【HRWニュース】学校に軍隊はいらない!キャンペーン2015/05/14 11:41

12日ジュネーブで、ヒューマン・ライツ・ウォッチが参加する連合体「the Global Coalition to Protect Education from Attack (GCPEA)」は、紛争下の学校の軍事利用に関する調査報告書を発表しました。

この報告書では、2005年以降の26カ国での学校の軍事利用、兵隊などからの男女の学生への性暴力、戦闘部隊への勧誘など、人権侵害と問題を様々に明らかにしています。

今月28-29日、ノルウェーでの政府間会議にて「Safe Schools Declaration(学校の安全に関する宣言)」の内容が固まる予定です。連合体・GCPEAは、日本政府を含む各国政府に同宣言の採択を求めています。

1.プレスリリース:
http://protectingeducation.org/…/respect-civilian-nature-sc…

2.今回発表の調査報告書「Lessons in War 2015: Military Use of Schools and Universities during Armed Conflict(戦争下のレッスン 2015: 紛争の中の大学や学校と軍事利用)」
http://protectingeducation.org/…/do…/lessons_in_war_2015.pdf

3.映像「学校に軍隊はいらない」
https://youtu.be/XGpBkXQhmjo

【すべての子どもに家庭を!キャンペーン・イベント情報&シェア歓迎】2015/05/14 22:24

【すべての子どもに家庭を!キャンペーン・イベント情報&シェア歓迎】
先日お伝えした、日本財団、ルーモス、ハッピーゆりかごプロジェクトによるシンポジウムの参加申し込みが始まりました。

「子どもが家庭で暮らす社会に向けて ~中央・東ヨーロッパで家庭養護を推進してきた経験から~ 」

ヨーロッパでの脱施設化政策の経験を学ぶ良い機会です。ぜひお申込みの上、ご来場ください。

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日時:6月8日(月)、15:00~17:00(受付開始:14:30)
場所:日本財団 2階大会議室(東京都港区赤坂1-2-2)
共催:ルーモス、日本財団
協力:(特非)キーアセット、(公財)全国里親会
定員:200名(先着、事前申し込み制)
参加費:無料

プログラム(仮):
開会挨拶 尾形武寿(日本財団理事長)
解説 上鹿渡和宏(長野大学準教授、児童精神科医)
特別講演 ジョルジェット・ムルヘア(ルーモス CEO)

参加ご希望の方は以下、URLからお申込みください。
http://www.kokuchpro.com/event/happy_yurikago/

●ルーモスとは
ハリー・ポッターの著者、J.K.ローリングが2005年に創設したイギリスの国際的NGO。世界中で、子ども達が施設ではなく家庭で暮らすための体制作りを支援する活動を行っている。特にモルドバ、チェコ、ブルガリアなどの中央・東ヨーロッパにおいて、子どもが実親の下で暮らし続けられるようにする支援、里親など家庭養護への移行、また家族再統合の促進により、家庭で暮らす子どもの数を増やす支援を実施してきた。多くの施設が母子の支援施設、保育園、里親を支援する組織などに役割を転換している。最近は、ハイチやカンボジアなどでも活動を始めている。世界銀行、米国国際開発庁(USAID)、カナダ国際開発庁(CIDA)などと共に「子どものためのグローバル・アライアンス(Global Alliance for Children)」のメンバーでもある。2015年4月、ルーモスUSAオフィス開設。

●ジョルジェット・ムルヘア (ルーモス CEO)
1993年からルーマニアを皮切りにこれまで23カ国で大規模な家庭養護推進プログラムを先導。2011年からルーモスのCEOに就任。世界で最も影響のあるソーシャルワーカー30人の一人に選ばれている。

<本件に関するお問い合わせ>
日本財団 ハッピーゆりかごプロジェクト
担当:高橋、粟野
Email: tokubetsu_youshi@ps.nippon-foundation.or.jp
TEL: 03-6229-5111(代表)