【すべての子どもに家庭を!キャンペーン・国会報告】2014/06/04 15:49

民主党の細野豪志先生が5月22日に衆議院本会議で、児童養護施設出身者に対する自立支援の改善に関係する国会質問をしてくださいました!

細野議員は、「学校教育法及び国立大学法人法の一部を改正する法律案」についての質問の中で児童養護施設出身者の大学進学率の低さ(約12%)に言及し、親に頼ることのできない子どもへの経済支援の充実の必要性を訴えています。

ヒューマン・ライツ・ウォッチが出した「夢がもてない」の報告書でも、自立支援が不足していると指摘しました
これに対し下村文部科学大臣は、児童養護施設出身者に限らないが、経済的に困窮した子どもたちが大学進学をあきらめてなくてもすむように施策を充実させると答弁していました。

衆議院本会議での細野議員の質問と下村大臣の答弁はビデオライブラリからご覧いただけます。細野議員の質問は 0:50:40くらいをご覧ください。大臣答弁は0:58:47から0:59:50くらいの間をご覧ください。なお、細野議員の質問内容はこちらからご覧いただけます。今のところ大臣答弁のテキストデータはみつけられていなのですが、どなたかURLをご存知であれば教えてください。

また、この問題の根本的解決のひとつとして、特別養子縁組の推進も重要と思います。
現在の日本の社会的養護は、特別養子縁組は極めて限られており、施設入所がほとんど。それで18歳になったら財政支援もおしまいです。特別養子縁組がしっかり進めば、子どもは本当の親を持つことができるわけで、「親の支援を受けられない」状態を脱することができます。

☆どうして子どもに家庭が必要かはこちら→詳細映像

【人権ウォッチ】米国境警備隊による虐待致死事件受けて 政策が一部改善2014/06/04 16:35

アメリカ国境警備隊はメキシコからの不法入国者に対し、石を投げてきた場合には発砲するといった暴力的な対応を取っていたことが、内部調査報告書によって明らかになりました。

今後、米税関・国境取締局は基本訓練カリキュラムの改訂を行う予定です。

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