HRWマルチメディア:ティム・ヘザーリントン「境界を越えて」①2011/11/25 15:23

こんにちは、インターンの湯村です。リビアでの暴動を取材している最中に命を落としたフォトジャーナリストティム・ヘザーリントンさんのHRWによる特集をご紹介します。今回はビデオです。




Tim Hetherington (1970-2011)
ティム・ヘザーリントンは、写真家・映画制作家・ジャーナリスト・人権活動家・芸術家でした。表現や発表の方法、創作内容に境界を見つけることはありませんでした。彼は明確にビジョンを持った人で、紛争を写真・映像・体験記・証言を使って説明して人間性のあるものにし、人間のあり方に光を当てました。
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ティム・ヘザーリントンは、スーダンのダルフールでの紛争の波紋を調査するため、HRWとチャドへ行きました。この映像は、Djawara村での調査結果を取りまとめたものです。村では、スーダンの民兵組織ジャンジャウィードと、チャドの徴兵によって、2006年4月に2日間に渡って118人が殺害されました。
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ティム・ヘザーリントンは、リベリア紛争、その余波、そしてリベリアの人びとへの影響を取材しました。紛争後、彼は国連安保理のリベリア制裁委員会で調査員を1年間勤めました。著書『Long Story Bit by Bit: Liberia Retold』は、最近のリベリアの権力の力学、国際的な共犯、そして正義の探究について探っています。
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リベリア紛争とその余波を取材してた数年間、ティム・ヘザーリントンは、国内の荒廃した建物に見つけた紛争に関わるグラフィティ(壁の落書き)を撮り収めました。その絵が明らかにするように、レイプや性的暴力はリビア紛争中に常に行われていました。
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