イベント報告:北朝鮮の「第12号チョンゴリ収容所」の実態を聞く!院内集会 ―その2 ― 2012/02/07 10:23
こんにちは、インターンの津田です。
前回の記事に続き、2月6日(月)に開催された院内集会についてです。
脱北者のお二人が拘束されていた第12号チョンゴリ収容所は、
北朝鮮の刑務所にあたる施設です。
自分が何の罪で拘束されているのかも分からぬままいたとおっしゃっていました。
収容所での仕事は死体処理。
これはこの収容所のなかでもとくに残酷な仕事です。
保管所にたまった死体を火葬して埋めるのですが、
どこに埋めたか分からないように上から芝などを植えていたということです。
夏は保管所の死体に虫がたかり、本当に悲惨な情景です。
「刑務所としての機能を果たす施設とはいえ、
実質、拘留者たちを死に追いやる場所であった」
ということばだけでもこの施設の残忍さが分かるような気がします。
院内集会後は、脱北者のお二人にさらに詳しく話を聞く機会が設けられましたが、
多くの方がそちらにも参加してくださいました。
ご参加くださったみなさま、ありがとうございました!