米国政府へのアドボカシー担当 同僚のトムが来日2009/12/08 21:33

土井香苗です。

昨日、ワシントンDCから、HRWのアドボカシー(政策提言、ロビイング)仲間のトムが来日。

彼は、ヒューマンライツウォッチの米国政府へのロビイング担当。
私は日本政府へのロビイング担当なので、相手は違うものの職務内容は同じですね。

違いは・・・私は完全な在野の出身。政府の人間だったことはありません。一方トムは、ビルクリントン大統領の高官(特別補佐官!)だった人物で米国政府の中に「元同僚」がいっぱい。国務省の友人たちに電話すれば多くの仕事は片づく、という彼。カート・キャンベルとも「よく話しているよ」っていうかんじ。 オバマ政権にいろいろとアドバイスしているようで、ニューヨークタイムズでは彼についてこんな記事もみつけました、、、 http://www.nytimes.com/2009/04/21/us/politics/21lobby.html 

アドボカシーに成功するためには、ネットワークはとても重要。
一方、NGO世界出身の私には、外務省内にそんなネットワークはない。日本政府の高官の中からも、トムのようにグローバルな人権の保護に一貫した真の情熱を傾けられるひとがでれば、ヒューマンライツウォッチにとっても力になるでしょうが、、、

さて、トムは、今日、国際問題研究所でスピーチしたり(明石康さんもいらっしゃるようなハイレベルな聴衆でした)、外務省の別所総合政策局長とあったり、東京アメリカンセンターでセミナーしたりしました。明日も忙しい、、、

内容の詳細は、セミナーにでていたインターンの伊藤さんと山崎さんから、近日中にブログにアップしてもらいたいと思います!

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