朝日新聞:デモ強硬鎮圧のシリア、それでも国連人権理事国に立候補2011/05/10 15:43

(2011年5月10日)

市民デモへの強硬鎮圧を続けるシリアが、国連人権理事会(本部・ジュネーブ)の理事国選挙に立候補し、国際社会や人権団体が反発を強めている。当選の可能性があり、理事会への信頼が失われるとして、立候補辞退を求める声も出始めた。

 人権理事会は先月29日、反政府デモ参加者への武力鎮圧を理由にシリアを非難する決議を採択した。西側諸国のある外交官は「非難決議を受けた国が理事国になれば、理事会の信頼が失われる。シリアは立候補を辞退すべきだ」と朝日新聞に語った。

 国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチ(本部・ニューヨーク)も「シリアを当選させることは被告を陪審席に座らせるのと同じ」という声明を出した。

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