イベント報告:北朝鮮の「第12号チョンゴリ収容所」の実態を聞く!院内集会 ―その3 ― 2012/02/08 10:26
こんにちは、インターンの津田です。
ICNK院内集会の報告の最後として、
準備段階の話をしつつ、ICNKの活動についても紹介したいと思います。
院内集会では、国会議員の方々、メディア関係者、一般の方々が
主な参加対象ですが、ここではこの中でとくに国会議員の方々に
どのようにご参加いただくかを切り口にお話します。
ICNKは、普段から議員の方々に積極的にミーティングを申し込んでいます。
ミーティングでは、まずICNKというNGO連合が「なぜ設立されたのか」、
「何を目指しているのか」などを紹介します。
その際、ICNKが設立を求めているCommission of Inquiry(略称CoI。国連
事実調査委員会、または独立調査団)は実際は決して過激な手段ではない
という話をするのですが、ここに意外だという感想を持た方が多くいらっしゃい
ます。北朝鮮に過剰な刺激を与えることになるのではないか、政治的なに
逆効果になるのではないかと心配される方が多いようですが、そんなことは
なく、犯罪疑惑があるから調査するというごく自然な流れを求めているに
過ぎないのです。
(Commission
of Inquiryの詳細についてはこちらのブログをご覧ください。)
こうした一連の話をふまえてICNKやCoIを正しく理解していただき、
賛同をいただいた議員さんにCoI設置を求める決議案の提出に向けて
党内で提案していただいたりします。
そしてさらなる理解の場、あるいは意思表明の場として、院内集会への参加も
呼びかけているのです。中には参加のみならず関連党内委員会として
後援者となってくださる場合もあります。
もちろんミーティングを持っていなくても院内集会に参加して下さる議員さんも
いらっしゃいます。こうした方々ともその後ネットワークを構築し、
さらなるご協力をおねがいしていくのです。
こうして一人ひとりを巻き込んでいくことが、日本を動かす力となっていく
のです。