東京新聞「準警察組織に『武装部』 中国・武漢 暴力行為の増加懸念」 ― 2012/08/23 06:55
インターンの湯村です。8月4日の東京新聞朝刊の記事「準警察組織に『武装部』 中国・
武漢 暴力行為の増加懸念」で、HRWの報告書が触れられたのでご紹介します。
中国の「都市管理行政法律執行局(城管)」は当初、環境衛生・道路交通を行う都市の行政機関として設置されました。そのため、罰金などの行政処分はできるものの、身柄の拘束や逮捕の権限はありません。湖北省武漢市に、城管の武装組織である「武装部」が新たに作られました。しかし、中国全土でデモなどが多発している中で、取り締まりのときの住民への暴力行為が懸念されています。
「一方、国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウォ
ッチ(本部ニューヨーク)は五月、城管が取り締まりの際に暴力を振るい、違法な拘禁・財産没収など人権侵害があるとの報告書をまとめている。」
HRW資料
プレスリリース 横暴な「城管」隊員 民衆の怒りを煽る
(英語)