[パレスチナ人権センター代表ラジ・スラーニ氏を囲む会]イベント報告! ― 2014/10/30 17:02
ヒューマン・ライツ・ウォッチ東京のインターン、荻田宏子です。
先日、イスラエル・パレスチナ問題を専門とされるジャーナリスト土井敏邦監督の招へいにより パレスチナ人権センター代表のラジ・スラーニ弁護士が来日されました!!
ラジさんのご希望もあり、日本の弁護士やジャーナリストを中心とした人権活動家の皆さまとの講演・交流会「パレスチナ人権センター代表 ラジ・スラーニ氏を囲む会」を開催。
土井監督撮影の映像を通し、何の罪もない人々がイスラエル軍による空爆にさらされているガザの実態をみました。
先日、イスラエル・パレスチナ問題を専門とされるジャーナリスト土井敏邦監督の招へいにより パレスチナ人権センター代表のラジ・スラーニ弁護士が来日されました!!
ラジさんのご希望もあり、日本の弁護士やジャーナリストを中心とした人権活動家の皆さまとの講演・交流会「パレスチナ人権センター代表 ラジ・スラーニ氏を囲む会」を開催。
土井監督撮影の映像を通し、何の罪もない人々がイスラエル軍による空爆にさらされているガザの実態をみました。
停戦合意、、とはいいつつも、
私たちが当たり前としているような生活が訪れるには程遠いガザの現状。
6年間に3度もの戦争を経てきたガザ―
その真っ只中にいるのが、市民・民間施設です。と声を震わせながら語るラジさん。
その声音と表情に、弁護士として人権を守るために活動し続けてきたラジさんの奮闘の歴史を垣間見る思いがしました。
今、60歳のラジさんは力強く語ります。
「60年間の人生を通し、何度も攻撃をみてきたが、
今回の攻撃が1番残虐である。犯罪である。こんな悲惨なものを目にするとは思っていなかった。」
「ガザには安全な場所はどこにもない。
約200万人の住むこの地域には、明日の命を確信できる人間は一人もいないだろう。」
長年続いているイスラエル・パレスチナ問題―
この現状を少しでも改善するために私たちができることは何かを考えると同時に、
紛争地における人権活動家として命懸けで戦われてきたラジさんの強い信念に、多くのことを学ぶ時間となりました。
以上、インターン荻田でした。