CSテレビ「デモクラシーナウ!」収録現場のぞいてきました!2009/12/29 11:14

こんにちは!
HRWインターンの山﨑(大学2年生)です。

昨日は東京ディレクターの土井さんがナビゲーターを務めている、デモクラシーNOW!という番組の収録にいってきました!
土井さんとやまざき

私は右、土井さんは左です!すごいテレビモニターの数です・・・

このブログでも、11月11日に紹介しましたが、この番組「デモクラシーナウ!」は、企業からのお金を受け取らず、個人からの寄付金のみで運営しているアメリカの独立系メディアです。

「ウォー&ピース・レポート(戦争と平和レポート)」という題のもと、アメリカを中心に世界各地から、マスメディアではなかなか取り上げられない人権や環境、戦争や平和、貧困などについてのニュースを取り上げています。
日本では、朝日ニュースターというCSのテレビ局で放送しています。

さて、昨日収録があったのは、1月7、12、19日分の3本。
こんな感じのスタジオで撮影しています!
スタジオの様子

1月7日(木) 16:30~17:25
人種差別問題をテーマに、今年の4月に行われた、国連の人種差別撤回会議、それからプリンストン大学のコーネル・ウエスト教授のインタビューを取り上げます。

1月12日(火) 22:00~22:55
民主主義とグローバルに焦点をあて、ブッカー賞受賞作家であるインドのアルンダティ・ロイ氏に、インドの経済発展と、民主主義の裏にひそむ闇について、そして今年ピッツバーグで開催されたG20金融サミットに対する抗議運動についてお届けします。

1月19日(火) 22:00~22:55
米軍基地と地球温暖化問題について、取り上げます。
沖縄の普天間基地の移転問題が繰り返しメディアに取り上げられていますが、グアムの米軍基地拡大に伴うグアムの先住民たちの反対運動、そして、米軍基地設置にあたって、島民が全員移住させられたディエゴ・ガルシア島についてのインタビューです。
そして、デンマークで開催されたCOP15に先立ち、海底で閣僚会議を行って温暖化の脅威を訴えたモルディブについてです。


スタジオの外


私はスタジオの外で、聞いていたのですが、撮影はさくさくと進んでいき、3本あるのに、あっという間に終わってしまいました。

テレビの収録は、放送している時間の何倍もかかる、というイメージだったので、意外でした。いかにも普段は見られないテレビの裏側!という感じで、とても興味深かったです!

とくに、1月12日放送分で取り上げる、インドのナクサライト紛争(毛沢東主義の反政府武装勢力 vs 政府軍+サルヴァ・ジュドムという民兵組織)のなかで翻弄される民間人の悲劇については、残念ながら日本ではほとんど報道されません。

このようなことを機会に、ぜひ日本でも知られるようになればいいな、と思います。
興味をもたれた方は、HRWが出しているインドのナクサライト紛争についての記事をご覧ください!

政府は民兵組織の後ろ盾やめよ
毛沢東主義ゲリラ掃討作戦、民間人を保護せよ
ナクサライト紛争 学校教育への攻撃やめよ