映像特集:コソボ「追放される人々」2011/01/25 16:51



みなさまこんにちは、インターンの湯村です。HRWが作製した映像をお届けする「映像特集。今回は、コソボです。ヨーロッパでの民族マイノリティであるロマ、アッシュカリー、エジプシャンの写真集をご紹介します。

以下、写真集へのイントロダクションです。

西ヨーロッパ諸国で、コソボのマイノリティ民族であるアッシュカリー、エジプシャン、ロマが、強制送還されている。欧州評議会や国連の、追放停止の要求にも関わらず。1999年以来、約5万人のロマ、アッシュカリー、エジプシャンがコソボに強送還された。その数が増加するのは確実視されている。ドイツだけで、1万2000人が強制送還の危機に直面している。
ロマ、アッシュカリー、エジプシャンは、支援国やコソボ当局に相手にされず、強制帰国しても援助を受けられることはほぼない。彼らは、基本的人権に対し、いくつもの障害へ直面する。個人的文書へのアクセスの欠如、市民権のはく奪、土地の再入手時や家の取得時に生じる問題、健康・雇用・社会福祉へのアクセスの困難、家族からの隔離などだ。子どもも、学校にいる事ができるのは少数である。

写真集はこちらからどうぞ。
コソボの英語資料はこちらからどうぞ。