HRW LGBTディレクター関西訪問記2014/09/29 23:23

ヒューマン・ライツ・ウォッチ東京のインターン、川岸千夏です。
 
先日、HRWのLGBT(レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダー)の権利プログラム、アドボカシーディレクターのボリス・ディトリッヒが来日し、奈良、大阪、兵庫を訪れました。

この度ディトリッヒは、なら国際映画祭スペシャルトークイベント、「語そう、LGBT」にパネリストとして参加。
投資家でNGOエンジェルの谷家衛氏、活動家の家入一真氏、グッド・エイジング・エールズの松中権氏、帝塚山学院大学の西山厚氏とともに、日本におけるLGBTの問題について、それぞれの視点から議論を交わしました。 


   (左から、松中権氏、家入一真氏、谷山厚氏、ボリス・ディトリッヒ、谷家衛氏)

日本では、まだまだ認識が高いとはいえないセクシュアル・マイノリティの問題。

オランダの国会議員として、世界で初めて同性婚を実現させた立役者でもあるディトリッヒは、日本においてもっとLGBTの問題が可視化されるべきだと訴えました。


また、映画祭参加に加えて、今回の関西訪問では、奈良市の仲川げん市長、淀川区の榊正文区長、尼崎市の稲村和美市長にもお会いしました。


         仲川げん奈良市長と。


         榊正文淀川区長とレインボーフラッグの前で。


         尼崎市 稲村和美市長と(写真左)。

皆さまそれぞれの市政・区政を通してダイバーシティを推進し、LGBTの方々にとって住みやすい街を作ることに意欲的に取り組もうとしていらっしゃいました。

こうした多様性を重視した街づくりが日本全国に更に広まっていけば、本当に素晴らしいことだと思います。

以上、インターンの川岸でした。


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