HRWニューヨークオフィス訪問のご報告 後編2012/05/25 21:39

インターンの山田です。引き続きニューヨークオフィス訪問報告の後編です。

Ivyの次に会ったのは中東・北アフリカ (MENA) 部門のアソシエイトであるDavid Segallです。Davidは大学院でイスラエルとパレスチナの現場に赴き活動したり、修士論文ではイスラエルとパレスチナについて執筆した後HRWで働いているスタッフです。

現在は現地調査員のアシストで自分も現場に動向をしたり、オフィスでも調査や編集などに携わっています。以前から興味があったアメリカが中東情勢に与える影響について、アメリカ国内でのロビー活動、アドボカシーという観点から話を聞くことが出来ました。




最後に話を聞かせてもらったのは、アジア部門のアソシエイトであるJake Scobeyです。Jakeは大学卒業後はケニアで土地所有や腐敗問題に関する活動に関わった後HRWで働いており、アソシエイトとしての仕事は、担当地域は違いますがMENA部門のDavidと大体同じようでした。

主に聞かせてもらったのは、私の関心があるアフガニスタン関連の話です。現地ではどうしても治安情勢に注目が行きがちで、政治的暴力、女性の権利など人権にまつわることへの関心・取り組みが弱くなったり遅くなりがちだとのこと。

部族間の利権や腐敗といった問題も複雑に絡んでおり、そんな中粘り強く活動を続ける調査員やHRWの活動の意義を改めて感じました。



美奈さんからもニューヨークオフィスでのインターンの様子を伺ったり、オフィスを見学させてもらったりしました。以下は仕事中のアジア部門のスタッフの方々の写真です。

アジア部門の皆さん

業務で忙しい中快く訪問を受け入れてくれたニューヨークオフィスの皆さんに、この場をお借りしましてお礼申し上げます。

以上、ニューヨークオフィス訪問のご報告でした。引き続きワシントンD.C.オフィスのご報告をしたいと思います。

山田

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