自己紹介:インターンの武藤です2013/08/01 11:33

初めまして!
この夏からHRW東京オフィスでインターンをさせて頂くことになりました武藤紗穂里です。
現在慶應義塾大学法学部法律学科の4年生で、2週間程前、カナダのマギル大学での交換留学を終えて帰国致しました。
わくわくすることが大好きで、リスキーなこと、冒険等(笑)大好きです。

人権に興味をもつようになったのはとても最近のことで、多文化国家のカナダに住んだことが大きなきっかけかなと思います。
様々なバックグラウンドをもつ人々が集まるモントリオールの地で色々な人々とふれあっていくなかで、母国の政治情勢が原因でスイスに移り住まなければならなかったタミル人の友達、同様に、イタリアに移り住まなければならなかったイラン人の友達の話を聞き 、自分がいかに恵まれた環境のもとに育ってきたかを実感しました。
将来どのように生きたいかなどと平和に思いを巡らせている自分がいる一方で、世界にはそのような選択の余地すらない人々がたくさんいます。
日本国内にとどまっていては気づくことができなかった問題だなと感じました。

日本は世界でもODA多額出資国でありながら人権問題に関しては国家・市民両方のレベルでまだまだ関心が低いのかなと感じます。
この夏エジプトの人権団体でインターンをしていたのですが、そこでのディレクターの方に「自分は世界各国人権問題のために周ってきたが、日本にだけはいまだに呼ばれた事がない。日本には人権団体はあるのか。」と言われてしまったことがとてもショックでした。
また、例えば大学の友人間でも、「人権ってなに?」と言われたり、HRWの知名度もまだあまり高くないのかなという印象を受けています。

このような現状をふまえ日本での今後の課題として、まずは国家・市民両方のレベルでの意識改革が必要であると考えます。
この分野をリードしている団体であるHRWのお仕事に携わらせて頂けて、とても光栄です。
インターン生として、できることを精一杯やっていきたいと思うので 宜しくお願い致します。