Cambodian Center for Human Rights(CCHR)が日本政府に対して声明を発表2012/12/28 17:23

ブログをご覧の皆様、こんにちは!
インターンの浅野です。

先日、カンボジアの人権を守り、民主化を進めることを目的としたNGOの"Cambodian Center for Human Rights"(CCHR)が、安倍氏に先の選挙での勝利に祝意を示すとともに、以下2点について日本政府に要請する声明を発表しました。

①カンボジア政府に、法の支配を遵守するようプレッシャーをかけること
②カンボジアの環境と社会的発展の両方に貢献できるような投資を行うこと

CCHRは、日本はカンボジアに対して多くの投資を行ってきたが、人権状況改善や民主化促進については、あまり声をあげてこなかったと指摘しました。また、上記2点を行うことは、カンボジアだけでなく日本にとってもメリットがあるとしています。

CCHR代表のOu Virak氏は、同声明に際して、
「先日の選挙において、安倍氏が勝利なさったことにお祝いを申しあげます。カンボジアで日常的に起こっている多くの人権侵害に対して、日本政府が声をあげることを恐れないような、両国にとっての新しい時代がくることを願っております。カンボジア国民は、日本を、優れた人権状況かつ大変民主化されている国家のお手本として尊敬しており、その日本からより多くの声があがることを期待しています。日本はカンボジアの人権状況を悪くするのではなく、その影響力を使い始めるべきです。日本がなにを実行するか、声をあげるべき時がきています。」
と、コメントを発表しました。

全文はこちら
http://www.cchrcambodia.org/index_old.php?url=media/media.php&p=press_detail.php&prid=335&id=5


「人権状況改善に声をあげる」ことも、日本が世界に望まれていることなのですね!