ご参加下さい!:北朝鮮の人権 国際会議 ― 2011/09/02 17:08
北朝鮮での深刻な人権侵害を止めるため、15カ国以上から人権NGOが東京に結集し国際会議を開催します。皆様もぜひご参加下さい!
20万人とも言われる子どもや女性、罪のない人びと強制収容所で奴隷化され拷問などの虐待にさらされている隣の北朝鮮。また、90年代には人口の10%に該当する人びとが餓死したとも言われています。北朝鮮政府による人権侵害は、日本で有名な拉致に限りません。
さて、この悪名高い政治犯収容所を生きぬき脱北した3名の脱北者、そして未だに娘2人と妻が犯収容所に捕らえられている男性の合計4名が、東京で開催される国際会議に出席するため来日します。
※※※※ 北朝鮮 人権 国際会議 ※※※※※
日時: 2011年9月7日(水)午前9時15分~16時45分 (開場:午前8時45分)
場所: 明治大学 駿河台キャンパス アカデミーコモン2階 ビクトリーフロア (御茶ノ水駅、神保町駅 から徒歩3分)
参加費:無料、日本語 英語 通訳付き
参加方法:事前申込制となっております。以下のURLに事前に登録してください。
http://bit.ly/ppCgZd
【プログラム】
第1部(午前9時15分~12時予定)
●金泳三 韓国元大統領からのビデオメッセージなど
●被害者による証言
金泰振 キム・テジン:
脱北者(元ヨドク強制収容所収容者)Democracy Network against North Korean Gulags代表
金恵淑 キム・ヘスク:
脱北者(プクチャン強制収容所に28年間収容されていた)
鄭光日 チョン・グァンイル:
脱北者(元ヨドク強制収容所収容者)
チャールズ・ジェンキンス氏:
拉致被害者、曽我ひとみさんの夫
【昼食休憩】
第2部(午後1時~16時45分終了予定)
●Amnesty Internationalの北朝鮮に関する映画・写真
●国際NGOによるパネルディスカッション
●日本の国会議員、欧州大使館代表、韓国人権委員会、国連関係者等によるパネルディスカション
※プログラムは都合により変更の場合がございます。あらかじめご了承くださいませ。
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来日する脱北者のひとりオ・ギルナム氏は、韓国生まれ。ドイツに留学し、経済博士号を持つエリートです。しかし、彼は若いころ軍事独裁政権下の韓国で民主化活動に関与し、そのため韓国政府にうとまれ活躍できなかった一方、北朝鮮政府から活躍の場を与えると約束され北朝鮮にわたったのです。しかし、約束は守られず北朝鮮の実態に絶望した氏は1992年に脱北を決意。しかし、妻と娘たちを北朝鮮から連れ出すことができませんでした。以来、オ・ギルナム氏の妻と娘2人は、北朝鮮の15号ヨドク政治犯収容所に拘束されたままとなっています。