えるニュースで溢れかえり、特に政府高官は女性に対し、消極的案考えを持っているため、女性は弱い立場にいるのです。

Colinさんは最後に、HRWに他のNGO等と世界規模名人権ネットワークを築くことで、より一層強力な存在力と影響力をもつ世界屈指の人権団体に成長してほしいという想いを伝えてくれました。

世界第二の人口を有し、今後の発展性に世界中が注目しているインド。
その経済発展とは裏腹に、社会に蔓延する人権問題に対する政府の考え方は未だ批判的かつ閉鎖的で、政府が人権問題を認識し、解決に向けた舵を取るまでには、まだまだ乗り越えなければならない歴史的、文化的、そして社会的ハードルが多々立ちはだかっているということがわかりました。
国際人権規範が一つの国に広がるまでには、数十年という長い時間を要するが、その強力な影響力が、近い将来インド政府の政策決定に大きな変化をもたらすことを願います。

人権ネットワークのHPはこちら http://www.hrln.org/hrln/
HRWによるインドに関する情報の詳細はこちら http://www.hrw.org/asia/india